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LANケーブルの種類の違い
一般的なLANケーブルの種類にカテゴリー5、5E、6があり、転送速度が違うのは分かるのですが、物理的な違いは何なんでしょうか? 芯線の材質が違うのでしょうか? また、LANケーブルのオス同士をつなぐ延長コネクタがありますが、これもカテゴリー5E、6対応品や10BASE-T用などと書かれているものがありますが、これも同様に物理的に何が違うのでしょうか? ご存知の方、よろしくお願いします。
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芯線は主に銅なのですが、ノイズ耐性を高めるために被服や、被服内でのケーブルの取り扱い方(より対線など)にいろいろ違いがあります。 速い速度で通信するには、周波数を上げなければなりません。(CPUと同じですね) しかし、周波数をあげると、外部への漏洩ノイズが大きくなり、さらに外部からのノイズの影響も受けやすくなります。(ADSLなどで、収容局から遠くなると速度が遅くなるのも一緒です)そのためノイズを低減するために、より対線にしたり、被服にノイズ耐性の強い物を使用したりします。CAT-5やCAT-6などの規格は、TIA/EIAという団体が定義していて、その規格に最低限適合されているということです。もちろん5より6の方が求められる品質が厳しくなるので、値段などもそれ相応に高くなります。延長コネクタもこれと同じです。 また、延長コネクタを通すと速度が落ちるのは、コネクタ自身が抵抗になっているからです。線と線の間に異物を挟んでいるわけで、電気信号がスムーズに流れなくなり、減衰するために速度が落ちてしまいます。 なので、延長コネクタは極力使わない事をおすすめします。
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- popesyu
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材質というか仕様(求められている最低ラインの機能)が違います。 その為結果的に材料が異なるということもありうるでしょう。 例えとしては間違っていますが、分かりやすい話として。 時速100km以上出るものを普通自動車と呼び それ以下までしか出ないのものを軽自動車と呼ぶとされているとします。 その場合、普通自動車と軽自動車は材料や材質が違うのですか?と問われたら、 普通自動車の方が良い材料を使っていると思いますし、エンジンはまず普通自動車の方が最高速度という部分に関しては明らかに性能が上のものでしょうが、例えば加速はどちらが上かなどになると特に規定上触れられてない部分なのでひょっとしたらそう大差ないものを使ってたりするかもしれませんし、例えばボンネットの材質がとかまでなると全く分かりませんという感じでしか回答できないのと同様です。 後者の方の質問に関しても、特に速度に関して実測値が大きく損なわれないというような意味での対応でしたら、そう大きく変わることはないでしょう。物理的な材質や材料の違いについては良く分かりません。結果的に個々の部品で違うものを使っている可能性は高いです。
お礼
回答ありがとうございます。参考になりました。しかしもう少し色々な意見を聞きたいと思いますので回答を待ちたいと思います。
補足
このような質問をするのも、数台のパソコンの中で、延長コネクタでつないだパソコンだけの速度計測結果が非常に悪かったので、疑問に思い質問しました。 延長コネクタの場合、1cm程度の距離の線と線を金属でつないでいるだけのに、何でそれぞれの規格に対応/未対応とわざわざ言っているのか、また価格がかなり違うのかが不思議に思いましたので、もう少し色々な回答を待ちたいと思います。
お礼
分かりやすい解説ありがとうございます。大変勉強になりました。