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名誉毀損?

建物外側、商店街アーケード軒下のコンセントから看板の電気を取っている人に、商店街の役員として「このコンセントはどこの電気か?」と聞いた。 そのときは「これはうちの電気」と答え終わったと思っていた。 数日たってから「盗電の疑いを受けた、心身ともに疲弊し寝込んだ、商店街の組合を名誉毀損で訴える」とのこと。 ちなみに当該人物は商店街の組合員ではありません。 はたして、名誉毀損として訴えることが出来るのでしょうか?また、大人の対応としてどうしたらよいでしょうか?

質問者が選んだベストアンサー

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回答No.3

1.訴えには刑事告訴と民事告訴の2種類があります。 2.刑事告訴については、当該人物の方は警察に被害届や告訴状を提出することが「告訴」のスタートポイントになるでしょうが、No1やNo2の方が述べておられるように、この件で名誉毀損で警察が動き出すことはまずないでしょう。当該人物の立場を考え、質問者が警察から電話や訪問、呼出を受けることがあるかも知れませんが、それは素直に状況を話されれば良く、刑事告訴にすると警察や検察が判断することは無いと思われます。 3.民事告訴については、当該人物の自由意志で可能でしょう。この場合は、「盗電の疑いを受けたことにより、心身ともに疲弊し寝込んだ。この損害を賠償せよ」ということが告訴の理由になるでしょう。しかし損害賠償請求には、ある種のハードルがあって、それは具体的損害賠償額の立証責任です。これが出来ないと裁判所は、100%当該人物の言い分を認めたとしても、判決は「原告主張は正当なるも具体的損害は認められないので本件却下する」という結論がありえることになります。 4.要するに、当該人物はたとえ寝込んだとしても「では、寝込んだことによる損害金は幾らですか?」という裁判所の質問に証拠文書を付けて答えられない限り、本件、勝訴は確実でしょう。当該人物が、どんなに法外な損害賠償金を請求したとしても、その損害金が具体的に証拠によって証明されない限り、裁判所は損害賠償を認定できないでしょう。 5.「このコンセントはどこの電気か?」と聞かれたら正直に答えれば良いのであって、やましいことがなければそれでおしまいの話でしょう。質問することが名誉毀損なら、「ならば言論の自由はどうなるのでしょうか?」という質問を発するのが、第一の大人の対応と私は思います。相手の方にも、相手の方が普通の人ならこの事を伝えると良いでしょう。(大人の対応として、こういう毅然とした対応があります。但し言い出すTPOについて要注意でしょう。) 5.当該人物が「名誉毀損で訴える」ということについては、この本質は私の考えでは「地域コミュニティの崩壊の行き着く姿」に見えます。地域コミュニティが崩壊すると、つまらないトラブルでも殺人事件が起きかねない昨今です。当該人物が「告訴する」というのは、今の時代では冷静な方でしょうと考えてはいかがでしょうか。 6.最近、変人奇人のニュースであふれています。質問者は、機会を捉えて隠さず、商店会の役員の方々に良く状況、実情を説明すると共に、自分自身やご家族に対し、万一の事態に備えて犯罪警戒モードに入ることをお勧めしたい位です。「告訴する」ならどうぞで済まし、それ以上の事態、つまり犯罪自体に発展しないよう、万全の策を、考える限り実行されることをお勧めします。刑事・民事いずれの場合でも、告訴はされてもその結果については心配なく冷静に対応すれば、済むでしょう。問題は告訴以外の事態です。当該人物の動静に、犯罪に走る可能性は「ないか、十分注意してはいかがですか?

torazou
質問者

お礼

理路整然と要点が述べられ、とても参考になりました。 これで【法律的には】安心して次の対応が出来ます。 法律以上のご注意も心しておきます。 ありがとうございました。

その他の回答 (2)

  • gamasan
  • ベストアンサー率19% (602/3160)
回答No.2

商店街の中に店があるのに 組合員でないのですか そこら辺に何か背景がありそうですが その場でニュアンスも含めて どう言ったかにも よりますが 疑われたということで 精神的苦痛を受けた というならまだしも 名誉毀損にはあたりません 質問者さんもそのコンセントの設置場所を見れば 共有部分の電気かどうかくらいはわかりそうなもので 不用意な質問でしたね まぁ通常この程度で慰謝料を請求されることは無いと 思いますし 因果関係を証明するのは困難でしょうね

torazou
質問者

お礼

ご指摘のとおり、前々より十分なコミュニケーションが取れない方でした。 そのような人に、不用意な質問であったことは重々反省しておりますが、謝罪に応じず告訴するとのことで、困っていました。

回答No.1

名誉毀損の成立要件は、 「公然と事実を摘示し、人の名誉を毀損した者」 これの「公然と」とは、 不特定多数の人が注目する前でという意味です。 よって、お尋ねの件については、 名誉毀損の要件を満たしておりません。        大人の対応としては、  『そのような意図はなかった。 勘違いさせたのであれば謝罪します。』 と謝罪して、 それでも食い下がってきたら無視ですね。       

torazou
質問者

お礼

名誉毀損の要件を満たさないとのご助言、感謝します。 謝罪はすでに終わりました。告訴は取り下げないとの返答でしたが、上記のご助言で、いくらかホッとしました。 ありがとうございます。

torazou
質問者

補足

まあ、自分が病弱なのに、あらぬ疑いをかけられた被害者であると、誇張して周りに言いふらしているようです。 無視だけですめばよいのですが・・・