その通りです。別に希薄化してるわけではありません。むしろ逆で、こうして見ず知らずの人とコミュニケーションすることで、人間関係は膨らんでいます。事実、俺の場合、「知り合い」と呼べる人間の数はインターネット導入前と比べて爆発的に増えています。
ではなぜ希薄化といったようなことが言われるのか。
昨今の大人たちがよく言う言葉の乱れ、などの、若い人間を攻撃するような見解は、そのほとんどは現在の大人達が若いときにも、当時の大人達から受けてきた攻撃でもあります。
すなわち、「『系』とか『超』といった言葉は内容がともなっておらずけしからん」と言う人がいますが、そういった人達は『的』という言葉の存在を無視して語ります。
つまり、そういった見解にこそ中身がないんです。
このことを某テレビ局の某有名司会者は「あんこうの釣るし切り」と称しましたが、俺はこの言葉がすごく気に入っています(笑)
それと同じことで、「若者の個性がなくなった」とは、「そう発言する側が中年になり、若者が区別できなくなった」と考えることができますし、「携帯電話やパソコンなどの普及で人間関係が薄れた」とは「先端機器が上手に使いこなせず、そういった機器を使ったコミュニケーションが苦手である」という、いわば社会全体ではなく、そういった発言する人間の個人的な状況をあらわすことも多いのです。
しかしたしかに、「友人」と呼べる人間と直接会って話をする機会も減りましたから、当然、そういった意味で自分なりの根拠をもって、携帯電話の普及による人間関係の希薄化を危惧する人もいます。
い、る、ん、で、す、が(^^;゚。
そういった人達のほとんどは「ディープな付き合い=酒の席」なので、俺としてはほとほと困っているのであります(笑)
お礼
そうですよね。やっぱり人達のあやまった見方が昂じたものですよね。よくわかりました。ありがとうございました。