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経鼻栄養から経口摂取へのみちは?

父(74歳)が誤嚥性肺炎で入院し、経鼻栄養&入院中経口摂取禁止になってしまいました。脳梗塞を3年半前にしてリハ病院退院後は在宅介護をしておりました。当時後遺症としての嚥下障害はなく、普通食を自分で麻痺の無い左手で食べてきていました。今般、風邪をきっかけに腎機能が低下し食欲がなくなり口に入れたままうとうとしてしまうこともあり、誤嚥性肺炎を引き起こしたと思われます。父は失語症ではっきりと言葉では表せないものの、「食べたい」という意思表示を頻繁にしています。見ているほうもかわいそうでなりません。現主治医は肺炎の再発を予防するために経口摂取は絶対にダメと言われます。もう入院1ヶ月です。そろそろ全身状態が落ち着いてきたら次の転院先を検討しなければなりません。心臓の不整脈や腎臓の問題があり(入院中にかなり改善はしましたが)老健ではなく病院(療養型病床または一般病棟)を希望しています。問題はいわゆる「嚥下リハビリテーション」を行ってくれる病院かどうかです。口から食べる能力をきちんと検査で専門的に判定してもらい、言語聴覚療法士がいて吸引機もある安全な状態で何をどういう体勢でどのように食べさせられるのかを調べていただきたいと思っています。しかし現実的には1ヶ月の入院で父はベッドから出られない状態です。今はギャッジアップして座位をとる時間を長くする練習中です。(以前は一人で車椅子にも移乗できていました)この状態では嚥下の検査を受けることもリハも難しいのではないか、経鼻栄養のまま療養型の病院で体力をつけてからのほうが良いと主治医は言われます。嚥下の検査や評価を専門的に受けたほうが良いとは思いますが、それ無しでも一般的な療養型の病院では、経鼻栄養の患者にゼリーなどの摂食練習などはしていただけるのでしょうか?一日でも早く、スプーン一杯でも父の口に入れてやりたいのです。どうしたら良いのでしょう?

みんなの回答

noname#97807
noname#97807
回答No.3

取り急ぎ、いくつかのアドバイスです。 ただ、あくまでも「こういう方法もありますよ」ということであり、 「こうしたほうがいいですよ」というわけではないことをご理解ください。 No.1の方もおっしゃっていますが、 嚥下訓練をするにあたって、経鼻経管栄養のチューブは本当にやっかいなものです。 ただ邪魔になるだけではなく嚥下機能に悪影響を及ぼしますし、 細菌がいっぱいついて肺炎を起こしやすくなります。 胃ろうの適応やメリット・デメリットについて お聞きになられてはいかがでしょうか? とはいえ、そのメリット・デメリットをきちんと把握している医師も まだまだ少ないような気はしますが。 それから、お住まいの都道府県にも「言語聴覚士会」があるかと思います。 「○○県言語聴覚士会」と都道府県名を入れて検索してみてください。 お近くで嚥下リハをやっている病院がないか尋ねられてみるといいと思います。 サイトをもっていない県士会もあるようですので、 その場合は「日本言語聴覚士協会」でもいいかと思います。 嚥下障害に関しては「嚥下障害支援サイトswallow」が 参考になるかと思います。 こちらのURLをご紹介しておきますね。

参考URL:
http://www.swallow-web.com/
pipinoko
質問者

お礼

具体的な情報を本当にありがとうございます。主たる栄養は今後一生経口以外に頼ることになるでしょうから胃ろうについてもネットで情報を集めており今後の検討課題ですが父は昔胃2/3摘出しており胃ろう専門医の診断が必要と思われます。当地の言語聴覚士会も明日問い合わせて見ます。嚥下訓練は誤嚥性肺炎のリスクがつきものと承知の上で、私達家族は父に一日一匙でも食べさせてあげたい。そしてもう一度でもいいからニッコリ笑ってほしい。もし今失語症の父の本当に言いたい事がわかるならどんなに良い事でしょう・・・

pipinoko
質問者

補足

もしかしてSTの方なのでしょうか?わかる範囲でお教え頂きたいのですが嚥下リハはやはり嚥下のみに問題があり全身状態の良い患者でないと受入れられ難い、ましてリハ専門病棟では尚更、ということはありますか?療養型病床ではSTがいるというだけでは吸引のできる看護師の数が摂食訓練につききりになる余裕が無いので実際に経口摂取はして貰えないとも嚥下訓練に際して誤嚥性肺炎を再発しても家族の了承の上と念書を取られるとも聞きましたがどうなのでしょう?(念書を書いたら食べさせてくれるなら書きたいですが) いえ、すみません、もっと冷静にならねば・・。どうも色んな壁が高すぎる気がして行き詰まっております。

  • megu_7
  • ベストアンサー率33% (147/438)
回答No.2

文面から察するに、お父様を思うがゆえに、あなた様のお気持ちがかなり先走っていらっしゃるようにも伺えます。 加齢、長期寝たきり、意識レベル等、様々な因子から「誤嚥性肺炎」は起こりえます。ましてや、完治しない間に無理に経口摂取をしてしまうと、ほぼ100%再発してしまいます。 もちろん、食への欲求は人間の根本的な欲求でもあり、お父様の場合、「食べたい」という意思表示を頻繁にしていらっしゃるとの事。 お父様を思うがゆえ、焦るお気持ちも分かりますが、まずは既に主治医からの説明にもあるように、しっかり誤嚥性肺炎を治される事が賢明ではないでしょうか? ちなみに。 摂取中、お父様はしっかり覚醒されていらっしゃいますか? 入院中はどうしても活動量も低下し、昼夜逆転してしまったり、日中傾眠がちになり、ウトウトした状態での経口摂取は大変危険です。 現在、ギャッジアップして座位をとる練習中との事ですが、そういった姿勢の保持も大切でしょう。 ご本人様はもとより、ご家族の方々も・・・どうしても以前のような状態に戻る事が、イコール「ゴール」だと思いがちですが、今のお父様の病状や日常生活のレベルを認識され、その中で可能な事を見出されるのもまた大切な気がします。 確かに、経口摂取の出来ない患者様に対しては、他に「経鼻栄養」や「胃瘻増設」そして「IVH」といった方法も可能です。 どの方法を選択されるのかはご本人様・ご家族の皆さんが担当医とよく話し合われた上で決定されるべきですが、いずれにしても根本的な原因をまずは解決される必要があるでしょう。 漠然としたコメント、申し訳ありませんでした。

pipinoko
質問者

お礼

頂いたご回答に心よりお礼申し上げます。入院中はどうしても活動量も低下し昼夜逆転してしまったり日中傾眠がちに・・とのご指摘その通りです。今は一切経口摂取しておりませんが口腔ケアやマッサージ等もっと刺激があれば覚醒時間も長くなるのではと思いますが・・ようやくPTさんがベッドサイドに来てのリハが始まりました。元々風邪で使用した抗生剤の影響で腎機能が低下したと言われており肺炎の点滴も1週間で終えて心臓や腎臓の状態を観察している状況です。

pipinoko
質問者

補足

家族の気持ちが先走っているというご指摘、ありがとうございます。肺炎は抗生剤の点滴も1週間で終え改善いたしましたが、以前のような状態に戻る事、は理想ではありますが到底夢のような事だと母以外の家族は理解しております。ただ、父の人生にあとどれだけの時間が残されているかと考えた時、正直次の正月を迎えられるのか、またこの夏を越せるのかさえ保証はないと覚悟もしはじめつつ、今の状態のまま食べることを一切我慢させたまま希望も楽しみも自由も無い入院生活を長引かせたくは無い気持ちが押さえきれません。

回答No.1

お父様の具合いかがでしょうか。 なかなか難しい問題ですね。まず主治医のご専門はどのような分野なのかと気になりました。確かに誤嚥性肺炎では食べて欲しくないのですが、嚥下訓練しなければ機能は落ちていきます。また、経鼻での栄養なのでが、嚥下を考えたの時には胃ろう(胃に直接チューブを通す方法にしてしまった方が嚥下訓練しやすい場合もあります。 それで、セカンドオピニオンを受けられましたか?一人の医師の回答だけでなく、何人かの医師の診断を受けてみることをおすすめします。できればリハビリテーションを専門にされている先生がよいでしょう。 質問者様の文章を見る限り、嚥下の検査はできるような気がするのですが。 それから、きちんと嚥下の診断をなされないとそれに基づいてリハビリテーションのプログラムを組むので医師の診断は必要だと思います。すなわち診断がなければリハビリもしてもらえないことが多いと思います。 あと病院さがしですが、これといったサイトがないですね。しかし今は「嚥下外来」といった外来も設置されている病院も多数ありますので、ぜひこういったところで相談されるのもよいと思います。(URLはあくまで一例をのせておきます)

参考URL:
http://www2.city.minoh.osaka.jp/HOSPITAL/DEP/REH/ENGE/gairai.html
pipinoko
質問者

お礼

ご回答を頂き本当にありがとうございます。ご紹介頂いた参考サイトの一文に「検査結果や実際の食べ方・飲み方などから医学的根拠に基づいて、その かたに合った食物の選定や食事中の姿勢の取り方の指導を行います」とありました。これが私達の求めている事そのものですが実際これを受けられるまでの道が険しそうです・・本人が受診できなくても家族が代理で相談に伺えるかいくつかの嚥下リハのある病院に当たってみようと思います

pipinoko
質問者

補足

主治医は循環器内科医です。持病の心房細動とワーファリンコントロールで通院しておりました。入院以来心電図は24時間です。胃ろう等、次段階の栄養法については転院先の病院で落ち着いてからそちらで相談するようにと。大きな総合病院ですがSTもリハ専門医もいない急性期病院です。外部の医師にセカンドオピニオンを求めたですが今はまだ本人が外部受診できる状態ではありません。なんとか嚥下の診断を受けたいと思います。

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