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ステンレス用と鉄工用のドリル歯の使い分け
ホームセンターでドリル歯を購入しようとすると、金属用ではステンレス用と鉄工用とに分けられていました。 ステンレス用ドリル歯は鉄工用としても使えるようですが、鉄工用ドリル歯よりは少し割高でした。 そこで質問です。ステンレス用ドリル歯を持っていれば、鉄工用としても使えるのでこれ1本あればいいのでしょうか?それともそれぞれを持っていて、対象によって使い分けた方がいいのでしょうか。 もし、鉄工用ドリル歯でステンレスを穴開けした場合はどのようになるのでしょうか。
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ステンレス用の刃はすくい角が大きくなってます。つまり、かんなのように削っていくようになっているのです。 そのため、刃先は薄く、耐磨耗性は良くありません。 アルミ、銅などの加工にも、それが適しています。 (柔らかい材料だからです) 鉄用はすくい角が小さく、こすって削り取る形になってます。耐磨耗性に優れています。硬い材料には適しています。 ステン用では、鉄でも、軟鋼はOKです。 SS400、S10C~S45Cまでぐらい。(SSPH、SPCなどの鉄板でもOK) 鋳鉄、ダクタイル、ダイス鋼、工具鋼などに使うと折れてしまうので要注意です。 刃物の回転数ですが、これを周速という言葉で表します。 ハイスは相手が鉄だと、10~30mぐらいです。 周速は回転数(RPM)X刃物の直径(mm)X3.14÷1000です。 周速とは刃の肩が1分間で何メートル進むかを表しています。 ステンが相手だと、8~10mぐらい。 アルミですと、20~100mぐらいです。 遅いと、中心部は周速0になってますから、抵抗が大きくなって、なかなか明かないと言う事になります。 ボール盤では、3mmなら2000回転、5mmなら1200、8mmなら800ぐらいで対応するのがいいでしょう。 切削油は最悪水でも構いません。 鉄だと錆びますが・・・(笑) リーマーには、油でないと、粗度が粗くなります。
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- lisanakano
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NO2ですが更に追伸!! NO6の方がプロ的立場から完全正解!!!を書いて居られます。私の最初の回答のステンレス用なら両用出来ますとは油の事ではなく刃の事です。ドリル刃がステンレスに適したバイス鋼刃であれば相手が鉄、ステンレスに使い分ける必要はありません。ステンは鉄とクロム、ニッケルの合金ですが硬さが鉄とは全然違います。 100円ショップとか特価用のドリル刃と国産の正規の刃では品質が多分全然違うと思われますが、価格が3倍、5倍したからもちが3倍、5倍もつと言う訳では有りません。その辺の判断は御自分で考えて判断してください。完全に使い捨てで考えるなら良いかも知れません。私も100円ショップでチタン刃見ましたが?だと思いますが実際は解りません。 今後何度も数多くの穴を空ける作業が在るようでしたらボール盤の購入をお薦めします。ただ、ボール盤では前の回答で書きました様に材料の端から削穴中心までの長さは17~8cmですし、鉄工所等で使う作業用の物でも30cmは無かったと思います。昔と違って随分安価で手に入る物だなあ~と考えさせられます。
お礼
何度もありがとうございます。 穴明けはもっぱら現場で行うのでボール盤は使うことがないのです。 私が購入したステンレス用はコバルトハイス鋼と書いてありました。おそらく両方に使えるのでしょうね。 ここで、ここにご親切に回答いただいた皆様にお礼申し上げます。ありがとうございました。
- lisanakano
- ベストアンサー率33% (36/106)
NO2ですが追伸! 文面からして素人さんのようですので、私の経験談を書いて置きます。 私も全くの素人の時、ステンレス用のドリル刃は購入しましたが回転速度とかは考えもせず穴を空けようとしたのですが、穴を空けるためには材料と穴の大きさにより適切な回転速度があるのです。 一般的に電動ドリルのような高速回転では却って穴は開きません。寧ろ逆でドリルドライバー程度の回転数で空けるのが良いのですが、最適値はパッケージ等に書いてあると思いますがたくさんの穴を空けるのでしたらボール盤で空けるのが良いかと思います。 最近ではホームセンター等で探せば6~7千円で売っている所も有ります。((之は、材料に適した回転速度が選べますが、材料の端から17~8センチ程度しか空ける事は出来ませんが作業効率はダントツです。スタンドにドリルを取り付けるタイプは全然だめです。)) この様な物を買うまで無い場合は回転速度が調節できるドリルドライバー、更にこうした物もお持ちでなく高速回転の電動ドリルしかない場合は指をドリルスイッチにかけるかかけないか程度で連続して回転させない様に穴を空けます。 まあ、頑張ってください。!!!
補足
何度もご親切にありがとうございます。 電動ドリルも持っておりますが、これは可変速仕様ですが、ついつい回転が非常に早くなってしまうので、コンクリート用の振動ドリルとしてのみ、または充電式ドリルの電池切れの時くらいにしか使っていません。 もっぱら使用するのは、充電式のドリルドライバーとインパクトドライバーです。どちらも連続可変速で最高1200回転くらい、ドリルドライバーは低速・高速の切替スイッチもついております。ボール盤は持っていません。 この2種類のドライバーを使うとして、回転速度はどのように使い分ければいいでしょうか? 3mm,5mm,8mm程度の穴を開けるときを例として、どれくらいの回転数が妥当なのか教えていただけないでしょうか?
- beam-
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100円ショップで買っています(^_^)v 鉄鋼用でもステンレスに穴開けできますし(^_^)v 逆もできます。刃が悪くなれば買い換えても100円ですから(^^;あと、たまにサイズによってはステンレス用もありますし。 小さな穴から順に大きくしていくと、キレイに早く開きますよ(^_^)v
お礼
ありがとうございます。 私も100円ショップで見つけました。 チタンコーティングしてあって、通常の鉄工用より高価なキリのはずなので、驚きました。 100円ショップで調達できるサイズのものは、優先的にここで調達して試してみようかなと思っています。
- mermaid2004
- ベストアンサー率46% (875/1897)
● #1さん、#2さんの回答がありますが、#2さんが正解です、鉄鋼用でステンレスは直ぐ刃がダメになります。 ● ステンレス用で鉄板に使うのは問題ありません。 ● 油は普通の機械油で問題ありません。 ● 最初小さいキリで開け、その後大きいキリに切り替えると簡単に穴開けが出来、キリも傷みません
お礼
ありがとうございます。 やはりそうなんですね。 そして、切削油は普通の機械油でもいいんですね。安心しました。 最初に小さいキリであけるというのは、私も実践していてそのように思いました。
- lisanakano
- ベストアンサー率33% (36/106)
鉄用でステンレスに穴を空けるのはすぐ刃が磨耗し焼け付きますからすぐに駄目になります。勿論新しいうちは穴を空けることは出来ます。 鉄用で鉄板に穴を空ける場合でも、掘削油を使用して空けて下さい。 逆のステンレス用で鉄の板に空ける場合でも油は必要です。ステンレス用であれば両用出来ます。
お礼
ありがとうございます。 キリがダメになったのはやはりステンレスに用いたからなのでしょうか。切削油は買ったのですが、滅多に使いませんでした。これが原因でダメなのかも知れませんね。 ただ、切削油にのラベルにはステンレス用か鉄工用かという区別が表示がなされておりませんでした。
- tenten2048
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友達が専門的な鉄工所を経営していて聞きかじった話ですが・・・ 鉄工用ドリル歯でのステンレス穴明けはOKだったと思います。潤滑油をステン用にしないと寿命が短いだけと聞いたような気がします。 またドリルでの使用ですよね? 回転数は可変タイプですか?そうでなければどのみち神経質になることはないですよ。センターもぶれるしね。 穴の大きさによって回転数は決まっています。そこからはずれると刃先の寿命が短かったり折れ込んだりしやすいです。 ドリル歯は研いで使用できますが、素人には研ぐのが難しいです。最近は簡易研ぎ機があるようですが使い心地はどんなんだろうね?
お礼
ありがとうございます。 鉄工用のキリでステンレス板に穴を開けた経験もあるのですが、もひとつ寿命が短くなったかどうかはっきりしません。切削油も買いましたが、ステンレス用とか鉄工用とかの区別がされてませんでした。 ドリルは充電式のドリルドライバーとインパクトドライバーです。いずれも可変速で最高回転数が1200回転くらいだったと思います。
お礼
ありがとうございます。 そうすると、刃のためにはステンレス用と鉄工用とは材質によって使い分けた方が良いわけですね? それと、回転数ですが、教えていただいた式で試算してみると、アルミや鉄なんかはドリルの最高速(1000回転くらい)で開けても問題ないが、ステンレスは比較的低速が要求されるということですね。