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京都会議以降の経緯

気候変動に関する国際連合枠組条約に関して質問です。京都会議以降の経緯と、現在の状況を教えてください。吸収量の扱いは、結局どうなったのでしょうか?アメリカは?また、関連するHPなどあればお願いします。

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  • walden
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回答No.2

もう遅いかもしれませんが・・・。 「吸収量(吸収「源」が正しいです)の扱いは?」と聞いているところを見ると、ある程度は知っているのかなあと想像しますが、どこまで御存知なのか、ちょっとわからないので、概要のみを簡単に書きます。 京都会議(COP3)の翌年には、COP4がブエノスアイレスで開催され、ブエノスアイレス行動計画(BAPA)というのが採択されました。 BAPAは、名前の通り、簡単にいえば「これからどう話合っていくか」を決めたものなんですが、その中に、COP3で合意できなかった京都メカニズムなどについては、COP6で決めようということが言われました。 で、頑張ったんですが(笑)、結局2000年11月の段階では「決裂」し、ついこの前、「再開」会合がもたれて、「ボン合意」ができたのは記憶にあたらしいところです。 「アメリカは?」ですが、今年の3月に「議定書は嫌だ」と駄々をこねていこう、議定書の体制に戻る気配はまだありません。COP(締約国会議)などの交渉自体には参加しつづけるつもりらしいですが。 「吸収源」ですが、これは、非常に複雑なので、ちょっと「簡単に」というわけにはいかず、下にあげる参考文献で勘弁してください(笑)。 <参考文献> 「経緯」について知りたいのであれば、  井田徹治 『大気からの警告』 創芸出版 2000年 が、COP6の前ぐらいまではカバーしています。 ごく基本的な事項に関しては、  気候ネットワーク/編 『よくわかる地球温暖化問題』 中央法規 2000年 がよいでしょう。 <参考サイト> わりあいと最近の動き、それから少し前までの吸収源問題の経緯に関しては、  CASA(地球環境と大気汚染を考える全国市民会議)  http://www.netplus.ne.jp/casa/index2.html というNGOの「COP6関連文書」というところにある一連のPDF文書がよいです。 それから、交渉の流れ自体に関しては、  JCCCA(全国地球温暖化防止活動推進センター)  http://www.jccca.org/ の「COP6」の項目で、いろいろと読むとよいと思います。 さらに専門的な部分までカバーしたいというのであれば、  IGES(地球環境戦略研究機関)  http://www.iges.or.jp/  GISPRI(地球産業文化研究所)  http://www.gispri.or.jp/ にある関連文書を読まれるとよいでしょう。 ただし、ここまでくるとかなり専門的でこんがらがってくること間違いなしです。 最後に、はっきりいって役には立ちそうにもないんですが、うちのサイトも、下記の「参考URL」に入れときます。

参考URL:
http://www.asahi-net.or.jp/~zi9n-ymgs/

その他の回答 (1)

  • Take_chan
  • ベストアンサー率39% (64/164)
回答No.1

京都会議以降、COP6がドイツのボンでこの夏開かれました。 環境省のページにCOP会議の概要はありますし、各国内委員会などでの議事録や資料もあります。 森林管理の吸収分については、国ごとに上限を設ける。(日本は、上限枠が13百万t-C(3.86%)となり、3.7%分が確保される見込み。)ということで、合意されています。詳細はCOP6の所をみれば載っています。  

参考URL:
http://www.env.go.jp/earth/index.html

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