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遺産相続の調停員の変更可能性とは?
- 遺産相続の調停員について疑問を持っている方へ
- 調停員の選出方法とその役割について解説します
- 調停員の対応や調整について憤りを感じている方へのアドバイス
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質問者が選んだベストアンサー
まず,まともな調停委員にあたっていないという現状は,とても大変なことと心中お察しいたします。 1 調停委員の変更が可能かについて 調停委員の変更が可能かについては,特にこれを認めた規定などはなかったと思います。でも,直接,家庭裁判所の書記官室に行って,事情を話し,変更を求めたら,よほどの場合には,変更をしてくれる場合もあると思います。ただし,書記官(ひいては裁判官 )としても,不満のある人の意見を全部聞いていたらきりがありませんので,「あの調停委員が気に入らない」などのレベルでは無理でしょうし,本当に余程の事情は必要だと思います。投稿者さんの事情を詳しく知りませんので,実際にどうだかは分かりませんが。また,一方でむやみに調停委員の変更を求めても,逆に書記官や調停委員の心証を悪くするのではないかとも思います(ここは勝手な想像ですが)。 2 調停委員の選出について 弁護士や司法書士の人も選出されていますが,ごく一部の人たちです。ただ,遺産相続のような法的問題が絡むと,2人のうち1人は弁護士が担当することが多いと聞いたことがあります。 選出方法については,私が聞いた限りでは,現調停委員の推薦が多く,どういう人が推薦されるかと言うと,暇をもてあまして,それなりに社会的地位のある,そこらへんのおっちゃんなんかが,なるわけです。例えば,地元に密着した中小企業の取締役を退任した人や,元,小学校の先生など。名誉欲しさの人もいて当然でしょう。ですから,弁護士以外の調停委員が法律に詳しいということはあり得ません。 3 その他 私が自ら経験したり聞いた範囲ですが,調停委員のレベルはぴんきりです。ただ,「ぴん」の方でも,当事者の話を真摯に聞き続けることができるというレベル程度です。それ以上の調整能力なんて,さほど期待できません。調停委員が調整できた事例なんて,そもそも当事者の話し合いでも調整できるレベルの事案だと思います。「きり」になれば,当事者の言っていることをまともに理解することもできない頭脳の方がいます。調停委員がかえって話を複雑にしているんじゃないのと言いたくなるような場合もあると聞きます。 私の理解では,この制度は,当事者が話し合いの席につくということで何よりの意義があり,当事者では怒鳴り合い等でまともな議論ができない場合に冷静な第三者をいれるという程度のもんだと思います。 だからこそ,調停委員は,機械としてだけ動いておいてくれればいいんですがね。例えば,ご指摘の問題のように,相手に言わないでと言ったことは絶対に相手に言わないなど。
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- yumegokoti
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No1の者です。 調停委員の職業は,教えてはくれないんじゃないかと思います。調停委員にも色々な人がいて,調停委員のプライバシーの問題がありますから。さらに言えば,リタイアして無職のおっちゃんなんかもいるわけで,書記官も言いづらいでしょうし。 ただ,弁護士や司法書士であるかどうかだけがお気になるのであれば,お父様が直接調停委員に聞かれたら良いと思います。違うのであれば,違うとだけ答えるでしょうし,本当に弁護士さんであれば,あえて隠さないとは思います。
お礼
今回の回答を父にも話し今後どうするか相談いたします。どうもありがとうございました。
お礼
yumegokotiさんご回答ありがとうございます。 1-3まで貴重な情報をありがとうございます。 >当事者が話し合いの席につくということで何よりの意義があり,当事者では怒鳴り合い等でまともな議論ができない場合に冷静な第三者を>いれる。 の部分は父が実際に調停委員から言われたことでもあります。ただこの説明がされる前の過程で「離婚調停のときにはあなたのここが悪いなどと指摘することがありますが,相続調停ではそういったことをしません。」といわれたこともあり何のための調停だと思ってしまいました。 今回調停へ踏み切った経緯として父の5人兄弟で一度は同意にいたったのに約1名(もともとこの人を説得したのですが)が難癖をつけてきたため法的解決を促すことでした。 もう1つ質問させていただいてもよろしいでしょうか?直接,家庭裁判所の書記官室に行けば現調停委員の身分というか職業を教えていただけるものなのでしょうか?知ってる範囲で構いませんのでご回答いただければ幸いです。