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乳癌の患者様への質問

はじめまして。akikokunと申します。 現在医学部の二年生で、生化学の授業で乳癌のホルモン治療について調べています。 乳癌の治療法としては、外科的療法、放射線療法、化学療法、ホルモン療法(内分泌療法)、新しいものとして分子標的療法、といったものがあると思うのですが、その中で、受けた治療の印象を教えていただけないでしょうか? ホルモン療法は、比較的副作用が少ないといわれていますが、「そんなことはない!つらかった!」とか、「放射線療法と一緒に受けたから、そのせいでよくわからない」とか、「女性ホルモン受容体が陰性で受けられなかった」などといった感じでお願いします。ホルモン療法ではない治療法についてでも構いません。 その他、治療時に医者に言いたかったけれど言えなかった不満、希望、などもありましたらお願いします。 将来医者になる身として、肝に銘じさせていただきます。 まだ教科書の知識しかない未熟な私に、皆様の経験を教えてください。出来るだけたくさんの方にお話を聞きたいのです。 よろしくお願いします。

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回答No.2

こんにちは。 温存手術(6分の1取りました)のあと放射線治療(ほとんど副作用はありませんでした。)その後ノルバデックスを飲んでいます。飲み始めてすぐに生理が止まりました。 この薬の副作用で困っているものは「体重増加」です。術後3年たちましたが15キロ増えました。洋服を買い換えないといけないので困っています。 肩凝りもひどいです。腕が後ろに回らないので洋服を着るのがちょっと大変です。整体にいっても治りません。 ほてりもあり自分だけ汗かいているのが恥ずかしいです。 皮膚も弱くなりちょっとしたことでかぶれてしまいます。 先生に言えないことは・・・ホルモン剤とは関係ないですがもうちょっとおっぱいの左右の位置を同じくらいにしてほしかったです。5cmくらい差があるのでおかしいのです。(ーー;)寝た状態だと同じ位置にくるので手術のときわからないのかな~って思いましたが。。。いまさら言えないし。。。 >その他、治療時に医者に言いたかったけれど言えなかった不満、希望、などもありましたらお願いします。 患者の気持ちを聞いてくださるakikokunさんはきっと良いお医者様になられると思います。頑張ってくださいね。

akikokun
質問者

お礼

ご回答ありがとうございました。 経験者の生の声、といった感じで、とても身に迫る思いで読ませていただきました。 自分だけ汗をかいている状態の嫌さ、わかります!(私、汗かきなので。。。) いちいちお薬のことを説明するわけにもいきませんよね。。。 私も、怪我をして手術を受けたことが二度ほどあるのですが、当然、気をつけてくれるだろう、と思うようなことをお医者さんがあまり配慮してくれなくて、「あれ?」と思ったことがあります。 私もその時は何も言えませんでした。 乳房の高さが違ってきてしまうとしたら、お医者さんは当然そうならないようにしてくれるだろうとおもいますよね(>_<)正直、患者の立場としては、私もお医者さんに対する不信感は多少たっぷりですf^_^; 将来、患者さんにそのような思いをさせないような医療者になれれば、と思います。 ご意見、とても参考になりました。 本当に、ありがとうございました。

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回答No.1

ホルモン療法は、つまりはエストロゲンの産生を止め、がん細胞のホルモンレセプターと結合させない療法ですから、閉経状態と同じです。閉経前後で起こる更年期障害と同じ副作用が起こります。障害の出方には個人差がありますし、感じ方も個人によって違うので、ホルモン療法の副作用はこれ、と明確にはできない部分もあります。 閉経前と閉経後で投与される薬も違います。閉経後のことについては私は知りませんので、お話しすることはできませんが、閉経前投与されたLH-RHアゴニストと抗エストロゲン剤では、LH-RHアゴニストの方が副作用がつらかったです。更年期障害とほぼ同じでした。 ホットフラッシュがひどく、だるさも続きました。 他にどういう副作用があるのかは、メノポーズのサイトを見れば参考になるのではないでしょうか。 あと、レセプターがマイナスでホルモン療法が受けられない方は、他の治療が終わるとそのまま無治療状態になります。自分の中にがんがのこっているかもしれないのに治療をしないでいる、ということの不安は、おそらくあると思います。 ご参考になれば幸いです。

akikokun
質問者

お礼

ご回答、ありがとうございました。 副作用など、一通り調べてはあったのですが、障害の出方の個人差に加えて、感じ方も違う、という点が頭に入っていなかったので、なるほど!という思いです。 レセプターがマイナスで無治療状態になる、と言うのは、回りにホルモン療法を受けている患者さんがいるのを見ていれば、本当に不安になりますよね! とても参考になりました。 今後、何か自分の携わるところとなった時には、教えていただいたことを常に心に留めて医療にあたれる様になりたいと思います。 本当にありがとうございました。