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ライカのカメラ価値

今日は。いつもお世話になっています。 雑誌などの特集でたまーに、ライカのカメラが掲載されてるのをみて、クリエイティブな職業の人たちなんかはライカのカメラが好き=日常的に撮っているっていう人が多いような気がします。 そこで、このライカというメーカーさんは、他のメーカーさんと違って、どういった価値があるんでしょうか? 私からみたらシンプルなデザイン、形でいいなーっていう風には思います。 詳しい方、お教えください。 よろしくお願いします。

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noname#18887
noname#18887
回答No.6

ライカの価値には「写真機としての価値」と「財産としての価値」とがあります。 ● まず「写真機としての価値」には、 ファインダーの信頼性、ボディの強靱さ、レンズの描写の素晴らしさなどがありますが、 どれもライバルのいない時代に築き上げられたものであり、 今となってはそれほど特別なものでもないように思います。 「ファインダーの信頼性」は確かに、広角レンズでのピント精度は 未だに最新の一眼レフでも及びもつかないものがありますが、 良く出来た一眼レフの、ファインダーの何処ででもピント合わせが出来る事と比較すると、 やはり一点のみのピント検出では足りない部分が多過ぎます。 もちろんレンジファインダーカメラの用途から考えれば採るに足りない事かも知れませんが、 言い換えれば、それが可能ならもっとレンジファインダー機の用途が広がるものだとも言えます。 「ボディの強靱さ」については “戦場のカメラマンはM型ライカを弾除けにしてニコンで写真を撮る”なんて言われたものでしたが、 実際にそこまでの強靱さは無いとしても、たしかに堅固な作りであることは間違いありません。 あとは、使用者がそれを必要とするかどうか、が価値判断です。 「レンズの描写の素晴らしさ」だけは、 今でも他社製のレンズ(ツァイス製も含めて)と比較して優れていると思います。 レンズ設計に無理を強いないボディ設計だからこそ出来る描写だと思います。 ● 「財産としての価値」は、多くのカメラの中でライカだけが持ち得るものです。 これは言い換えれば “ライカユーザーの多くは写真を撮らない”なんて言い方になってしまう事でもありますが。 つまり、他のカメラは海外製のより高価なカメラを含めて“使ってナンボ”のものですが、 ライカは“持っていて、いつか売ってもモトが採れるカメラ”として投機の対象にもなっています。 これにはメーカーが意図したものかどうかは知りませんが、 モデルチェンジのサイクルが長いことが値崩れを防いで、同時に ブランド力が強いために、モデルチェンジ時期には 骨董的な価値が高まってしまっている、と言った特殊な事情です。 ● もうひとつ、ご質問の 「クリエイティブな職業の人たちなんかはライカのカメラが好き」の部分ですが、 これについては「見せカメラ」という言葉があって、つまり “実際には使わないけれど、持っている事でカメラマンとしての価値を高める” 用途に使う種類のカメラでもあると言えます。 平たく言えば“持っている事を自慢できるカメラ”と言うことです。 雑誌なども、実用カメラを取り上げるのではなく、 そんな方面のカメラのほうが記事にし易いことを知っていますから、 あえてそうした取り上げかた(企画)をするのだと思います。 カーレーサーが高価なスポーツカーも持っているけど、普段はヴィッツなんてのと似ています。 ● もちろん、多くの人がライカを写真機として使っているのだろうと思いますが、 そんな人に限って「財産的な価値」と言うものとは無縁の使い方をしています。 その反面で、ライカを「財産」として見ている、 写真作業とは無縁の「コレクター」という人も多く存在します。 これは「カメラ」にとっては悲しい事でもあります。 やはり人でもモノでも、本来の姿や実力で評価されるのが何よりも幸せなのじゃないでしょうか。 そんな意味でライカは不幸なカメラなのかも知れません。 ● 私は日本製の大部分のカメラと、ライカではM4-P、M3、M6(購入順)を使ってきましたが もしこの先一台しかカメラを持っていはいけないと言われたら ライカを選べるかどうか、最近では自信がありません。 それくらい「カメラ」としての価値には翳りがあるのが現状ではないでしょうか。

noname#32115
質問者

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回答ありがとうございました! かなり詳しく説明してくださって、 よくわかりました! 使わないともったいないですよね。 見せカメラって言葉自体知りませんでした。

その他の回答 (8)

回答No.9

>クリエイティブな職業の人たちなんかはライカのカメラが好き これは誤解だと思います。 職業に関係なくライカ好きはライカ好きです。 >ライカというメーカーさんは、 ライカという会社の発想はドイツらしくない会社と感じます。 映画用のフィルムをスチールカメラ使うようにしたのがライカです。 これにより、カメラは気楽持ち歩けるサイズになりました。 レンズの評価は試作品を数種類作り、実写で最終評価をしたそうです(今はどうかわかりませんが)。 それが、収差が残っているが味のあるレンズを生み出したのだと思います。 一方、物作りという点ではドイツらしい会社だと思います。まじめにきちんとした作られている、手抜きが少ない、安易なコスト削減はしない、信頼性の高い素材・部品を使う、などです。 日本のカメラメーカーは他社との競争のため、新しい技術とコストダウンに熱心に取り組んでいます。 その為、カメラは便利になりましたが道具としての質感、が失われてしまったように感じます。 ライカはレンジファインダーカメラの最後の生き残りメーカーであること、そのブランド力によって、今でも高価なカメラの製造続けられているのだと思います。 最近はレンジファインダーカメラの良さが再認識され、コシナからレンジファインダーカメラ発売されています。

noname#32115
質問者

お礼

回答ありがとうございました。 ドイツの会社なんですね。

回答No.8

 ライカの魅力は多様にありますが、以下のようにまとめてみました。 1)ネームバリュー  ライカという存在自体が一つのブランドとして巨人であるということです。今日の普通のフィルム(専門的には35mmフィルム)を使うカメラで、これほどまでに上手くまとめたシステムを最初にまとめたのがライカであると言えます。そういう意味でのネームバリュー、ブランドがあり、人気があります。同時に世界の有名な写真家、報道カメラマン(ロバートキャパとか…)が使っているというところで、悪く言えばミーハーという要素でのブランドがあります。 2) 第二にライカに使うライカレンズの独特の描写性能です。一般的に国産のレンズは硬い描写(コントラストがつくのでメリハリがある)になりがちで、海外のレンズは柔らかい描写(コントラストが付きにくい)という傾向があり、、特にライカレンズの描写が好きという人がいるわけでうが、ライカレンズ自体は他のカメラでも付けられるカメラはあります。 3)壊れにくい、信頼できるメカニズム。ライカは1954年にM型というのが発売されて以来、若干部品構成等が変わった以外の大きな設計変更はありません。その機構は多くの写真家に信頼されているように、非常に丈夫で信頼できるものです。 と、いうのが一般的なものではないでしょうか?  ところで、使用する側からさらに付け加えますと、このライカというカメラはレンジファインダータイプというカメラです。これはファインダーがどれだけクリアかということが操作のしやすさ、使いやすさに大きく関わってきます。レンジファインダータイプのカメラのファインダーをのぞくと分かりますが、中央に像が二重になっている部分があってこの二重像を合致させてピントを合わせる訳です。この部分を含めてファインダーの見やすさではライカは長けていると言えます。  あとはオシャレだからという人もいるでしょうが、財布と相談してどうにかなるのであれば購入すればよいと思います。

noname#32115
質問者

お礼

回答ありがとうございました。 悪く言えば、ミーハーって言葉がおもしろかったです。

回答No.7

 わかりやすくいうとクラシックカーとかロレックスのビンテージ物の時計とか(よく狂う) 下手をすると遊戯王のレア物のカードとかまあそういう世界だと思います。他のメーカーとどう違うか、それは、そのメーカーの歴史、商品に対する姿勢などが違うと思います。 大きな本屋に行って、ライカの歴史が書いてある本でも立ち読み、もしくはネットで検索してライカの一端に触れてください。面白いですよ。

noname#32115
質問者

お礼

かいとうありがとうございました! わかりやすい例えでお答えくださって理解できました。

  • hawks21
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回答No.5

ライカは特別な存在なんでしょうね。 私が始めて買ったのは、中古のM4でした。もう二十年以上前になりますが、ショーウインドーで見かけて欲しくなり、一晩練られませんでした。翌朝一番に出かけてローンで購入しました。その日は枕元に置いて、空シャッターを切ったりして、嬉しくて練られませんでした(笑)。 戦前のライカは土地付きの家が一軒買える値段だったそうです。 便利さで言えば現在のカメラの方が優れていて当たり前でしょうが、独特の世界が広がるのは間違いありません。 M4、M3、M6、色々使いましたが、現在子供たちを撮ったりするのはデジタル一眼、バイクに乗って風景を撮りに行くには70年前のDIIIブラックを愛用しています。 「ライカ」で検索して色々なHPを見てください。きっと欲しくなりますよ。

noname#32115
質問者

お礼

回答ありがとうございました! 5さんの回答は微笑ましいですね。 一目ぼれって感じで!

回答No.4

ライカを愛用して20年以上になります、M4、M6使ってきましてRライカ(一眼レフ)系は持っていません なぜかMライカ、レンジファインダーが性にあっているというか、使い慣れているというか好きなんですね 写真を撮っているなぁ、というか自然な雰囲気もあります ライカレンズを手軽に使いたいという事もありミノルタCLEも長く使っています、パチパチ取れて使いやすいんですよ その昔ライカのステータスは最高でした、ライカIIIfあたりの時代はボディとレンズで木造の家が1軒建ったそうです、コピーライカが大量に出た時代でもあります、ライカは憧れだったのです レンズもツァイスレンズが使えましたから、当時最高峰のレンズを使えたわけですね M3が出てきてレンズも自社製ライカレンズになりました、M4、M5の時代になると、もう日本のカメラの性能の方が良くなりライカの時代では無くなって来ますね 今では輸入カメラの代表という存在だけかもしれません、レンズの性能も各社これ以上の進化が無いくらい良くなってしまったので、持ち味自体無いのかもしれません もうカメラ自体自動化が進みすぎて、私では使いこなせませんね(笑) 結果から言えば存在価値は他のカメラと変わらないと考えます 相変わらず値段は高いのですが、機械式カメラの代表、特徴的なスタイルでしょうかね いつまで作り続けるのか、クラシックライカを使い続けている私としては気になるところです 私は最高のカメラの一つと思います、手のなじみ方、シャッター音、巻上げ感、見慣れたファインダー これからも使い続けると思います スナップ、風景、人物写真を撮るには良いカメラですよ つまりは好きなカメラが一番という事です

noname#32115
質問者

お礼

回答ありがとうございました。 20年も愛用なさってるなんて凄いですね。 愛着があるんだろうなーって思いました。 写真を撮るのは好きだけど、どこのカメラがほしいとかこだわりはないんですけど、ライカは雑誌でみかけるたびにお値段は普通のカメラより高いけど、いいんだろうなって欲しくはなります。

  • skbler
  • ベストアンサー率9% (69/691)
回答No.3

淡麗と一番搾りを飲み比べて確認すると同様に、例えば、ヘキサーRFとライカM7を使い比べてみると分かり易いかもしれません。 用途が、隠し撮りであれば後者を選ぶと思います。 プライドをかなぐり捨てて、日本人が得意とする「マネ」をしてくれる業者が出てくれることを期待しているのですが、これがそうもいかないのでしょうね…。私が生まれた当時のキヤノンがもう少しガンバってくれていたらと思うと残念でなりません。もっと安い価格で、あんなカメラが出ていたかもしれません。ファインダーの技術改良もあったかもしれません。

noname#32115
質問者

お礼

回答ありがとうございました。 説明文があまり理解できませんでしたが、 カメラがよくわかっていれば、わかるのかなーと思いました。

回答No.2

使っている人それぞれに、それぞれの魅力を感じているのだと思います。 というわけで、google, goo等で、 ライカの魅力 というキーワードで検索してみてはいかがでしょうか。 いろいろな人が語るライカの魅力が見付かりますよ。

noname#32115
質問者

お礼

回答ありがとうございました。 検索してみます。

  • hiroko771
  • ベストアンサー率32% (2932/9040)
回答No.1

写真の仕上がりは、カメラ+現像+焼き付け(印刷みたいな行程)で決まります。 なので、最初にカメラで撮った素材が個性的なのがライカな訳です。 また現在はデジタルが普通になりましたが、写真のフィルムは幅が35mmになっています。 この規格が定着したのもライカのおかげなので、昔のカメラで撮った方が「くせ」が有って面白いと言う部分も大きい =車に例えると「クラシックカー」を愛好するのと同じ理屈です。 また古いものは、全て「機械式」今でもカメラは「機械式」なのっですが 半導体やコンピューターのないものなので、アナログ式のカメラと言う位置付けも愛好理由の1つなんですよ。

noname#32115
質問者

お礼

回答ありがとうございました。 カメラに詳しくないので、カメラの世界用語はあまりパッとわからないですが、人気なんですね。。