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常任理事国

先日から紙面で騒がれ出した日本の常任理事国入りの問題ですが、ズバリその可能性はどの程度だとお思いですか?また、ドイツと比較するとどうでしょうか!?

みんなの回答

  • cello1405
  • ベストアンサー率30% (3/10)
回答No.8

おじゃまします。 確かにほとんどの国が日本常任理事国入りを支持している中で、中国が拒否権を使っても意味がないことは理解できるのですが、では表面的に賛成するとなると、今度は中国国内にはだかる内部からの圧力をどう抑えるかが問題となってくるのではないでしょうか。中国は上海や深センなどの都市部と内陸の農村部の経済格差が激しいばかりか政府の腐敗も問題ですし、民衆はなにかとあればすぐに一揆を始めるでしょうから、毛沢東や鄧小平のようなカリスマ的リーダーが育っていない状況でやたらなことはできないのもひとつあると思います。その点は皆さんどうお考えでしょうか・・・?

  • FM-8
  • ベストアンサー率39% (65/164)
回答No.7

日本の常任理事国入りは,それ単独では成立は難しいでしょう. 現在も,日本は,「非常任理事国」であるので, 常任理事国を目指す以上は,それ以上の地位を確保したいと言うことです. 時期的に見れば,拠出金の額にしても, 自衛隊の海外への派遣など海外支援の体制も 徐々に支持を得ており,日本がなれない理由は 見あたりません. 理由とか資格とかを言えば,現在の常任理事国 はたいてい,「世界紛争の影の黒幕」で,ほめられたものではありません.だから,もともと資格議論はあまり価値が無いんでしょうね. むしろ,安保理加盟国の意見を代表できるかどうか がこれからは重要だと思います. 全会一致では,なにも決まらないし,スピードも要求される.そんなときには,「信頼できる執行部」が必要なんです. 国連改革の一環として,常任理事国を目指すのなら,価値がありますし,なれると思います. ドイツとの比較とは,過去の問題(第二次世界大戦)を精算しているかどうかと言うことを問われているのかもしれませんが,ドイツと日本を比較して,どちらが,より反省しているのか?という議論をしているようでは, 常任理事国は無理だと思います.そういう議論は,過去に戦った中国や領土問題を抱えるロシアの利益を考えているだけのものです. イラク戦争において,安保理は,機能しませんでした. 機能しなければ,存在する価値はありません. そう考えれば,安保理改革は必要で,日本の常任理事国も可能性は十分あると思います. しかし,現在のように,過去の栄光にしがみついた 戦勝国サロンのような状態では,安保理は有名無実化 してしまうでしょう. これを多少でも怖がっているのは,北朝鮮ぐらいでしょうね.

  • modoki666
  • ベストアンサー率27% (29/106)
回答No.6

国連改革のためには、日本が常任理事国入りすることによって、どの地域の代表国になるのかという意識が必要なのですが、その点についての明確な意思表示をする必要があると思います。 アフリカ諸国にODAを倍増するのもいいのですが、それなら、やはりアジアアフリカ諸国の代表としての常任理事国というスタンスを明確にするべきだと思います。 残念なことですが、今の中国は自国の事だけに目が行きがちで、アジアの代表という意識は全くといってありません。 国連が戦勝国の連合体という実態から、国際的な枠組みへと変化させようと努力しているのにもかかわらず、現在の常任理事国のエゴむき出しの態度が、国際問題を、より深刻な問題へと変えています。 戦前の反省やアジアの代表としてODAや国際協力も行ってきたのですが、残念なことに、そういう視点が薄れて国際的な地位としてのみ考える人たちが増えてきたのも事実です。 私としては、中国や韓国との問題にばかりに、目を取られることなく、戦後の歩みをもっと知って、本当のアジアアフリカ諸国の代表としての常任理事国になってもらいたいのですが、今の政治家たちが、国際的な視野などそっちのけで、政治をやるのであれば、おそらく、戦後の国家としての戦略を明確に出しているドイツだけが、常任理事国に入り、本当のアジアアフリカ諸国の代表がいない形での国連になるのではないかと危惧しております。 日本は明治の理想を保ち、戦前の歴史にこだわらず、戦後の国民の努力をもっと評価して、常任理事国になってほしいです。

  • piro115
  • ベストアンサー率62% (5/8)
回答No.5

私はNo.4の方の意見を支持します。実際に見てみても国際的にはほぼ日本を支持する方向で固まっていますし、今現時点において、日本の常任理事入りを反対しているのは、中国及び韓国ぐらいな物です。 両国が日本の常任理事を反対するの理由としては、第二次大戦の保証が十分ではないということが理由となっていますが、いざ実際に可決する時にこれだけの理由では弱いでしょう。理由としては、色々ありますが、一番大きな理由は相手の求めた謝罪を日本の首相や天皇がきちんと公式の場で謝っており、また終結時に多額の賠償金やその当時の韓国や中国に有った日本の所有物を全て放棄することで、両国間の合意は取れているからです。 それと、両国とも非常に面子を重視する国であり、また伝統的に日本を格下に見る傾向があるので、それが常任理事入りすることによって、自分より格上もしくは同等の位置に来ることを嫌がると言うのもあると思われます。 しかし、中国が実際に拒否権を発動するか否かに関してですが、これはしないというより出来ないと言った方が正しいと思います。 実際に可決する場において、中国以外が全て賛成している場面で拒否の行動を取った場合、国際的に孤立してしまうのと、日本からの投資が一時的にでも冷え込む可能性を考えると、拒否権の発動は難しいと思われます。 さらに、今回の件において、英仏が積極的に賛成、露米が賛成という立場を取っているので、最終的には棄権、もしくは消極的な賛成の立場を取るのではないでしょうか。 さらに、コフィ・アナンが記者会見だか検討の席上で日本に常任理事して欲しい事を、思わずもらしていますし、可能性は非常に高い、というかほぼ確実なのではないでしょうか。 但し、日本が常任理事入りをしたとしても、拒否権が与えられる可能性は薄く、立場としては永年非常任理事と同じになります。それでも、PKOは当然としてPFOへの参加を求められることになると思われるので、その際は憲法第九条の改正等も視野に入れなければならないかもしれません。 以上のことを加味して考えた場合、 1)日本の常任理事入りはほぼ確実である。 2)ドイツと比較しても、その差はほぼ無い。もしくは同一であると考えられる。 3)唯一の懸念材料は拒否権を持つ中国で有るが、実際に発動する確立は低いと思われる。 4)但し、中国がなりふり構わない行動をとった場合はどうなるか分からないという形になると思われます。 まぁ、意外と4番が発動する確立も高そうなんですけどね・・・。今後の中国世論と日本の外務省の頑張り次第だと思われます。

final_anser
質問者

お礼

ありがとうございます。アナンさんが口を滑らせた事は果たして追い風なのでしょうか…

  • fairpol
  • ベストアンサー率33% (2/6)
回答No.4

まず結論から申し上げますと、我が国の常任理事国入りは確実な情勢です。 その主だった根拠は以下のとおりです。 (1)国連加盟国のうち、我が国のODAによる支援を受けている国々は全体の85%以上にも上ること。もちろんその中には現常任理事国の中国やロシアも含まれます。 (2)また先日、政府がアフリカ(採決の祭に票田となる)を中心に現行の支援額の2倍を限度にODAの増額を決定したこと。(根回し) (3)現常任理事国の中で英仏は我が国を強く支持(アメリカの一国独裁を防ぐため、我が国のみならず常任理事国をもっと増やしたい)、米は言わずもがな(明確な支持はないが、強固な見方を作りたい)、露はアレクセエフ外務次官が「(日本への)協力を惜しまない」と明言。 (4)となると問題は中国ですが、いくら拒否権を持っていようとも中国以外の常任理事国が賛成する以上、ここで拒否権を発動してしまったら国際的な孤立はまず避けられません。さらに昨年9月時点で、外交部報道官が「日本が国際問題においてさらなる役割を発揮するのを希望している」と明言しております。現在のところ、中国は正式な政府見解では賛否を明らかにしておりません。 (5)国連が日本の常任理事国を強く支持していること。先日、アナン事務総長が思わず口を滑らせて「アジアから2カ国選出されるのが望ましいが、それは日本ともう一カ国だ」と明言。 (6)現在までのところ、我が国の常任理事国入りを明確に反対しているのは韓国とイタリアの2カ国だけですが、他の加盟国に反対する根拠はまずありません。 我が国が常任理事国入りを果たせると思われる根拠はまだまだありますが、以上が主だった根拠です。 とにもかくにも、日本国民である以上、 我が国の常任理事国入りを強く支持していきましょう!!!

final_anser
質問者

お礼

アツイ書き込み、ありがとうございます。私も支持派です。

回答No.3

可能性となると中国が反対すると絶対的に入るのが無理なので、なかなか厳しい状況ではないでしょうか。 あとはロシアがどうててくるかが気になります。 私個人の意見としては、日本は常任理事国入りするべきだと思いますし、してほしいと思っています。 日本が常任理事国に入っても、アメリカ票が一票増えるだけとかと言う意見もありますし、今の国連 のあり方自体に疑問の声もあります。 ですが、常任理事国入りしなければ、国連での様々な情報がアメリカ経由でなければ入ってこない と言う点と日本の主張が反映されにくいと言う状態がずっと続くことになると思います。 ちなみに日本は米国に次いで第二位の国連分担金を払っています。第三位のドイツの2倍強です。 お金だけ払って、それに見合うだけの発言力が無いって言うのもどうなんでしょうか。 結局のところ、常任理事国入りをしないと今の日本の立場を変えることも難しいのではないのかと思います。 すいません、少し話しがそれてしまいましたが、日本の近隣諸国、特に中国が反対できないような 状況を作ることが大きな課題だと私は思います。

参考URL:
http://www.mofa.go.jp/mofaj/gaiko/jp_un/
final_anser
質問者

お礼

ありがとうございます。私も同様の不安と言いますか展望を抱いております。

  • SCNK
  • ベストアンサー率18% (514/2762)
回答No.2

だいたい頭を下げて、成らせて下さいと頼んでなるものだと思っていることが間違いです。あれは戦勝国のなかでも、特に床の間に特別席を設けて、たてまっつているものなのです。早い話し、常任理事国が文句を言い出すと、国連が機能しなくなるから、特別な地位を与えてなだめているのですよ。 成れるなら成るに越したことはないのかしれませんが、日本が果たしてそれ程の力があるものなのでしょうか。本来なら国連から常任理事国になってくれと頼まれてなるものですが、日本が成らないと困るくらいの力はとてもありません。それどころか中共などからとんでもない取引材料でも食わされて成るくらいなら、成らない方がましです。 成ったところで、安保理をリードできるような軍事力も諜報力もありません。まあ可能性はないと思ったほうがよいでしょう。 ドイツは、今やNATO域外にも派遣できる軍隊と、BNDなどを持っています。日本など及びもつきません。

final_anser
質問者

お礼

日本の常任理事国入りを楽観視する傾向にある中の辛口の意見ありがとうございます。

  • Kyonsama
  • ベストアンサー率11% (34/285)
回答No.1

まだ政府からも楽観論は出ていません。 P5すべての国の賛成が必要みたいですね。とりあえずアメリカが日本の常任理入りを強く支持すると言いましたが、アメリカはあまり常任理が増えるのは好ましくないと考えているようなので、日本が進める4カ国増の案だと少し難しいかもしれません。 日本が4カ国を進めるのは、中国対策です。中国はインドの常任理入りを支持しているので、一緒に合意をとりつけちゃおうなんて算段ですね。でも、インドの常任理入りには、パキスタンが警戒心むきだし・・・ロシアも日本にはだめだし状態です。 独仏などは日本を支持しているみたいですよ。 今日の新聞にはいやなことが書いてありました。日本は4カ国とか言っているけど、いざとなればドイツさえも切り捨てて、自国だけ入ろうと考えているかも、との意見がささやかれているようです (苦笑 私見では、アナン事務総長が国連改革で日本の常任理入りを肯定的に解したことが以前あったので、いけると思ってるんですけどね。 ドイツは、国連が要求するように、GDPの0,7%以上のODAを将来実現すると銘打っているので、日本もがんばらなきゃですね。といっても、ドイツのその主張は未だ机上の空論に近いんですけどね。

final_anser
質問者

お礼

ありがとうございます。大変、参考になりました! もし日本がこの機会を逃してしまったなら、どうなってしまうのでしょうか?と言いますか…次は訪れるのでしょうか!?