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応募原稿の読み手になるには
文学賞に応募してきた原稿は、初めの段階でのふるいわけには選考作家ではなく、編集者やその知人等があたるそうですね。私もその一員になりたいのですが、大手出版社になど、知り合いはいません。 えっ、あなたにできるの? なんて、きっと誰もが思いますよね。自己推薦ではだめでしょうか? 因に学歴はありません。作家志望でもありません。読書は趣味です。唯一の売りは、長年にわたる読書会経験から、内容の読み取り訓練はできている(保証は無いのですが)という事だけです。 それから、これは全くのボランティアなのでしょうか?お礼を期待しています・・。
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私自身は経験がないのですが、友達がとある文学賞の下読みのバイトをしていたので……。 彼女はその文学賞に何度か応募して賞も取ったことがあるのですが、 そこの編集者さんのつながりで仕事をもらっているそうです。 読む量は忘れてしまいましたが、土日まるまるつぶして月に3万円ほどの収入と言っていました。 下読みさんが読む原稿の中には、日本語としてオカシイものや原稿の使い方が間違っているもの、 句読点がないもの、とにかくつまらないもの等もあるけれど、 それらを全て読んで感想を書かなければいけないので、とても大変だと言っていました。 「下読みの鉄人」というサイトに、下読みさんの素顔というページがあります。 http://www.sky.sannet.ne.jp/shitayomi/m01-02.htm このページによると、やはり「編集者・評論家・ライターなど」「無名の新人作家」「編集者の知人など」がされているようです。 お給料のことなども書いてあるので、参考URLに貼っておきますね。 自己推薦については書いてありませんが、駄目もとで文学賞を主催しているところに 下読みを募集していないか問い合わせてみてはどうでしょう。 (というか、それくらいしか思い浮かびません、ごめんなさい) ただ、読み取り能力の証明ができない場合は採用は難しいかもしれません。 大げさに言えば、一人の作家人生を左右してしまいますからね……。 長々と書いてしまいましたが、ご参考になりましたら嬉しいです。
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- BacHo
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私は文学ではありませんが、ノンフィクション応募作品の「下読み」をしていたことがあります。私がかかわっていた「賞」では、かつての受賞者たちに「下読み」の仕事を依頼していたようです。私もその賞の受賞者です。だから残念ながらその賞と関係のない方には依頼しないと思います。 文学賞の下読みをしている方と話をしたこともあります。女性でフリーの編集者でした。賞の受賞者ではありませんが、大手出版社の文学雑誌で働いていた方で、そのキャリアが評価されたのだと思います。 いずれにせよキャリアがないと厳しい、と言わざるを得ません。ちなみに下読み料は私の場合、1本5000円でした。
お礼
回答ありがとうございました。 かつての受賞者の方たちが下読みに当たるというのは、その業界のライバルが新たなライバルを選出しているという、不思議な関係ですね。おもしろい。 読書会のメンバーの人なんですが、一度だけ、ある文学賞に応募しました。子供連れでのロケハンまで敢行して纏め上げましたが・・。でも、私は彼女を尊敬しています。形にするって、たいしたものだと。仕事と家庭を回していく毎日の生活で、頭の中での作業とはいえ、作品を煮詰めていく事は、「日常」かかわる事柄に対してあれこれ考えなくてはならない一方で同時進行はできないでしょうから。 BacHoさんの作品、もしかしたら私も読ませていただいているかもしれませんね。小説と比べ、ノンフィクションは手にとりやすい、と言いましょうか、読者は作家で選ばず、テーマで選ぶ事が多いかもしれませんね。ご活躍、祈っております。 でも、どなたかなぁ。 気になるっ!
お礼
はたして回答をいただけるか、心配しながらアップしたのですが、驚きました。以前から気になっていた、そして知らない世界の一端を紹介していただきありがとうございます。 「下読みさん」というのですか、新鮮な響きです。 読書会を15年以上やっている中で(現在わずか3人なんですが)まあ、一般的にも言われている事ですが、賞をとった作品のレベルが???、という印象で、自腹を切って購入すると後でがっかりというケースが多い事から、これは選考はどうなっているのか、と、考えたわけです。 そうですね、ハードな作業という事は良くわかりました。報酬が伴わない事も、ネ! ガッカリデスが・・。