ハーフについて

質問

ハーフは外見が良く、運動や何かしらにおいて能力が高いイメージを持っているのですが、
何か医学的にも証明されているような理由はあるのでしょうか？
サッカー選手のアンリや、歌手のアリシア・キーズだったり、
日本人と外国人のハーフはかわいい娘が多く、芸能人にも多数います。
単独民族の日本人だからハーフを意識してしまっているのかもしれませんが、
何か根拠があるのではないかと思っています。
遺伝の特性として、種類が違う受精卵ほど優良な遺伝子を引き継ぎやすいとか・・・。

何かご存知の方、よろしくお願い致します。

回答No.2

overthisgraysky · ベストアンサー

根拠がないわけではありません。

まず、生物はどんな遺伝子も父親由来と母親由来の２つ持っていることを覚えてください。
劣性遺伝子と優性遺伝子は優劣を意味するのではなく、両方持った場合にどちらが優先されるかという意味です。
ですが、一般的に病気を起こすような遺伝子は劣性であることが多く、機能のある遺伝子は優性であることが多いです。
これをふまえて、

近親間の交配で生まれる子供に障害が出やすいのは聞いたことがありますよね？
ほとんどの人は悪い変異を含む劣性遺伝子をいくつか持っていますが、優性の正常遺伝子も持っているため、致死性は表に出ません。
ところが、近親同士だと同じ悪い遺伝子を持っている可能性が高いので、子供がこの遺伝子を２つ受け継いでしまうと障害が出てしまいます。
障害が出るような悪い遺伝子は頻度が低いので、血縁関係が近くない人同士は同じ悪い遺伝子がある可能性が少なく、子供の障害の頻度も低くなります。

ハーフの場合は逆のことが起こっているといっていいと思います。
ひとつは、悪い遺伝子が重ならないということ。
これは健康さを保証しますが、かっこいいとか能力が高いことは説明できませんよね。
これには別の説明が必要です。

ある集団の中で外からの遺伝子の流入がない場合、そこそこ生きれる遺伝子は、集団の中で固定されていきます。
それよりもいい遺伝子が他の集団にあったとしても、それが流入してこない限り、そこそこの遺伝子は淘汰されることはありません。
ここで、別々の集団から来たもの同士が交配するとどうなるかというと、母親由来のいい遺伝子と父親由来のそこそこの遺伝子あるいは逆に父親由来のいい遺伝子と母親由来のそこそこの遺伝子が子供に伝わります。
集団ごとにそこそこな遺伝子といい遺伝子は違うので、子供は両親からそれぞれ一つずついい遺伝子を受け継ぐことができます。
いい遺伝子が優性とは限りませんが、劣性でもそこそこではいられるわけですし、優性ならいい特徴が出るので総合的にはハーフの方が優れた特徴が出やすいということになります。

お礼

悪い遺伝子という概念は参考になりました。
結局優れた人材とは、あらゆる項目において優か劣かですものね。
例：鼻が高い、低い。目が多きい小さい。

違う遺伝子同士が混じると優秀な遺伝子が残りやすいということは
ないようですね。
違う遺伝子の交配のほうがなしかしらの原因があって優秀になるイメージ
を持っていました。

ありがとうございました。

回答No.3

overthisgraysky

＃２ですが一応補足しておくと、
悪い遺伝子というのは、いわゆる病気の遺伝子であって、鼻が低いとか目が小さいというのはそこそこの遺伝子にあてはまります。
鼻が低くても目が小さくても死ぬわけじゃありませんから。
ちなみに、顔や容姿に関する優劣は完全に人間の主観であって、生存に適しているという意味での遺伝学的な優劣には当てはまりません。
それに、むしろバランスのとれた平均的な顔が美しいとされるらしいです。

お礼

補足ありがとう。
でも完全に人間の顔は変わってきていませんか？
特に日本人女子。明らかにかわいくなっている気がします。
願望が遺伝子をも変えていくんでしょうか？きっとそうですよね。

回答No.1

PENPENMAKKY

マスコミに踊らされていませんか？
ＴＶに出ている混血児は日本社会に住む混血児のごく一握りでしかありません。
白人とのハーフの場合、細面でほりが深い顔になり易いのです。何故なら血の半分がそういう顔立ちの父母だからです。
外国人と結婚する人の大半が、それなりの肩書きを持っています。学者・運動選手など…それら元々優性遺伝子を持った人が向こうの優性遺伝子と結婚する訳ですからますます優秀な子になるだけです。室伏選手が好例。

一方で、差別的かも知れませんが、アメリカの兵隊と遊んで出来た子供がいます。その大半が社会の底辺で差別で苦しんでいます。

お礼

偏見などないですよ。
日本で外国人と結婚する人が優秀という理由はありますね。
確かにハーフで苦しんでいる子供も沢山いそうですね。
ありがとうございました。