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二階から目薬

「二階から目薬」ということわざがあります。 これはいつの時代にできたのでしょうか。また、そのとき使われた目薬は何だったのでしょうか。

みんなの回答

  • gekkamuka
  • ベストアンサー率44% (138/309)
回答No.2

 元禄13(1700)年刊の西沢一風「御前義経記」には、 「二階から目薬さす仕掛け、さりとは急な恋ぞかし」とあるようです。  目薬なるものも色々あったのでしょう。 めぐすりの木を煎じ、飲み薬・洗眼・点眼・軟膏などにしていたようです。http://www.megusuriya.com/megusuri.html http://www.santen.co.jp/eyecare/museum/episode/epi_c01.html  ここからは想像でしかないのですが、 1.目薬は液体状 上の出典でも「二階から目薬さす」とあるように、さすは差すで、「水を差す」「酒を差しつ差されつ」のように、軟膏では使えない表現であり、ここはやはり液状の点眼薬か洗眼用煎じ薬だったのではないでしょうか。 2.二階 「二階」は前田勇編「江戸語の辞典」によれば、1)歌舞伎劇場用語で楽屋の二階(実は三階)、2)吉原語で女郎の部屋のある所とあります。なるほど出典の「御前義経記」は、諸国の遊里を遍歴する色道修行物語の由。 3.「下からべかこ」 いろはガルタの句に取り上げられるようになると、「二階から目薬」の後にこの言葉が続いている。 「べかこ」は指で目を押し開き、赤目を出してアッカンベーということで、目薬を受け易くすることだろうか。 漠然とイメージされるは、2階の女性の美醜を下からからかった男に、あんたの目が悪いのだろうと二階から目薬を差すぞ言い返せば、下の男もまたどうぞとばかりわざと指で目を広げ、アカンベーで返答するという、遣り取りなどいかがでしょう。  単に回りくどいとか、可能性に乏しいとかの表の意味だけでなく、実は男女のちょっとしゃれた掛け合いのトーンにまでカルタには込められているとは、ちょっと穿ち過ぎでしょうか。

megu04
質問者

お礼

いろんなことわざの出典を知るのも面白いですね。参考になりました。

回答No.1

他のサイトでもいくつか質問がありましたが、読売新聞の日めくりを引用した回答が多かったので紹介します。

参考URL:
http://www.yomiuri.co.jp/himekuri/021112.htm
megu04
質問者

お礼

ご回答ありがとうございます。軟膏の目薬ですか・・なんか目の中がゴロゴロしそうですね。

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