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クラマコケの育て方
旅行先で四角い植木鉢に3種類の植物が植わっているものを購入致しました。が、育て方がいまいちはっきりせずに困っています。コケだから暗く湿気が多い場所が好ましいのか、や、直射日光は大丈夫なのか等、教えていただけると助かります。ご存じの方はよろしくお願い致します。 3種類の植物(札のようなものより) ・光クラマコケ(光はおそらく誤表記) ・セダムウルトラドウ(ウルトラドクにも見える) ・ベルフラワ
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まず、それぞれの植物について。 ・光クラマゴケ 流通名はクラマゴケ、ヒカリゴケ等となっていますが、正確にはコケ植物(コケ類)ではなく、シダ植物(シダ類)イワヒバ科イワヒバ属の植物です。 光が当たると光っているように見えるので、「ヒカリゴケ」と呼ばれることがあります。 (天然記念物になっているコケ植物の「ヒカリゴケ」とはまったくの別種です。) 一般にイワヒバ類は日当たりがよいところを好むのですが、クラマゴケは、日陰の環境のほうがよいようです。 また、湿気も多めの方がよいようですが、水はけのよい土で、水を多めに与えるようにしてください。 なお、イワヒバ類は冬に休眠し、その間は断水(水やりをやめます)が、クラマゴケは休眠中もある程度の水分が必要なようです。 詳しくは↓ http://www.issouen.com/selaginella.html ・セダムウルトラドウ ラベルの記載によれば、ベンケイソウ科セダム属の植物と思われます。 セダム属は雑草として生えているものから、愛好家が収集するような珍品までいろいろありますが、「ウルトラドウ(ウルトラドク)」に該当するものはいままで聞いたことがなく、検索でも見つかりませんでした。 また、「・・・ドウ」という名前で思いつく植物として、「光堂(ひかりどう)」というものもあるのですが、セダム属ではありません。 (光堂はキョウチクトウ科パキポディウム属の植物で、太い茎の全体にとげが生えており、葉が上部にしかありません。サボテンに似た印象の植物です。) もしかすると、ラベル記載の名前が間違っているのかもしれません。 この植物の特徴(株全体の大きさ、葉の形・大きさ・色あい)など、お知らせいただければ、正しい名前が分かるかもしれませんので、よろしければ「補足」をお願いいたします。 セダム類は一般的に日当たりを好みますが、夏の日中の直射日光は強すぎるので避けてください。 よく日に当てて育てると、秋に紅葉するものもあります。 水やりについては、耐寒性のあるもの・ないものとでは少々異なります。 山野草風(?)の寄せ植えであることから、耐寒性のあるものだと仮定すると、春から晩秋にかけてはふつう(乾いたら、水をやる)、寒い間は水を控えめにします。 乾燥には強く、数日水やりを忘れても枯れることがないほどです。(セダムだけで植えている時は、年間を通じて週1度の水やりにしています。) そのかわり、梅雨や夏など、蒸し暑い季節に水をやりすぎると溶けるように腐ってしまうことがあります。心配な場合は、このような季節の水やりを控えめにしてください。 種類を特定するためのご参考に・・・セダム類の写真リスト http://albino.sub.jp/cgi-bin/database.cgi?tid=list2&key=&equal1=&equal3=Sedum&keys8=.jpg&print=25 (掲載の写真をクリックすると拡大され、見やすくなります。) ・ベルフラワ 流通名はベルフラワー。キキョウ科カンパニュラ属の植物です。 これについてはあまり詳しくありませんので、以下のURLをご参照ください。 ベルフラワーについて http://www.yonemura.co.jp/zukan/zukan-f/naiyou/campanula1.htm 育て方 http://www.yonemura.co.jp/zukan/zukan-f/naiyou/campanula3.htm 以上、3種の植物は、日照条件や要求水分量など、異なる点が多く、同じ鉢で育てるのは、ちょっと難しいように思われますが、クラマゴケを一般のイワヒバ類と同様の管理とするなら(日当たりに置き、水やりはふつう。ただし、冬季の断水をしない)、他の2種の植物との寄せ植えのままでよいかもしれません。
お礼
はじめまして。 回答、ご丁寧にどうもありがとう御座いました。 今まで植物にはあまり接しない生活でしたので、買ってはみたものの扱いにほとほと困りまして。 情報ゼロでしたので(図書館も行く暇がなく)リンクの方も助かりました。 これからもうちょっと模索してみます。 ありがとう御座いました。