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ECUとパソコンの仕組みの違い
自動車に使用されているECUと家庭用のパソコンの仕組みの違いを教えてください。また、それと同時にパソコンとシーケンサの仕組みの違いも教えてください。
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エンジン制御コンピュータは、各種センサー(温度、排気量、回転数、etc)の状況を判断し、あらかじめ組み込まれた最適パターンを元にエンジンをコントロールします。そのため単純な演算ができればよく、周辺やメモリーも小規模なものを搭載しているだけです。 シーケンサーは上記のコンピュータに、汎用的に使用できるように、ユーザプログラミング機能や、汎用入出力機能、ステータス表示機能を追加したものです。 豪華なシーケンサーは液晶などの表示機能もあります。 パソコンは、大量のデータや大量の画像処理を行うため、HDなどや、メモリー、グラフィック機能の大規模なものを装備しています。 たとえば1+1の計算をするとき、ECUでは、1+1を1つの計算とするとそれを処理しメモリに格納して結果を出力するために10から20の演算をします。 それに対してシーケンサでは、1+1を計算するのにインタープリタやモニターソフトなどが走り100から200以上の計算をします。 パソコンなら 1+1を計算するのにWindowsやEXCELソフト、グラフィックドライバ、キーボードハンドラーなど、1万以上の主目的以外の計算を必要とします。また犬やペンギンの絵などを出すためその絵を格納するHD領域が必要になり、1+1の計算以外のものが大量に処理されなければなりません。 デンソーEFI http://www.denso.co.jp/CARPARTS/japan/product/engine/gas/gas1.html インテル入っているhttp://www.intel.co.jp/jp/products/i/chipsets/95 5x/955x_diagram.gif
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基本的な原理は全く同じです。 ただし、使用されているソフトウェアや装備が異なります。 パソコンでも、シーケンサやECUの役割をさせようと思えばできないことはありません。 WindowsなどのOSを使わずに、アセンブラやCなどでプログラムを開発すれば、高速な動作を要求される制御にも使用可能です。 (耐久性設計の違いはありますが)
お礼
ありがとうございます。大変わかりやすかったです。 ハード面の違いは、パソコンにはプロセッサが使用されているということぐらいですか?