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1930年代に来日した大リーガーのサインボール

私が子供のころ、近所のおじいさんに1930年代に来日した大リーガーの選手たちがサインしたボールをもらいました。そのボールにはALL AMERICAN BASEBALL TEAM JAPAN TOUR と書かれています。残念ながら多くの文字はインクがうすれていますが、当時のことを知りたいのです。別府の旅館に宿泊したときのもののようです。

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  • kiyo-mer
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回答No.1

私の知っている範囲で回答します。 1930年代にオールアメリカンのチームが来日した年というと、昭和6年(1931)と9年(1934)の2回です。 昭和初期の日本は「野球狂時代」と呼ばれるほどの野球ブームで、その機運に乗じた読売新聞の主催で上記の2回のメジャー選抜招聘が行われました。もっとも、アメリカ選抜の招聘は読売のオリジナル企画ではなく、1920年代以前にも何度かあります。 昭和6年の来日チームは今なお史上最強の呼び声が高いチームです。レフティ・グローブ投手、ルー・ゲーリック一塁手など、参加選手中7人の選手が後に殿堂入りします。 昭和9年のアメリカ選抜チームは、あのベーブ・ルースが参加したことで知られています。沢村栄治の伝説がつくられたのは、この日米試合の第10戦です。 このときの日本代表チームが母体となって読売巨人軍(つまり現在のジャイアンツ)が誕生します。 さて、 >別府の旅館に宿泊したときのもののようです。 とのことですが、上記のチームが別府近辺で試合をしたときのものでしょうか。該当する試合は次の2つです。 昭和6年11月24日(第14戦) 下関長府球場 八幡製鉄 ― 米軍    8 ― 17 昭和9年11月26日(第15戦) 小倉球場 全日本 ― 米軍   1 ― 8 この試合の前後に別府に宿泊した可能性が高いのではないでしょうか。しかし、質問された方がうらやましい限りです。ALL AMERICAN BASEBALL TEAMのものでしたら、本当に貴重なものですので、大切にしてください。 うっかり犬のおもちゃにしてはいけません。

gorou21
質問者

お礼

いろいろ調べていただきありがとうございました。目から鱗が落ちるとは、まさにこのことなのでしょう。永年、当時のことを想像するだけで終わってしまって、ちっとも具体性がなく数十年が経ってしまいました。小さいころは、その価値もわからず、そのボールを使って家の中でキャッチボールをしたり、握り方の稽古をしていたので、インクがほとんど消えています。しかし「ベーブルースのサインボール」としてもらった事、「別府の旅館」などをキーワードにしてさらに調べたいと思っています。本当にありがとうございました。

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