法律学習の基本書
大学(法学部)卒業後15年の社会人生活を経て、法科大学院の未修者コースに合格しました。 来年の4月に入学します。
入学後のハードなカリキュラムに備えて、当然のことながら、入学までの準備(基本的な知識の再整理等)が必要であると自覚しております。 しかし、体系的な法律学習を離れてから相当の期間が徒過しているため、学部当時に使用していた基本書では対応が不可能かと思います。
予備校の基本講座に通う方法も考えられますが、私としては、ひととおり基本書を通読した上で、必要・重要な論点等を拾い上げる学習法を採用したいと思います。
そこで、現在、一般に流通している、六法+行政法の基本書のなかで、
(1)通説・判例を網羅しているもの
(2)多くの学生に支持されていると思われるもの
(3)広く利用されているもので最新のもの
を基準に「著者・出版社・版数・発行日」をご教示くだされば幸いです。
参考までに、学部時代は、
憲法…佐藤幸治「憲法(新版)」青林書院
民法総則…四宮和夫「民法総則(第4版)」弘文堂
物権法…鈴木禄弥「物権法講義(3訂版)」創文社
担保物権法…高木多喜男「担保物権法」有斐閣
債権法…奥田昌道「債権法総論上・下」筑摩書房 幾代通「不法行為」筑摩書房 *債権各論は「有斐閣双書」シリーズ
商法総則…学部教授のテキスト
会社法…加美和照「新訂会社法(第2版)」筑摩書房
手形・小切手法…前田庸「手形法・小切手法入門」有斐閣
刑法…大塚仁「刑法概説総論・各論(改訂版)」有斐閣
民事訴訟法…三ケ月章「民事訴訟法(第2版)」弘文堂
刑事訴訟法…松尾浩也「刑事訴訟法上・下」弘文堂
行政法…学部教授のテキスト
を使用しておりました。
アドバイス、よろしくお願いいたします。