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サムグレコ VS ヒースヒーリング の試合
格闘技を経験された方にお願い。 この前の、サム・グレコVSヒース・ヒーリング戦にて、八百長だ、いや真剣だ!と、友人同士がもめております。(本気でモメてる。。ちょっとなさけない。。) 私は本気のように見えた派なのですが(最後のヒースへの後頭部へのキックとか、、、)でも八百長派の意見は 「いつもプロレス以外の試合には出場に関して超慎重になるサムが緊張感が感じられないように見える」 「あれがPRIDEで暴れ馬と呼ばれる男のファイトスタイルと同じに見えたか」 「試合直前にまで足元でテーピングをするのは観客へのアピールだった」 「アルティメットとは思えないような、お互いのパンチ」 「汗をかいてない」 「マサト&ガオの試合で、谷川さんでさえ困っちゃう程の疑惑判定が6チャンでは多いから裏ではどーなんか、」 「真剣勝負の日に、サップのセコンドをする余裕がある人はいない」 などなどなど、是非、正直なところを格闘技を経験した人の目で教えていただけますか。お願いします。
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興行的なものについては門外漢なので判断しかねますが、あの一戦を技術的な側面から分析することはできます。 技術的な点についてですが、問題のヒーリングの出した蹴りは、解説の船木が「左のミドルキック」を出した際に軸足のレスリングシューズがマットに擦れ合うような感じで変な角度になってしまったため、軸足をひねってしまったようだ、と解説していました。しかし私の見た限りヒーリングの蹴りは「ミドルキック」ではなく、グレコの左太ももの内側を狙った比較的上部の「左前足による下段蹴り」です。(パンチで言えばジャブのようなもので一撃で倒すための攻撃には成り得ません) 両者とも左構え(左足を前、左拳を前で半身の状態)であったためヒーリングがこの蹴りを繰り出すためには、先ず右足を半歩前に素早く出して、その右足を軸にして左足で相手を蹴る、というものですが、これに対してグレコは上手く左足を引いてよけました。これでヒーリングの蹴りが「空振り」になり、すっぽ抜けた状態になり、蹴りの方向への勢いと全体重が軸足のひざと足首にモロに加わって軸足を傷めてしまった、というのが技術的な真相で間違いないと思います。ここで蹴りが空振りしてすっぽ抜ければ全て軸足を傷めるのか?という疑問がでてきますが、前蹴りや横蹴りはそもそも体のひねりがほとんど無いため、空振りしても「ズッコケル」程度でしょう。また上段回し蹴り(ハイキック)であれば人体の構造上、軸足のかかとは多少浮いた状態であるため、たとえ空振りしても足首をひねることはありません。さらに今回のヒーリングの蹴りでも着地面で軸足が多少「動く」状態であれば問題なかったと思いますが、あのシューズがマット上で滑らないようにできていたため、ヒーリングの蹴りが空振りしたあの瞬間は、完全に軸足が床にベタッとへばり付いていたように見えましたので、こうした瞬間的な条件がいくつか重なって起こったアクシデントだったと思います。またその直後グレコはここぞ!とばかりに倒れたヒーリングの後頭部めがけて走りこんで蹴りに行っていることなどからも(前半の個々の攻防も含めて)この試合は結果が「不甲斐無い試合」というだけのことで「八百長」ではない、と断言できます。
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- pancrace
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私は準備不足とも思えません。なにかの雑誌でフランクミアだかと一緒に練習とかしてたし、実際にかなり前からK-1系のメディアに出ていたので本気のハプニングだったと思います。 以前ヒースはヤマヨシだったかとのprideの試合であんな感じの動きをしてたのでかなり波のある選手のように思えます。ヤマヨシ戦を見たらきっと意見も変わりますよ。まぁアレを八百長と見る人も大勢いると思いますが・・・。 むしろグレコが不憫でなりません。どう考えても佐竹よりも総合を学んでいたのに全く機会がなく、気づけば初老。やっと掴んだ総合のチャンスだったのにかわいそうでした。
お礼
な、なるほど。K-1でグレコがアーツや佐竹とやっていた頃がなつかし。。。。
- emina
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>「怪しそうだけど、」と言われるのは経験者の目から見てどんなトコだったんでしょうかね。。。。聞いてみたい。。。。 聞いてきました。痛めたときのリアクションと退場するまでの時間が短いのと、肩を借りてるもののすんなり歩いていたからという根拠の無いものだそうです。 身の無い回答ですみません
お礼
いえいえ、わざわざアリガトウございます!!とても勉強になります!
- SPLINTER
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ヒーリングはリングスアメリカ(露骨な無理矢理さにムッとします)を背負う期待の選手。旗揚げしたばかりのイベントで貴重な客を呼べる駒です。 グレコはK-1で終わった人。K-1勢では総合に順応している方ですがヒーリングのお披露目には順当な相手だと思います。 勝ってはいけない人がアクシデントで勝ってしまったみたいです。ヤオとは違いますが次の大会でも期待していた選手が怪我してしまったという興行側の誤算です。もちろん両者を責める事はできませんが。 サップのセコンドは試合後ですから、試合に勝ってダメージを負ってないなら問題無いでしょう。勝者がセコンドに付けば縁起担ぎにもなりますから。
お礼
そうですよね、興行上「勝ってはいけない人」が勝ったという事は、真剣勝負だったという事に一票ですよね。
- emina
- ベストアンサー率29% (47/157)
この質問を見てアマチュアではありますが、総合格闘技をたしなんでいる友人に聞いてみたところ、「怪しそうだけどあれは本当に痛がってんじゃないかな」とのことでした。私の私見でも確信は持てませんが、No1さんの通りわざわざ慣れない演技をするよりは一本取りやすい隙を作ってあげた方がヒースもやりやすいでしょうし。 彼ははK-1側が勝たせたい選手をあからさまに畑違いの人や格下をマッチメイクするので、現時点では八百長を組む必要は無いんじゃないかと言ってました。私も素人ながら同意見です。
お礼
私は、サムVSヒース戦は4:6に見ていたので、真剣勝負として成立するレベルですよね。でも、「怪しそうだけど、」と言われるのは経験者の目から見てどんなトコだったんでしょうかね。。。。聞いてみたい。。。。
- naranara19
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あくまでも私見ですが、八百長ではないと思います。 ヒーリングがプライドを捨てて(捨てられて?)K1側に移ったわけですし、そこで八百長しても意味が無いと思います。八百長するならば、KO負けやタップ負けにすると思いますし。おそらく準備不足からくるものでしょう。
お礼
準備不足っぽいですよね、あれはやっぱり。。。
お礼
これ納得!!ありがとうございました。