在日朝鮮人の方は祖国のことをどんな風に感じているのでしょうか

質問

対北朝鮮のサッカーがあり、TVなどで在日朝鮮人の方々が祖国を応援する様子が放送されています。

堂々とTVに出ていることが少し衝撃でした。
（偏見に凝り固まった私的な視点です。決して在日の方に特別な感情があるわけではありません。）

普段は自分が朝鮮人であることを隠さずに生活なさっていらっしゃるのでしょうか。
祖国を誇りに思うからこそ、サッカーでも北朝鮮を応援しているのでしょうが、拉致問題や、金正日に対してはどのように考えていらっしゃるのでしょうか？

決して責めているわけではないです。本当に。
表現の仕方に失礼がありましたら大変申し訳ありません。
素朴な疑問と言ってはちょっとアレではありますが、
単純に、どのような気持ちで上記のような問題を捉えていらっしゃるのか知りたいと思いました。

回答No.3

fine-motion

在日朝鮮人３世です。
あなたのおっしゃるとおり、祖国を誇りに思い、そして愛着を感じるからこそ北朝鮮を応援しましたし、これからも同様です。
私は現在日本の大学に通ってますが、本名で通しています。生まれてこのかた朝鮮人であることを隠したいと思った事は一度もありません。
拉致はあってはならない事でした。ただ、特に１世世代にいたっては、正当化はしなくても「朝日間の歴史の流れ」で起きた出来事だと捉える見解があるのも事実です。祖父世代には凝り固まった日本植民地時代の記憶があるので、祖国を擁護したい感情に駆られるのでしょう。もちろん、私達若い世代もそれと似た感情がありますが、それは「目には目を」の精神に他ならず、褒められたものではありません。昔、辛く苦しい思いをした当事者やその子孫であるなら尚更、拉致被害者の立場でこの問題を考えなけらばいけないと思ってますよ。

指導者に対しては今が過度期だと考えています。日本の報道がずべてデタラメとは言いませんが、一の事を十にして宣伝する情報操作も多分にあります。国内であらゆる改革が進められているのも事実ですし、そのために同胞である韓国の助けを素直に享受する努力も見られます（今までなら断固としてつっぱね、考えられませんでした）。最終的には自分をホントに考えてくれるのは他人ではなく兄弟ですからね。体裁を捨て、それを受け入れたと思いたいです。
静かにですが国の扉を開ける道を着々と進んでます。６０年もの間維持された国の体質を一昼夜で変えるのは不可能ですから、今は見守る事が重要だと思っています。

在日１世の９９．４％は今の韓国領土（それも最南端に近い）出身者ですがその大多数が植民地解放後、韓国ではなく北朝鮮を支持した歴史的事実があったことを書いておきます。アメリカの支配下に置かれ「在日は日本人として生きていけ」的な発言を繰り返した韓国を嫌い、自主性を前面に打ち出し、苦しい生活資金面でも多大の援助をしてくれたという北朝鮮を「我が祖国朝鮮」と見なした結果です。私の両祖父母もそうでした。普通なら日本に「在日朝鮮人」は皆無のハズで純粋に「祖国」は韓国のハズなんですね。
今状態が良くないからと言って過去の恩を忘れ、国を捨てる事はできないし、その気も全くありません。北朝鮮がなかったら我々在日は存在しなかったのですから。

回答No.2

doraiba

貴方が、対日本戦の時は、日本を応援し、日本国内で行われる、国体や、高校野球等の対出身地・対母校等を応援されるのと何ら換わりはありません。
「　祖国を応援する様子が放送されています　　堂々とTVに出ていることが少し衝撃でした　」と表現される方が居られる事が不思議です。
　私の友人の多くは日本人です、日本対朝鮮・韓国の時は互いに分かれ、対日本・朝鮮・韓国の時は共に応援しています。
　私自身、四十数年前の中学校入学手続きのときに、韓国籍の朝鮮人と知りましたが、何ら恥じることなく隠さず今日に至っています、（当時の中学校は、一クラス５０人程度で１３クラス、在日が帰国人は、一割程度だったと思います）祖国の誇りがどうのこうので無く、自分が生れた所が、故郷であり、自分の住んでいる国と考えています。

拉致問題に付いては、
　日本人や韓国人や朝鮮人やとの問題でなく、何人もやっては成らない行為で、許される事ではない、国家の主権の問題です、日本の国を動かす為には、その国に住んでいる人達の結集力だと思いますが、今の日本では、直接自分自身にかかわりが無ければ、知らん振りの人が多いような気がします。

お願い
　貴方の書込み内容では、在日の考えいる事は、皆同じと言うふうに解釈できますが、十人十色で、味噌も粕も同じにしないで、人対比とで見て欲しいです、

回答No.1

tantata

北朝鮮を支持する在日朝鮮人の考え方は総連のＨＰで
知ることができます。
彼らもやっぱり遺骨鑑定は捏造だと思ってるようです。

参考URL：

http://www.chongryon.com/index-j.htm