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パン屋さんの2階に住んでいて、匂いを食べている男の子のお話
ずいぶん前に読んだ絵本で、作者も正確なあらすじも、絵のタッチも覚えていないのですが、ずっと探しています。 パン屋さんの上に男の子が住んでいて、毎朝パンを焼くときにあがってくる匂いを食べて生活しています。ある日、パン屋の店主に「匂いを食べているんだから、お金を払いなさい」と言われて・・・というようなあらすじです。 ぼんやりすぎて、申し訳ないのですが、少しでも心当たりがある方は回答お願いします。
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- makooty
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ネットで似た話がありました!! 『煙の代金』 昔むかし、ある国でのお話しです。 村のはずれに、小さな焼き肉屋が開店しました。店のまわりには、それはそれは、いいにおいが立ちこめています。 ある日、パンを片手に歩いていた男がふと足を止めました。そして、パンをにおいの煙にかざしては口に運び、やがてすっかりと食べ終わって立ち去ろうとしました。 すると店の中から焼き肉屋の主(あるじ)が飛び出してきて男を引きとめました。「ちょっと待って下さい。」「なんでしょうか。」「あんたは今、うちの煙をパンにぬって食べたね。」「ええ、とてもおいしいにおいだったので。」「おいしい、と言ったね。」「そうですよ。」「それじゃ、その代金を払ってもらいましょうか。」「な、何ですって。私は肉なんか食べていませんよ。」「肉は食べていなくても、おいしいと言ったじゃないか。うちではおいしい煙を出すにも金がかかっているんだよ。」 しかし、男は代金を払わず、焼き肉屋は裁判所へ訴え出ました。 さて、数日後。今ちょうど裁判官が双方の言い分を聞き終わったところです。「お互いの主張はよく分かった。ではこれから判決を言い渡す。みな静粛に。」 裁判官は二度ほど木づちで机をたたいたあと、厳(おごそ)かに声を響かせました。「判決! 焼き肉のにおいの代金の支払いを命ずる。」 男はがっかりし、焼き肉屋はにっこりとしました。「ところで、煙の代金はいくらじゃ。」「はい、900円でございます。」 裁判官は今度は男の方を向きました。「被告人、今お金を持っておるか。」「あるにはありますが‥‥‥。」「それを出しなさい。」 男はしぶしぶ全額を渡しました。裁判官は金を受け取ると、焼き肉屋を手招(まね)きし、前へ来るように言いました。焼き肉屋の主が進み出ると、裁判官はその耳もとでお金をチャリーンと鳴らしました。「この男は焼き肉のにおいをかいだだけだから、君もお金の音を聞くだけでいいね。」 何か思い出すキッカケになればと思います。
- makooty
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幼稚園の時に読んだ話に似ています。 私の記憶では、2~3ページくらいで完結していたと思います。 違う話だったらごめんなさい。 残念ながら、タイトルなどは思い出せませんが、なにか思い出すキッカケになればと思います。