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くだものの「だ」と、けだものの「だ」

くだものの「だ」と、けだものの「だ」が一緒だと知り、非常に驚きました。「だ」の、「~の」を意味する接続助詞だそうですね。 「木の物」が「くだもの」になり、 「毛の物」が「けだもの」になったそうですね。 この「だ」は、ほかに用例を知らないのですが、他に使用されている例などあるのでしょうか、ご存知の方お教え下さい。

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  • sunasearch
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回答No.3

下記、参考URLでは、「くだもの」と「けだもの」についての上記の説に異論を唱えて、 >以上のように、クダモノは「汁が多いもの」、ケダモノは「群れるもの」という意味である。 という結論を導いています。 他の用例は、いろいろ探しましたが見つかりませんでした。

参考URL:
http://www.taka-aki.com/personal_note/tamil/tamil20.htm
brucelee
質問者

お礼

非常に参考になりました。 有り難うございます。

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その他の回答 (2)

noname#14748
noname#14748
回答No.2

 「だ」が「の」と同意の格助詞だった(「な」の転)、というのは、たぶん大野晋氏の説でしょう。他に同様の語を見つけるのは困難と思われます。  No.1の方がおっしゃる「つ」という格助詞はもっと広く使われたようですが、こちらも上代の内に固定化されて、それらが今に残っているようです。  「天つ風」「沖つ鳥」「時つ風」「上つ瀬」「まつ毛」などです。以後固定化されたものが存在するだけで、新たな形で使用することは少なかったようです。  こうした古い語の類は、「いわゆる」「あらゆる」の「ゆる」もそうですね。

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回答No.1

ごめんなさい。類する語は存じません。 が、「まつげ」なんてのはいかがでしょう。「目の毛」ということなんですが。つまり、「つ」が「~の」という意味になります。

brucelee
質問者

お礼

有り難うございます。 「まつげ」の「つ」なら、「天津祝詞」「遠つ世」などいくつか思い当たるのですが・・・

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