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臨採か一般職か??
私は現在大学四年の、高校商業科の教師を目指す者です。 先日、某県の教員採用試験を受けましたが不合格になりました。 そこで来年どうしようかと迷っているところです。 普通は県の臨時採用に応募して講師になるのが一般的だとは思うのですが、 科目が商業科であるために、一度教育外の職に就いた方が勉強になるかも、と自分では考えています。 今、11月の日商簿記一級に向けての勉強をしているので、 思いつくところでは会計事務所あたりが良いかと考えています。 しかし周りからは、来年以降の採用試験を考えれば講師の方がいいと言われます。 たしかに、会計事務所などと言っても雑用ぐらいでしか雇ってもらえないかも知れません。 また、私立高校なども視野に入れています。 現在教員をされている方、講師をされている方、会計事務所の方、また一般の方々、良いアドバイスをよろしくお願いします。
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確かに非常に難しい問題です。 教員になる、ということだけを考えるならば、迷わず講師の道です。どの職業についても、忙しい日常はやってきます。正式採用をめざして教職につきたいのならば、講師の経験を生かしつつ、一般教養も磨くのが一番。また、講師生活での活躍ぶりや実績は、何らかの形で試験に反映されます。教育実習しか経験していない学生とは、説得力が違います。 しかし、これはあくまで、教育者としての視点で述べたもの。 商業化としての専門性を高める機会は、確かに教員になってからでは、少なくなります。また、教育関係ではないところでの生活を送ると、人間としての幅が出てくると思うのです。本来は、人間としての経験をいっぱい積んで、教師になるのが理想です。 しかし、昨今の教員採用試験での採用者の人数を見ていると、そんな悠長なことが言っていられないという現実にぶち当たります。私が採用された時代に比べると、とんでもなく厳しくなってしまっています。現在の私が試験を受けたら、まず合格できません。 受験対策としては講師。理想としては、教育外の職(ただし精一杯勤めること)というのが、私のとらえです。
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- nigaoe
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私は教採を落ち専門学校教員を3年ほどやり、現在はフリーで教師(専門学校、大学、企業研修、執筆、学校・生涯学習コンサルティング等)をしている者です。 たしかに私のまわりでは臨採をして受かっている人はいます。 また、現役で受かった者もいます。 しかし、社会人を数年やりそれから教師に受かった人は見たことはありません。 たしかに、社会人経験をされて教採を受かった先生も学生のときは見ましたが、現在の私のまわりにはいません。 私は専門学校で教師をしていたときに、odorikoさんのおっしゃられる他の業務をたくさん見てきました。しかし、その学校に長くいると、その学校では現場に立つ時間がどんどん減ってくることに気づきました(教務のほうが増えてくるのです。現場の事情をよく知っている者がなるのは自然なので)。そこで、相談し、安定を捨てフリー契約にしてもらい、今のスタイルになりました。 これからは、学校に民間の人を教師や校長にしようという流れがあります。 ですから、私が考えるのは、将来的にも長期的に見て、「教務」のほうにご興味があるのでしたら、講師になって教採を受けられるのが良いと思います。 しかし、いわゆる「教師」として現場に立ち続けたいとお考えなのであれば会計事務所なり、教え子が巣立つであろう職場にいかれるのが良いかと思います。やはり現場を知っているほうが授業としては魅力的かとは思います(まして教育とはもともと社会へ生徒を送り出すという役割があるのですから。現場を知っている先生のほうが「高等教育」という意味ではとても大事でしょう)。 もちろん、ずっといち教師をやっていくというスタイルもあるでしょうが、実際にはだんだんと進路指導主事や陸上連盟の副会長なりの事務をやることになっていきますし、また、生徒をいなしたり問題を起こさないようにしていったりすることが重要になっていきます(学級崩壊や問題校をなめてはいけません)。 つまり、今教師に求められているのは授業の魅力よりも、統率力や指導力、政治力なのです。 いろいろな方のいらっしゃるPTAとの対話、問題生徒への対応、職場での人間関係、部活や進路指導などに関するさまざまな団体とのお付き合い、教育委員会とのお付き合い、、、などの校務の中で、それらの処理能力のほうが実は毎日の仕事の中では重要になってくるのです(また、自分の教科以外の科目や、部活顧問をもたされたりすることもよくある話ですのでなかなか教材研究などもたいへんで時間をとりづらくなります。自分自身のプライベートも大切ですし)。 先のことを考える、という視点もありかな、と思い投稿しました。 私の恩師は50年後のことを教師は考えてなきゃいけない、そうおっしゃっていました。 ぜひ、がんばって進路を見つけてくださいね。 また、いずれ同じ業界でがんばる者として応援します。 ではでは。
お礼
nigaoeさん、アドバイスありがとうございます。 >やはり現場を知っているほうが授業としては魅力的かとは思います(まして教育とはもともと社会へ生徒を送り出すという役割があるのですから。現場を知っている先生のほうが「高等教育」という意味ではとても大事でしょう)。 実際に社会現場を知っているということは、生徒に対する指導にも説得力がありますよね。 商業科の場合は特に就職者が多いので、可能な限り生徒個人個人にあった職業を提供し、即戦力とまではいかないまでもその仕事に適応できるようにして送り出したいものです。 でも今ではインターンシップが盛んに行われているでしょうから、その辺は私たちの頃より良くなっているんでしょうかね。 また、校務分掌も意外に大変そうなんですね。 ありがとうございました。
私もsongbookさんのおっしゃるとおり、「受験対策としては講師。理想としては、教育外の職」だとおもいます。 また、chatさんもかいておられましたが、講師や臨時教員の道も大変難しいです。しかし、採用が無いわけでもない。 私はコネはぜんぜんありませんが、今は美術の臨時教員をしています。 臨採か一般職か、決断するのはjosefkさん自身ですが、臨時教員は確かに有利だとはいえます。 その点をいくつかあげてみますと、 *試験についての情報が得られやすい(教職教養の過去問題や傾向など) *受験仲間がいるため、はげみになる *同僚から受験について理解が得られやすい 校務分掌や部活によっては大変忙しくもありますが、勉強は本人の決意しだいだとおもいます。私のまわりの受験者は、ほとんど臨採をしながら勉強を続け、合格しています。また、この仕事をしていると、やりがいを感じ、絶対この教師しかない!という思いも強くなります。 >また、教育関係ではないところでの生活を送ると、人間としての幅が出てくると思うのです。 この意見にも納得です。確かにそうです。 しかし、違う仕事をしながら教職の勉強をするのは本当に大変です。実は私も卒業後、教職とはまったく違うバイトをして勉強をしていましたが、傾向もわからず、勉強にもあまり身がはいりませんでした。視野は広がったとおもいましたが・・・。 >教師って結局学校の中でしか生活してないから、一般常識が無くて尊敬できない。 学校は、教えられる側からみるのと、教える側からみるのは全然ちがいます。 生徒がそう考えるのは無理もないかと思いますが、浅い考えです。 学校はひとつの会社ともいえるほど、教える以外に、山のように他の業務をかかえています。 他の業務を経験したのでいえますが、常識のないひとはどこの世界にだっているし、学校の中でしか生活していなくても魅力ある教員はたくさんいます。 とりとめもなく書いてしましましたが、参考になりましたでしょうか。
お礼
odorikoさん、回答ありがとうございます。 やはり、受験仲間がいたり、過去問が手に入りやすいという点は大変魅力的だと思います。 というのも、現在私の周りには教職を目指す人が全くいなく、今回の教採の勉強は書店で購入したテキストだけを使っていたので、試験対策がうまくできなかった、という反省があるからです。(書店においてある過去問は完全再現だと勘違いしていて、「うちの県は教育史と教育心理ほとんどでてないじゃん♪」とほとんどノーマークで受けてしまいました) 教育現場に足を踏み入れるという事もふまえて、やはり講師の方が試験対策としては効率的であるような気がします。 しかしやはり気になるのが、勉強時間が取れるのかということです。 私は、教育実習に行った時の二週間がオニのように忙しかったものですから、やはりそのイメージでなかなか勉強できないような気がするのです。 う~ん。 >他の業務を経験したのでいえますが、常識のないひとはどこの世界にだっているし、学校の中でしか生活していなくても魅力ある教員はたくさんいます。 そうですね。これは、職場環境の問題ではなくて自分自身の心構えの問題ですからね。がんばります。
- chat
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私は現在、商業高校で講師をしています。 josefkさんの考え方、非常によく分かります。 私が、大学卒業後に考えていた事と似ています。 今年の採用試験残念でしたね。私もですが・・。 それで、県の臨時採用に応募して講師の道をお考えだそうですが、その道は確定してるのでしょうか? 一概に講師といっても、最近では大変厳しくなってきてると思います。そのあたりはコネでもあって、勤める高校が決まってるのでしょうか? それと、生活の安定が求められる、とありますが講師とて生活が完全に安定しているとはいえませんよね。 病気休暇や産休の場合は、ボーナス目前で退職という話はよくある事で、講師の任期も一応は1年。その後の事を常に心配しながら生活しなくてはいけませんよね。 一度講師をしたからといって、来年もその次も、、、という保障はないと思います。 実際、臨採から非常勤になられた方も多いですよ。 非常勤講師となると、時間の余裕はありますが、経済的には決して安定しているとはいえないと思います。 すごく現実的な内容でごめんなさい。がっかりしてませんか? でも、私も違う企業で修行したり、前の方が言われた人間の幅を広げたいと常々思っています。 頑張りましょう!!
お礼
chatさん、回答ありがとうございます。 実際に商業科の講師をされている方の声を聴くことができて、本当に光栄です。 私が考えている道がどれも容易に入れないことは認識していましたが、やはり講師になるのにもコネがきいてくるのですか。しかもたしか春先にならないと教育委員会からの声はかからないんですよね?これから半年も"行く先知らず"で過ごせるか、大変不安です。 とりあえず現時点で私がおこしているアクションは、ひとつの私立高校へ履歴書を送ったことと、数カ所の比較的大きめの会計事務所に電話連絡してみたことです。(事務所は全てダメでしたけど) 本当は、教採が落ちた時点で片っ端から会計事務所に電話をかけまくる予定だったのですが、周りからの「講師の方が・・・」の声で、一時中断しているところです。簿記の勉強も難しいし、もう、ムキーーッ!てな感じです。 もしよろしかったらchatさんにお尋ねしたいのですが、講師の生活をしながら試験の勉強をする時間は十分に取れるものなのでしょうか? もちろん時間は自分で作るものであることは承知していますが。 よろしくお願いします。 引き続きたくさんの方の意見をお聴きしたいです。お力を貸してください。
お礼
早速のご回答ありがとうございます。 >また、教育関係ではないところでの生活を送ると、人間としての幅が出てくると思うのです。 そうですよね。私の高校時代に教師嫌いの友人がいたのですが、「教師って結局学校の中でしか生活してないから、一般常識が無くて尊敬できない。」みたいなことを言っていたのを、今でも鮮明に覚えています。私自身の現時点での人間性が、生徒を啓蒙できるほどのものであるとはいえない気がするので、外の社会勉強が必要ではないかな、と考えているのです。 しかし、それと同じくらい「自分は教師に向いているのか」という不安もあり、講師でそれを確かめる事も現時点で大切なことだとも考えています。 songbookさんが言う、受験対策は講師で理想は教育外というのが核心をついているのかも知れません。ただ、訳あって大学卒業後、生活を安定させなければならないので、私の場合理想はあまり追い求められないかもしれません。 他に会計事務所やそれ以外の職の方、また、商業科の先生や私立高校の先生のご意見もお聞きしたいと思います。よろしくお願いします。