自然な日本語に添削していただけないでしょうか。(桜とわたし)
日本語を勉強中の中国人です。文章力をつけたいので、作文の練習をしています。次の文章を自然な日本語に添削していただけないでしょうか。
桜とわたし
白に近い淡いピンク色の花で、花びらごとに小さな切り口がある。一つの花びらは長いハート型のように見える。一輪の花はその五つのハートからなっている。それが私の知っている美しい花、桜だ。ただ、私が知っているのは静かな桜に過ぎなかった。
岩井俊二監督の「四月物語」という映画のおかげで、桜吹雪を始めて見た。その中で、さらに印象深かったのはあるシーンだった。風に舞う桜吹雪の中に、アパートの外で引っ越し屋さんと話をし終わった主人公の女性が、アパートに戻る時に、ふと服を払った。すると、花びらが彼女の服からはらはら落ちていた。そのふとした瞬間はとても美しいと思い、脳裏に焼きついた。
昨日、上海植物園へ春の花の展示会を見に行った。遠くで、前方に白い花がいっぱいついている木をたくさん見た。いまの季節だと、もしかして、桜だろうかと嬉しくなって、足元を早め、近づいていた。植物園に入って、私の思った通り、迎えてくれたのは、道の両側に並ばれていた桜の木だと気づいた。こんなにたくさんの桜の木を見るのは初めてだった。繋がっている桜の木は、薄い桜色の曇りのように見える。空の中で何かが飛んでいる。それが「四月物語」の中の桜吹雪だとすぐ気づいた。花びらが風に乗って、雪のようにそっと舞い降りる。地面に静かに落ちた後、溶けないでそのまま残っている、それが雪と違うところだろう。風に舞い回る桜の花びらの姿に見とれ、心がふわっと優しくなった。桜が舞う道を歩いていくと、一枚の絵の中で歩んでいる気分になり、とても幸せな感じがした。カバンを開け、カメラを取り出そうとする時、ひとひらの桜の花びらがふわふわ飛んできた。花びらが薄くて、とても柔らかい。その一番先にちょっぴり鮮やかなピンク色に染められていた。思わずちょっと心を動かされた。
春の花の展示会でいろいろな花を見たが、私を一番魅了させたのはやはり入り口のところの桜よりほかならなかった。風に舞う桜の豪華な散り方はとてもロマンチックだった。私は桜という花の動的な一面を知り、さらにこの花を好きになった。
また、質問文に不自然な表現がありましたら、それも教えていただければ幸いです。よろしくお願いいたします。
お礼
ありがとうございました。良い花見になりそうです。