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アーク溶接の遮蔽ガス
手溶接の溶接棒は被服剤で覆われています。 (ポッキーのチョコレートの部分のように) 半自動溶接機のガス(CO2)も同じ役割をしていると聞きます。 遮蔽ガスと呼ばれているそうですが、どういう役割をしているのでしょうか?
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質問者が選んだベストアンサー
ガスシールドアーク溶接の事ですね 主に酸素が溶けた鉄と反応してブロー(気泡状になる)を防ぐ役割を行います 質問者の仰る半自動溶接機で使用する代表的なガスはCO2ですが最近はTACガス(アルゴンガスとCO2の混合)が増えてきましたね 他に使用するガスは、アルゴン・ヘリウム辺りを使用します この辺りのガスを使用する場合はMIGになりますね アルミ・銅など 半自動溶接機の場合、電圧(熱量)と電流(ワイヤーの送り)をバランスの取れた状態に調整しますが、CO2の場合、少しずれるとアークが乱れ、まともに溶接出来ません TACを使えば多少の誤差があってもアークが安定します 仕上がりもTACの方が綺麗ですよ Tig溶接ではアルゴンガスを使用します 溶接の表面保護以外に、電極のタングステンを保護する役割もあります
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- coduck2
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#6の文章中 溶剤→溶材に訂正してください
- coduck2
- ベストアンサー率31% (122/391)
#5です 補足内容を確認しました ノンガスタイプですね 十分、使用出来ます このタイプは現場など屋外で使用する事を想定しています 手棒と呼ばれる被服棒アーク溶接機に近い物です 一般的に使用するガスシールドアーク溶接のワイヤーに比べると値段が高くなりますよ なので工場内で使用する時は溶剤単価が合わないので使用しません >このワイヤーを使えばシールドガスが無くても酸化による強度低下や気泡の発生を充分に防ぐ事が出来るのでしょうか? 一応とだけですね 少しでも風が吹いたら、すぐにブローしますので・・・
お礼
補足分を含め知りたい事を全て知る事が出来ました。 ありがとうございました。 別の質問でもお世話になっております。
- kenkenpapa
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一つは回答の中にある通り酸化の防止です。 鉄などは温度が高い状態で酸化すると発泡した様な状態になります。(エアインチョコみたい) 後は窒化の防止とトーチの保護(加熱防止) 仕上がりと溶接性能の向上のため炭酸ガスとアルゴンを混ぜたガスを使うこともあります。 ワイヤーの中にフラックスの入っている物もあり、これはシールド性能がさらによくなります。
お礼
気泡の発生を抑える役割もあるのですね。 強度が第一の溶接作業では気泡が混じったのでは話にならないですよね。 よく分かりました。
- mermaid2004
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● 鉄板を溶接する場合に鉄板は電気アークで高温になり空気に触れると空気中の酸素と鉄が反応し、酸化鉄(錆び)となり、強度が出ません、空気より重たい炭酸ガス(Co2)で溶接部分の空気を遮断し、酸化鉄が出来るのを防ぎ、溶接による強度の低下を最小限に抑制します。
お礼
ここに質問する前に友人に聞いたら 「あれはグイグイ溶け込むように酸素を送っている」 などと言ってました。 実際にはまったく逆で酸素を遮断するガスだったのですね、騙されなくてすみました。
- gorisansei
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聞いた話によると金属の酸化を防ぐためです。 アルゴンなんかの化学でいう18族の希ガスは、反応性に乏しいため、 空気中の酸素と金属が化合するのを防ぐために使われていたはず。 自信なくてすみません。
お礼
「自信なくて」と断ってありますが他の回答者様と同じ内容ですね。 多くの方に答えてもらえると、こちらも自信が持てます。
- nobugs
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溶接時には、高温になり空気と接触した状態では酸化し、強度が落ちます。 空気に触れるのを防ぐために遮断ガスを噴きつけます。
お礼
なるほど、それで遮蔽ガス(遮断ガス)というのですね。 ありがとうございました。
補足
早速、多くの方に回答していただきありがとうございました。 遮蔽ガス(シールドガス)というモノがどういう役割で、どれほど重要なのか分かりました。 ところが溶接機のカタログには(下の方が説明しておられる)フラックス入りワイヤーを使用した ノンガスの溶接機というモノがあります。 このワイヤーを使えばシールドガスが無くても酸化による強度低下や気泡の発生を充分に防ぐ事が出来るのでしょうか?