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慢性アレルギー性鼻炎の治療方法とステロイド点鼻液、抗アレルギー剤の使い方について
- 慢性アレルギー性鼻炎の治療方法として、ステロイド点鼻液(フルナーゼ)と抗アレルギー剤(アレグラ錠)が効果的です。
- ステロイド点鼻液は1日2回、抗アレルギー剤は同じく1日2回の服用が推奨されています。
- 医療費負担を軽減するために服用回数を減らす場合、ステロイド点鼻液を1日1回に、またはアレグラ錠を1日1回にすることが考えられます。
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NY0716さん こんばんは 経済的な事を言われたら何にも答え様が無いのですが、今の服用方法は一般的な使い方です。この使い方で症状の改善が有るのであれば、私はまずはそのままで様子を見られたらと思います。本当に症状の改善が有るのであれば、薬の減量または一切服用しなくても症状が起こらないはずです。但し、一週間の服用で見た目の症状の改善が有っても、まだまだお薬が症状を押さえつけているだけの可能性が有りますので、今の所は色々な理由があろうともお薬の減量は考えない方が良いと思います。もちろんDr.の指示で減量するのは良い事だと思いますが・・・・。 自己勝手な考え方でDr.の指示無しに減量したとすると、症状が再度出てしまう可能性があるわけです。Dr.が知らずに減量した場合、Dr.はご自身の指示通り服用していると考えますから、症状が再発した事に対して疑問を感じるわけです。結果的に今以上の強い(言ってしまえば身体に負担のある)薬を処方されてしまう可能性が無きにしも非ずです。そう言う事も含めて、自己勝手な減量ではなく、Dr.と相談しながらの減量が良いと思います。 アレグラのような抗アレルギー薬は、アレルギーの元が体内に入っても見た目の症状を起こさない様にするお薬です。点鼻薬は起こってしまった症状を少しでも楽にする(具体的にはフルナーゼ点鼻薬の場合は、鼻粘膜の炎症を鎮める働き)です。これからも解る通り、見た目の症状が少なくなっているのであれば、見た目の症状を抑えるお薬は少なくても済む可能性が高いですから、少なくするとしたらフルナーゼ点鼻薬からだと思います。 NY0716さんもご存知と思いますが、全ての病気は対応した治療薬を服用するのと同等に養生も必要になってきます。以下は漢方的な考え方なのですが、鼻炎(慢性・急性を含めて)の場合は「冷たい物を食べたり水分を飲むのを控える」が養生法になります。 鼻炎を含めた俗に風邪と言う症状は、身体のバランスの乱れによって起すと言われています。その時のバランスの乱れ具合で、鼻粘膜に水分が流れる様なスイッチが入ってしまう事が有ります。もし鼻粘膜に流れた水分を処理する事が出きれば、鼻粘膜から水分を捨てる事になりますから鼻水が垂れる状態になります。鼻粘膜に貯まった水分を処理する事が出来ない場合、鼻粘膜がムクムと言う形で鼻が詰まると言う事になります。これが漢方的な鼻炎の解釈です。 体内のバランスが乱れて、鼻粘膜に水分が流れ易くするスイッチが入っていても、原材料の水分が無ければ水分が流れたくても鼻粘膜に水分が流れなくなります。つまり鼻炎の症状は起こらないと言う事です。したがって水分を控える事(過剰な水分は飲まない事)が養生法の1つになります。 冷たい物を沢山食べると、血行が悪くなる事が多々有ります。血行が悪くなれば、鼻粘膜中の血液の流れが悪くなり鼻粘膜に水分が貯まる原因の1つになります。したがって冷たい物を控える事も養生法になります。 ご存知の通りアレグラは錠剤ですから、服用する時点で何らかの水分が必要になりますよね。そう言う薬を服用するための水分も飲む水分には変わりありませんから、一日の飲む水分量(お茶やコーヒー等)の中から多くても服用に使う水分を差し引いた量の水分を飲むと考えると良いと思います。 症状に合った養生法をする事で、症状の改善が早まる可能性は高いですから、結果的に薬の量も減る可能性が高く経済的になる可能性は高いと思います。
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- juns777
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#3&4です。明らかに書きすぎですね。でも、ここまで付き合ってくださる方がいて感謝いたします。 隠れたポイントは季節性のほかに通年性のアレルギーがあるかどうかです。アメリカではスギ花粉症に対する減感作療法は稀だと思われますので、アメリカでの治療はハウスダストかダニに対するものだったのではないでしょうか。 通年性アレルギーが一緒にある場合は、常に症状が起こる可能性があります。花粉飛散期が過ぎた後、どの程度症状が残るかにより治療程度が決まります。症状が落ち着いた段階での内服の頓用、あるいは点鼻の頓用、中止のタイミングなどのご判断は主治医の先生とご相談の上でお願いいたします。 個人的には、ステロイド点鼻は即効性があるため症状が落ち着いているときの頓用としてはいい印象を持っています(ガイドラインにはのっていませんが)。どうしても第2世代抗ヒスタミン薬は切れ(即効性)ではステロイド点鼻に及びません。あとご存知のように、フルナーゼは28回しか噴霧できませんから、試し打ち(空打ち)しすぎないことですね。 以上、あくまで「ご参考までに」です。イメージつかめたでしょうか。乱文乱筆失礼いたしました。ご参考になりましたら幸いです。
お礼
ここまでつきあってくださりこちらこそありがとうございました。今後ともよろしくお願い申し上げます
- juns777
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#3です。補足したいと思います。非常にいろいろとご存知のようですので、過不足がありましたら逆にお教えください。繰り返しますが、本回答はあくまで参考程度としてください。 >かなり改善してきた場合、それでもアレグラは減量してはいけないお薬なのでしょうか。1日1回では、効果が期待できない、あるいは症状を悪化させてしまうお薬でしょうか。1日1回にするなら、いっそうやめてしまって、様子を見る、再発したらまた1日2回とフルナーゼの点鼻ではだめでしょうか。 ●ご存知のようにアレグラは第2世代抗ヒスタミン薬に属します。鼻炎症状を起こすヒスタミンを抑制する作用があります。単回、頓用使用で症状を悪化させる作用は考えづらいとおもいます。 ●#3の回答はガイドラインに沿っております。今回これ以降は私の個人的な意見が入ってまいりますので参考程度としてください。 ●季節性のアレルギー性鼻炎では、花粉(抗原)が飛散していない時期は症状が起きません。つまりは飛散期以外は薬を使用する必要がないのですね。そのためどのように薬の使用を止めるかが問題になります。 純粋に季節性であれば、飛散期が過ぎると症状はなくなります。あっさりと止めてしまうことが多いのではないでしょうか。 季節性にくわえ通年性(ハウスダスト、ダニなど)のアレルギーもあるようですと症状が継続する場合があります。 第2世代抗ヒスタミン薬は継続した使用がより効果があるのですが、症状が軽いあるいはごくまれな場合は単回の頓用での使用も確かにあります。あるいはガイドラインには沿っていませんが、内服を終了してもらい症状時にステロイド点鼻のみで様子を見てもらう場合もあると思います。 ●注意しなくてはいけないのは、第2世代抗ヒスタミン薬は眠気を引き起こすことがあり、1-2週間の投与でそれが軽減している場合があります。つまり最初は「眠いな」と思っても、飲み続けて脳が「慣れる」ことがあります。症状時に頓用で使用しますと脳は慣れる時間がありませんので、「飲むたび眠い」ということになります。 「眠気」の原因は脳のヒスタミン受容体ですが、個人差が大きく、第一世代抗ヒスタミン薬はもっと強烈に眠気がきますが、まったく来ない人もいます。 >かかりつけの先生に、再度おうかがいすべき質問ですが、しばらく日本にいないのでできれば教えていただければ有難いと存じます。 ●私も現在アメリカに在住ですが、本サイトは日本のものであり、やはり医師法第17条に抵触する可能性があります。ご不明な点がありましたら、(日本の方には非常にいいづらく、誤解を招くのであまりいいませんが)「ご自身の自己責任」でご判断されるか、主治医にご相談されることを強くお勧めいたします。本意を汲んでいただけましたら幸いです。 以上、ご参考になりましたら幸いです。
お礼
Juna777様 詳説ありがとうございました。実は、減感作療法の注射は、米国駐在時代にしていただきました。帰国後、日本でも同じような注射を継続して注射していただいておりました。何事も人まかせにせず、自分で理解した上で行動することをモットーとしておりますので、単に医師の指示通りにさえしておればいいという発想から、医師の指示を理解して、自己責任で行動するようにしています。くどくどお聞きしてすみませんでした。 だいたい自分自身でどのようにすればよいか、治療の輪郭がみえてきました。 第2世代の抗ヒスタミン薬で、アゼラン、ザジテンは、眠くなりますが、アレグラは、眠気はありませんでしたので、その心配はないかと存じます。 アレグラ、点鼻液 1日各2回毎で、一週間経過したので、現在は点鼻を1日一回に減量しました。それでも調子は快調です。暖かい国に出張中は、点鼻液を中止し、アレグラは1日1回にして、アレルギーを予防しておく。 日本帰国後は、アレグラを1日2回に戻す。薬がなくなった時点で、ドクターと服用方法について、これで正しいかどうか相談する。
- juns777
- ベストアンサー率49% (152/306)
本回答はご参考程度としてください。症状の悪化や疑問点がありましたら受診されることを強くお勧めいたします。 日本アレルギー学会が2002年に改訂第4版で出した「鼻アレルギー診療ガイドライン2002年版」を元に一般的なお話をしたいと思います。 軽症の場合は第2世代抗ヒスタミン薬(アレグラを含みます)が第一選択です。中等度の場合、局所ステロイド(この場合フルナーゼ)を単独あるいは第2世代抗ヒスタミン薬などと併用で使用することを進めております。 つまり症状が改善された場合、フルナーゼの減量、中止がガイドラインに沿った考えだと思います。症状増悪時にはフルナーゼを再度使用されるのがよろしいかと思います。 内服薬の注意点としては、季節性の場合、花粉が飛ぶ2週間前から内服を開始した方が、実際に症状が出てから飲み始めるより効き目が良いと言うことです。帰国されたときにまだ花粉のシーズンでしたら1週間程度の滞在期間中は内服を続けた方がよろしいかと思います。 繰り返しますが、以上は一般論でして、実際の患者様のメリットとは相反する場合があります。処方を自己中断されるより担当の先生とよくご相談なさった方がよろしいでしょう。 減感作療法は長期の受診が必要で、治療効果が遅いというデメリットがあります。ただ、現時点では唯一長期緩解や治癒が期待される治療です。 摂取する水分量につきましては、少なくともガイドラインではそのことに触れられてもいませんし、私個人はそれに類する報告を聞いたことはありません。 以上、ご参考になりましたら幸いです。
お礼
アドバイスありがとうございました。減感作療法は、過去にかなり長期間行いました。改善はしましたが、数年後にゆるやかにもとどおりの症状になりました。長年の持病ですので、私も、ガイドラインや文献、論文を入手し、読んでおりましたが、肝心の減量方法について、どちらをどのように減らすのかが理解できておりませんでしたが、今回のご説明で理解ができました。ありがとうございました。かかりつけの先生も、症状が回復したらフルナーゼは、1日一回でも良いとおっしゃっておりましたので、それで様子を見たいと思います。 くどいようで、お気を悪くされたら、無視してください。かなり改善してきた場合、それでもアレグラは減量してはいけないお薬なのでしょうか。1日1回では、効果が期待できない、あるいは症状を悪化させてしまうお薬でしょうか。1日1回にするなら、いっそうやめてしまって、様子を見る、再発したらまた1日2回とフルナーゼの点鼻ではだめでしょうか。 かかりつけの先生に、再度おうかがいすべき質問ですが、しばらく日本にいないのでできれば教えていただければ有難いと存じます。
- sionn123
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NY0716さん こんにちは 温かい国に1週間行ってる症状が改善する、だからその間はお薬を使わなくてもいいのか??と言う質問ですが、きっと経済的な話から来ている事でしょう。抗アレルギー薬は結構値段の高いお薬ですから、経済優先的な話が出て来ると思いますが、そう言う考えで良いのでしょうか??前のレスで私がお話した通り、Dr.の指示で見た目の症状が無い時は薬の使用を一時中止しても良いと言われているなら見た目の症状が無い時は中止しても差し支えないと思います。それ以外はDr.の指示通りの服用していた方が良いのでは・・・と思います。Dr.の指示を無視して後々の症状を悪化させて身体が辛くなるのと、経済的観点から服用を一時中止して財布に優しいのとではどちらが身体には良いでしょうか??どちらを優先されるかはNY0716さん次第ですから、私が云々言う範囲ではないと思います。まずは、「温かい国に海外出張すると症状が治まる」と言う事をDr.に伝えて相談だと思います。多分点鼻薬は使わないで様子を見たら・・・と言う指示を頂けると思います。 ではなぜ「海外出張で暖かい国に1週間あまりいますと、症状が治る」のかですが、1つにはアレルーギーの元が無い国に行かれた事です。例えば花粉症でスギアレルギーのある方が北海道や沖縄に移転したら、症状が起こらない(または起こっても軽度)と言う事が有ります。これは北海道や沖縄にはスギアレルギーを起すスギが無い(または少ない)からなんです。後は暖かい国に行かれた事で血行が良くなった可能性もあります。 多くの人は夏は活発に活動しますが、冬はストーブの前で縮こまっていますよね。血行も同様で冬より夏の方が流れが良くなっています。血行が良くなれば当然鼻粘膜の毛細血管の血行も良くなり、貯まり傾向にあった水分が流れる可能性は高くなります。結果的に鼻粘膜に貯まる水分量が減って見た目の症状が起こらなくなっているんだと想像します。この事からも解る通り、鼻粘膜に貯まる水分量を減らせば見た目の症状は緩和されると言う事です。 水分については私なりの考えでは、皆さんが言うほど健康にメリットがあると考えていません。例えば朝冷たい水を飲んで腸を刺激して排便を促すと言う事を言いますが、一時的には効果が有ると思います。長い目で見たら、朝飲む水分量を考慮した上で1日の水分量を考えないと「健康に良いから」とやっている行為が逆効果になる事だって考えられます。 人間は1日に約一升位の水分を尿や汗として体外に排出しています。つまり1日当たり一升位の水分が減っていますから一升位の水分を飲めば良い事になります。大酒等を飲んで体内の水分量が過剰になれば、本来なら何とかして体外に捨てようと腎機能が活発に働くわけです。活発に働き過ぎれば、病気とは言わないまでも腎機能に負担を掛ける可能性だってあるわけです。もし腎機能が活発に働かなかったら過剰な水分が体内であぶついて、ムクム等の不快感を感じるわけです。そう言う意味では、一時的に過剰な水分を摂取する事(大酒を飲んだり、健康のためと言って過剰の水分の摂取等)は問題が無くても、長い目では何らかの体調不良が出る可能性は無きにしも非ずだと思います。したがって私は過剰の水分摂取が健康に左程メリットが有るとは考えていません。 ヨーロッパでは「ミネラルウォータ健康法」と言うのがあって、ミネラルウォーターを飲む事でミネラルを摂取したりダイエットをしたりと言う事が行なわれています。そう言う事をする方は、人間が必要な水分量約2Lからミネラルウォーターで摂取する水分量を差し引いた量が、お茶やコーヒー等を飲める量と考えると言いと思います。
お礼
論理的かつ懇切丁寧なご説明ありがとうございました。 追加質問ですが、海外出張で暖かい国に1週間あまりいますと、症状が治ります。その期間は、くすりは止めてもよろしいでしょうか。あるいは、その期間でもアレグラ錠、点鼻液、服用しつづけたほうがよろしいでしょうか? 水分のことですが、健康のために水をできるだけ多く飲むようにしていました。結石の予防や、水分を多くとることのメリットがあり、そのメリットと、持病のアレルギー性鼻炎のメリットを考える必要があると思いました。水分を少なくして鼻炎が緩和するかどうか、一度試して見たいとおもいます。アドバイス有難うございました。