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鉄筋コンクリートのマンションの耐用年数は?
現在マンションの購入を検討中です。といってもまだパンフレットを集めている段階です。あれこれ考えていてちょっと心配になってきたので質問します。 鉄筋コンクリートのマンションの耐用年数は一般的に何年ですか?新幹線のトンネルのコンクリートは30年でボロボロと崩れていますが、やはり耐用年数は30年くらいなのでしょうか? 私が年金生活に入っているときに耐用年数がきて取り壊し、ということになったらとても困ります。
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1997年にJASS5(コンクリートの品質や施工方法を規定している)が改定されました。 改定されたJASS5では構造体の総合的耐久性として、 1.一般(大規模補修不要期間として約30年、共用限界期間として約65年) 2.標準(大規模補修不要期間として約65年、共用限界期間として約100年) 3.長期(大規模補修不要期間として約100年) の三等級が定められており、設計者はこれらの等級を建築図書(図面など)に特記しなければならないとされています。ここで、大規模補修不要期間とは腐食鉄筋やコンクリートの劣化が生じないことが予定できる期間、共用限界期間とは鉄筋が腐食し始めても補修をせずに放置した場合鉄筋の腐食がかなりの割合で進行し補修不可能になるまでの期間を言います。 PaPa1さんの心配しておられる耐用年数とはここで言う共用限界期間のことでしょう。一番ランクの低い「一般」でも何の補修をしなくても65年はもつということです。(定期的に補修をしてゆけばもっともちます) 新幹線のトンネルのコンクリートがボロボロと壊れているのは、施工時期が高度成長のころで人手と材料が極端に不足している時代でした。そこでコンクリートに海砂を混ぜ(鉄筋が腐食しやすくなる)経験不足の作業員達がコンクリートに水を混ぜ、その結果品質の極端に悪いコンクリートになってしまったのです。 現在のゼネコンの施工は品質監理が大変厳しいためこんなことは全く有りません。(断言します)安全第一でその次が品質、コストは2の次です。 ですので施工不良はほとんど心配しなくて良いです。 また耐用年数の話に戻りますが、今年6月に、住宅品質確保促進法(品確法)が施行されました。この法律はその住宅の性能を表示することが主な骨子で、この性能表示の中には、耐久性に関する表示もありますので参考になると思います。(注:品格法は義務ではないので性能表示されていない物件もあります) 長くなってすいません
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- pen2san
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ズバリ、最近のマンション(コンドミニアム)の耐用年数は15年~20年でしょう。これは鉄骨戸建住宅にも言えることです。(ちょっと大げさですが) 理由は材料、建設従事者の経験、それと何と言っても最大の原因は「最低の基準さえ守れば建設コスト優先の設計・施工」だからです。 見た目や良くても使っている材料、コンクリート厚等が基準ギリギリだからです。 基準は「これを守れば大丈夫だ。」と言うものでは無く、「最低限はこの値を守って欲しい。」と言う値です。 でも、不動産業者や設計者の言動を見ていると「この基準を満たしているから大丈夫。」と言う声が聞えます。 昭和40年以前に建設された建物に比較すると寿命は半分(?)かな
お礼
ありがとうございます。 げげっ15年~20年ですか! というと子供が成人する頃です。
- yosikun
- ベストアンサー率43% (235/542)
お役にたちそうなページを ・マンションの寿命 http://village.infoweb.ne.jp/~fwjf7966/top4.html ・マンションアドバイザー http://tokyo.cool.ne.jp/mansion/ 様々な条件に左右されるので30年以上大丈夫かどうかは誰にも保証できないでしょうが・・・。マンションに限らず建物はメンテナンスが大切。そうした意味では、マンションの場合、管理組合がしっかりしていて、長期の修繕計画などが着実に遂行されるかどうか?も購入のポイントになるでしょう。
お礼
ありがとうございます。 やはり30年でしたか。少なくとも60年は持ってもらいたいところでした。30年後というと私が退職するころです。 長期の修繕計画が大事ですね。マンション選びのポイントにします。
お礼
なにもしなくても65年持つというのを聞いて安心しました。 回答ありがとうございます。