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超硬鋼にドリル加工が適している刃は?
タイトル通りですが、焼き入れされた超硬鋼にドリル加工しようとすると、どんなドリル刃がよいのでしょう? ホームセンターで陳列されているものでは、 1.鉄工用のHSS(ハイス鋼) 2.ステンレス、鉄工用のコバルトハイス鋼 3.長寿命が売りの鉄工用のチタンコーティング の3種類がありました。 どれが適しているのでしょうか。
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超硬鋼ってなんですか? 工具鋼(SK、SKS)ダイス鋼(SDK)などで、HRC55以上焼きが入っていたら、ドリルでは加工できません。 サーメット系のドリルも出てますが、かなりの精度の機械が要ります。 ホームセンターなどで、売ってるドリルで穴が加工できるのは、軟鋼(SS、S45C、SPCなど)で、S20Cで調質(低温焼きなまし)したHRC30ぐらいの材料でも2~3穴あけると、刃先がボロボロになります。 一般的には、放電加工で穴を掘るしかありません。 旋削はボラゾンを使えば削れることは削れますが、研磨してるのと同じなので、切削抵抗が凄いです。 ※HRC=ロックウエル硬さ、100がダイヤモンド。
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- kiyasu
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金属の種類が解らないので一般的なはなしを・・・ 焼入れ後の加工はワイヤーカットか放電加工で行います。 焼き入れされたハイス鋼にハイスのドリルで穴を開ける事は出来ません。また超硬のドリルを使っても開ける無理です。 機械加工は基本的には焼きなましを行ってからの加工となりますが、なます事により素材に歪が生じますから注意が必要です。 ↓うわさ話↓ 試したことはありませんが、コンクリートドリルで気長にやれば精度は出ないが開けることが出来るらしいです??? 但し、SKD材(ダイス鋼)ではのはなしですが・・・?!
切削条件、切削油等により変わると思いますがハイスで十分と思います。 詳しくは↓を参照してください。
お礼
ここでまとめて答えてくださった方々にお礼申し上げます。 どうやら、ドリル加工は無理なようですね。 ただし、#2さんが教えてくださったコンクリート用ドリルについては、試してみたいと思います。 ありがとうございました。