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医師としての得意分野
お世話になります。 友人の同僚である医師Aは「抗菌・抗生薬」に大変精通し、先輩のドクターも相談にくるほどだそうです。 友人は日々の勉強が忙しすぎて、なんにも専門性を深められないと嘆いております。 その友人は、人格は素晴らしいのですが、頭脳明晰とはほど遠く、医師になるまでも人の倍、回り道をしてきました。 そして、要領も悪く、おそらく同僚より多くの時間をかけて患者の方々と接し、カルテを読み、毎週のカンファレンスの資料を1週間かけて作成する毎日のようです。 私は迂闊にも「あなたも自分の得意分野を見つけたらいいじゃない」といってしまったのですが、 それが彼の悩みを深めてしまったようです。 何かの道しるべにでもなればと思い、私の研究分野にも近いため、「経腸栄養は?」とか「輸液管理は?」とか提案してみたものの、栄養分野からの意見でしかなかったなと思っております。 幅広く見たとき、医師として得意であったら得だという分野(パソコン関係などではなく)があれば、教えてください。 得意分野などいったものは自分で見つけるのが一番だとはわかっていますが、日々の忙しさのなかで、得意分野を見つけられない友人のために、何かのヒントになってくれればなあと思います。 よろしくお願いいたします。
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質問者が選んだベストアンサー
私は医師ですが得意分野というものは自分が診てきた患者さんの病気や学会報告を通じて得られていく物だと思います。あせらずにこのまま真面目に続けていくことでいつしか得意分野はできてくることと思います。継続は力なり。です。 ただ、一言追加させていただきたいことは臨床医であれば、まず「患者さん」という人間を診るわけですから得意分野云々よりも「ヒトを大事にすること」を忘れない人になっていただきたいと思います。(前回答者の『良医』は大事なことです)
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- ja5
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すでに、すばらしい医師だと思います。 対医師で、自慢できる得意分野を探すのであればいろいろ意見もあるでしょうが、対患者様の医師としての得意分野を持っていらっしゃるようですね。大半の医師(偏差値だけで医学部へ進学した人たち)が手に入れられない、手に入れる気も無い資質は自慢できるのではないでしょうか。 ただ、毎週のカンファレンスの資料を1週間かけて作成するというのは、いかがなものでしょうか。 一人の患者様に100%の医療を施すのは立派なことですが、時間不足で0%になってしまう患者様が4人発生すれば、誤診率は4/5の80%になってしまいます。 対医師の得意分野を作ろうとするのはやめて、さらに対患者様の分野を伸ばしたら良いのでは? つまり、名医を目指すのではなく良医を目指すべきです。 早くティーテルをとって大学から離れるべきですね。
お礼
<毎週のカンファレンスの資料を1週間かけて作成するというのは、いかがなものでしょう ↑その通りなのです・・・ 得手不得手があると思うのですが、電子カルテになり、パソコンを操らなければならなくなってから、非常に時間がかかるようになってしまいまったようです。(A4サイズの書類を作成するのに2時間かかる) おっしゃるように、病人を相手にする時は彼の天職だなと思いますが、パソコンなどの苦手な分野で苦労しているのをみると気の毒にも思えます。 ありがとうございました。
- dryoshi1
- ベストアンサー率45% (171/378)
その医師が何科なのかで変わってくると思います。 私は循環器なのですが、循環器であればカテーテルとか心エコーなどの技術が得意という人がやはり有利かなと思います。 他には分野というか病気別で、糖尿病や高血圧等専門医のあるものは専門医という資格をとるとかでしょうか。 でも抗菌薬が得意ということは、感染症という得意分野があるということなので、それで良いのではないかとも思うのですが。
お礼
彼のお父様も循環器専門で、内科の医院を開業しています。彼は心臓カテーテルは医院レベルではできないから、心エコーはマスターしたいと語っていました。 抗菌薬が得意なのは彼の友人医師です・・・(^^;) ありがとうございました。
お礼
そうですね。まじめで真摯であることが、彼の魅力であると思います。 「病を診ずして人を診よ」という言葉がありましたが、そのような良医になっていただければと思います。ありがとうございました。