皆さんご指摘のとおり『借金をして売買するから』が一番の理由です。
ただし『どこにも歯止めが無い』と言う恐怖があるんです。
『買いたい時』と『資金をかき集める事ができる時』これが一致するとは限りませんよね?
馬券で借金…これは結局『サラ金で借りて使って無くなった』が最大の借金です。
ですのでこの場合『サラ金の審査』という『歯止め』があります。
馬券とは異なり『株を担保に株を買う』これが残念ながらできてしまうんです…
コレが歯止めの全く無い奈落の底への入り口です…
メジロマックイーンの単勝を500万!その馬券をすぐさま質に入れ、さらに馬券を購入!
馬券の場合これを認めると質屋は潰れますから『ふざけるな!』ですよね?
でもこれがもしできたらやってみたくないです?
『勝つ事が確実!』だとしたら…残念ながら株の場合これができてしまいます…
『値上がり期待』ならば買えるだけ買うほうが得策と考えれば無茶もする事でしょう…
値下がると思って買う人はいません。値上がると思って買うわけですよ。
今回の『競馬と質屋』を例に『額面の80%まで融資』と仮定してみましょう。
『今回の天皇賞もメジロマックイーンが鉄板だ!よし買いだ!
単勝を500万!その馬券を担保に同じ馬券を400万!
同様に320万!256万!204万!163万!131万!104万!
83万!67万!53万!42万!34万!27万!21万!17万!14万!11万!9万!…』
『よし!1着だ!!!』
審議の結果『最下位降着になりました…』可愛そうにこの時点で全て紙くずです。
恐ろしいですね…500万円持っていた人が0万円に…ではないですね…
計算してみてください。この場合だと約2000万の借金をしている状態になっています。
ちなみに借りているわけですから利息も発生しています…いったいいくら損をしたのでしょう?
敗者の弁…『確実に1.2倍ぐらいになるはずだったんだ…』
もしもこれが競馬ならば歯止めがあります。『買えば買うほど倍率は下がります』からね…
残念ながら株の場合は『買いたい人が多いほど逆に倍率が上がります』
この人は『借金をする』と言う意識はあったでしょうか?おそらく『大金を握り締めて…』と言う事しか無かったでしょう…
とうとう『歯止め』が最後まで出てきませんでしたね…
正論上では『借金をせずに買えば最悪で一文無し』です。
株をやる勇気…あなたにはありますか?
唯一の『歯止め』は自身の正しい判断力のみかもしれません…
お礼
レスありがとうございます。 まともな取引だけならマイナスにはならないんですね。