固定IPと動的IPの違いは？

質問

パソコンに詳しくないものです。

固定IPと動的IPというのがあるそうです。
この違いを教えてください。
固定IPのインターネット接続料金は高いのですが、何故でしょうか？
もし動的IPが、接続するたびに違うIPを取得するという意味だとすると、自分のPCのIPが違ってしまって困ることがあるのではないでしょうか？

よろしくお願いします。

回答No.7

sinobu_wednesday · ベストアンサー

IPアドレスというのは、インターネットに接続している無数のコンピュータを識別するための数字列です。これが、インターネットに接続するたびに同じアドレスとなるような接続が固定IPサービス、インターネットに接続するたびに異なるIPになる（というより、固定されないという意味です。毎回必ず違うということではない）のが動的IPサービスと呼ばれます。

固定IPにするメリットは、インターネットにいつつないでも同じアドレスを使うことが出来ますから、自分以外のインターネットの利用者に対して、いつでもそのアドレスで自分のコンピュータを使わせることが出来ます。自宅のコンピュータでWebサイトやメールサーバ、その他のインターネットサービスを外部に提供したい人は、固定IPを選ぶとそれらを外部に容易に提供できるようになります。

逆に言えば、外部にそういったサービスを提供するつもりのない人（もっぱら利用するだけの人）は、固定IPにする必要はありません。Webやメールを利用するだけなら、動的IPで困ることは全くありません。
また、固定IPだと、いつも同じIPアドレスと言うことで、ハッカーなどからの攻撃についても若干弱くなりますので、無理に固定IPにするということはしない方が無難でしょう。

固定IPの方が高い理由ですが、プロバイダは固定IPのユーザに対し、自分で管理しているアドレスを割り当てる必要があります。例えばユーザが10000人いれば、10000個のアドレスが必要となります（一人1個を割り当てたとき）。このアドレスが足りなくなると、上位団体からもらってこなくてはならないのですが、手数料やら何やらでプロバイダにとっては出費になります。

ところが動的IPの場合は、10000人のユーザに対し、10000個のアドレスは必要ありません。10000人の中には、その日インターネットに接続しない人もいるので、平均して2日に1日しかインターネットを使わないとすると、アドレスは5000個あれば足りる計算になります。

わかりにくい例えですが、スーパーの駐車場で、利用客の駐車スペースが固定されている場合のことを考えてみてください。ある客がスーパーに来たときは、必ずその客専用の駐車スペース（○○様専用）に停めさせるとします。客が100人いれば、駐車スペースは当然100個作らないと困るでしょう。
ところが駐車スペースが自由なら、100人の客に100個の駐車スペースを用意する必要はありません。100人の客が同時にスーパーに来ることはないでしょうから、10個作っておけば十分かもしれないし、足りなくなりそうなら、様子を見て15個にするなど増やしてやれば良い。固定されている場合に比べ、効率が良いわけです。
その分、動的IPの方がコストが削減でき、安く提供できるという訳です。

回答No.6

10gate

こんばんは。

まず一般的なIPアドレスは0.0.0.0～255.255.255.255までの有限の個数です。
ピリオドで区切られた4つの数字はそれぞれ0～255までの値を取ります。

そうすると、組み合わせは255の4乗という結構大きい数字になりますが、
世界中のコンピューターがこれを使うので、必ずしも十分とは言えないのです。

そこで現在はIPV6という新しいアドレス体系の導入がすすめられていますが、このお話は割愛します。

とりあえず現在のIPアドレスは有限の個数で、数が足りなくなってきています。

数が足りないので、一人に一個は付けられません。
ですので、あまり使わない人は複数人で一個てもらいます。
これが動的IPアドレスです。

誰かがパソコンの電源を切ると、その人が今まで使っていたアドレスを別の人が使います。

IPアドレス自体はネットワークにつなぐ時に、アドレスが付けられれば何番でも良いので、毎回変わったからといって困る事はありません。

それでは、自分のパソコンがいつも同じアドレスである、固定アドレスの意味はと言いますと、
例えば自宅のパソコンでホームページを作ったとします。

誰かがそのページを見るのに、IPアドレスを参照するのですが、これが毎回かわったら困りますよね。

ですので固定IPは、会社や自宅でホームページを見せる人たちには必要なのです。
ただ上でも言いましたが、数が少ないので、当然利用料も高くなる訳です。

回答No.5

kuma-ku

こんにちは
新幹線の座席に例えると、動的IP は『自由席』で、固定IP は『指定席』です。

□固定IP アドレス
”固定IP アドレス”とは、プロバイダから常に同じグローバルIP アドレスが割り当てられるサービスです。

・用途
WEB やメールサーバなどをインターネットに公開する際には、固定グローバルIP アドレスが必要になります。

ただし、Dynamic DNS と言うサービスを使うと、必ずしも固定IP が必要ではなくなります。

しかし、本来はサーバ公開時には固定IP が必須条件です。

・コスト
通常のプロバイダ接続料金に併せて、別途サービス費用がかかります。

□動的IP アドレス
”動的IP アドレス”とは、プロバイダからランダムでグローバルIP アドレスが割り当てられるサービスです。

・用途
通常、インターネットに接続する際には、動的IP アドレスでIP が付与されます。

・コスト
通常のプロバイダ接続料金だけです。

＞固定IPのインターネット接続料金は高いのですが、何故でしょうか？
普通にインターネットに通信をする際には、動的でも通信が可能です。

サーバをインターネットに公開する人にとって、利用するIP がコロコロ変わっていると、利用者が接続できなくなる為、常に同じIP アドレスが必要なのです。

また、グローバルIP アドレスと言うのは限りがあるため、利用者全てに固定でIP を付与していると足りなくなってしまいます。

＞もし動的IPが、接続するたびに違うIPを取得するという意味だとすると、自分のPCのIPが違ってしまって困ることがあるのではないでしょうか？

インターネットへ出て行く通信であれば、固定でも動的でもどちらも差異はありません。

細かな話をすると、固定で出て行かないとNG な通信もあります。
例）サイト間VPN など

しかし、一般利用はどちらでも大丈夫です。

回答No.4

Hiyuki

＞自分のPCのIPが違ってしまって困ることがあるのではないでしょうか？

主にサーバー(特にWebサーバー）を運用する際に固定IPが便利ですね。

たとえば自分でホームページを運用するときに、プロバイダなどが用意するサーバーではなく、自分で
サーバーを構築してそこでホームページを運用することがあります。
そのときURL、たとえばhttp://www.×××.co.jpというのを取得していた場合、DNSサーバーというものに、このURLのホームページは○○というIPアドレスのサーバーで
運用されていると覚えているからIPアドレスを直接入力しなくても、ホームページにアクセスできるわけです。これがサーバーのIPアドレスと一致していなければいけません。
これが動的IPでころころ変わっては、アクセスが不可能になってしまいます。そのため固定IPが必要なのです。
それを回避する技術もありますが、世界でただひとつというのは便利です。

回答No.3

lucky365

固定IPサービスはあなた専用のIPアドレスを割り当てます。例えば一度123.456.789.012というIPが割り当てられると、いつでもこのアドレスはあなたが使っているものということになります。
インターネット上で端末を特定できるようになりますので、固定IPを必要とするサービス（ネット証券や一部のオンラインゲーム）や、外出先から自宅サーバーにアクセスできるようになります。

一歩の動的IPは接続毎にIPアドレスが異なります。
プロバイダーが持っているIPアドレスを一時的に借りるという事です。

カラオケボックスで毎回違う部屋に案内されるのが動的IP、VIP契約をしていて毎回最高級の同じ部屋を利用するというのが固定IPです。

話を戻しますが、特に固定IPを取得しなければ利用できないという機能やサービスを使っていないのであれば、固定IPを契約する必要はありません。

回答No.2

shurikko

#1さんに補足しますと
個人でホームページを作った場合、通常プロバイダなどにおいてもらうのが通常ですので、固定IPは不要です。

また、固定IPだと、自分の身元を相手（ホームページのアクセス先など）に知られやすくなるので、個人の場合は、あまりおすすめできないですね。

結論としては固定IPを使うのは、企業や団体が中心で、個人の場合はマニアぐらいなものと考えればいいと思います。

回答No.1

platypus

例えばIPアドレスというのは電話番号の様な物だと思ってください。

電話番号が変わった場合、電話をかける場合は問題ないですが、
電話をかけてもらう場合は困りますよね。

普通にインターネットを見る場合、自分のパソコンから目的のサーバへデータを取りに行く、つまり電話をかけるような感じになるので、特に問題がありません。

ところが、自分のパソコンでホームページを作っている場合、他のパソコンからデータを取りに来てもらう、つまり電話をかけてもらわないといけないので、不都合がおこるわけです。

かなり例え話になってしまいましたが、イメージとしてはこんな感じです（笑）。