スクワレンについて

質問

こんにちは。

実は今年の健康診断で、というより過去数年間、肝臓の数値が高めで推移しています。
数字的には献血がギリギリできないくらいです。
内科医には食生活と飲酒ペースを気を付けるように、と指導を受けています。

その程度であたふたし過ぎかもしれませんが^^;
一応献血はする意思があるので、とりあえず数値を改善したいと思っています。

そう思い、マリアアザミとかウコンとかは試してみました。
悪化しないのは少なからずそのおかげかもしれません。
その一環で、最近「スクワレン」というサプリメントを知りました。
色々調べた結果、思いっきり「健康食品商売」のモノから、某有名健食メーカーまで色々と商品があるようです。
ただ、ちょっと気になるのが、有名メーカーの物は廉価ですが「美容」方面で売り出しているようで・・・

その辺、いかがな物なのでしょうか？
また、スクワレン自体の評判も伺いたいです。

アドバイス、宜しくお願いします。

回答No.2

jkmiyuki · ベストアンサー

スクワレンに水素付加したスクワラン。純粋なスクワランは、不活性ですから、生体には無反応と思います。内服した文献は読んだことがないので分かりませんが、肝にたいして好影響を及ぼすとは考えにくいですね。
商品名のスクワ＊＊、何か他のものが、入れてあるのだとは思います。民間療法として、ウコンがいいとか色々ききますが、果たしてどうでしょう？
(1)そのもの自体が有効か否かが科学的にあいまい。
(2)そのものが本当に入っているのか疑わしい。
(3)そのものの精製具合がどうかが不明（不純物を含有していることもありうる）
(4)法規制からはずれているもの（特に個人輸入品等）は特に危険性をはらんでいます。
(5)効果が科学的に証明されるなら、医薬品になっているはずです。（製薬会社の研究開発されている方々は健康食品類などの情報もご存知です。医療用として、製剤化に商品価値が少ないとの判断でしょう）

以上が、私の個人的見解です。反論や拒否的意見も多く存在するでしょうが・・・・
自分の義父が癌になったときには、私も散々調べ、最も有用と思われる組み合わせで戦いましたが、残念ながら効果は？？？でした。
以上です。

お礼

ご回答ありがとうございます。

そうですね、確かに劇的な効果があるのであれば誰でも飲んでいるでしょう。
医薬品にもなっているはずですよね。
自分も、健食は「気休め」程度に考えています。
「食べないよりはマシ」とも思っているんですけどね^^;。
野菜ジュースとかと同じでしょうかね？

その上で利用者や専門の有識者の方々にお話を伺えればと思っていました。
少なからずの金もかかってますし、逆効果じゃ目も当てられないので^^;。

ありがとうございましたm(__)m。

回答No.1

jkmiyuki

スクワレンとは、イソプレン6単位からなる鎖状のトリテルペンであります。生体内ではステロール骨格（4環性トリテルペノイド）の前駆体として、存在しますが、構造内に6つの二重結合を有した反応性に富んだ（不安定）物質です。

深海ざめから採れる・・・スクワランとは、スクワレンの二重結合がすべて水素で飽和された非常に安定性の高い（反応性に乏しい）、油性物質です。
保湿や油分を補充したりする目的で化粧品に配合されたり、そのものの単品も売られています。精製が充分されて製品は、皮膚に対しても低刺激であると考えられます。

スクワレンのまま、製剤化されたものは聞いたことがありませんし、通常不安定ですし、安全に使用できるとは思われません。

予断ですが、スクワレンの誘導体ですが、大学病院の皮膚科にて、ある種の疾患に使用していたことがあります。（Suqulenoic Acid Di-Butyl Ester ）←これも接触性皮膚炎などが起こりやすいリスキーな試薬です。

お礼

ＧＷに入ってしまい、御礼が遅れました。
申し訳ありません。
ご回答ありがとうございました。

スクワレンという言葉を用いたのは、単に商品名がスクワレンだったという事と、化粧品等に加工された物をスクワランというらしい、という浅い知識からでした。
この両者の違いについて大変勉強になりました。

今回頂いたご回答では、スクワレン（ラン）は大変リスキーな物質である事と、おおむね皮膚に対して用いられる物だという事は理解できました。
専門家の見地からだと、肝臓の数値を改善する旨のコピーは眉唾なのでしょうか？
追加質問になってしまいますが、その辺りは素人の自分で調べてもアテが外れ、肝心の部分に辿り着けません。
どうかご教授下さい。