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朝日新聞の虚報

昨日の予算委員会のテレビ中継で、野党議員の質問に答えて、小泉総理が『あれは朝日新聞の虚報です』と言いました。質問を良く聞いてなかった私には何の事かわかりませんでした。 同番組を見られた方、朝日新聞が何のことで虚報をしたと言ったのでしょうか? 又総理大臣が虚報と断定したのですから、朝日も黙っていられないと思いますが、いかがでしょうか?

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  • s4910s
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回答No.3

これは1月21日付けの朝日朝刊『小泉流のゆくえ(上)』という連載の中の、次のような記事をさしています。 首相は最近、親しい閣僚経験者と会った際、政権当初の看板政策だった道路公団改革を振り返って語った。  「道路は失敗したなあ。思う通りにできなかった。郵政はそうはいかない」 小泉首相から直接聞いたわけではなく、あくまで「閣僚経験者」からの取材による記事です(南島信也記者)。小泉首相としては言質を与えているわけではありませんから、「虚報」と斬って捨てたのでしょう。 しかし、道路公団改革の実体を考えると、個人的には小泉首相の「本音」だったのではないか、と思っています。もともと改革の本丸は「道路より郵政」という気持ちが強くありますから、道路では多少の妥協もやむなしと思っていたんではないでしょうか。 朝日の抗議という件ですが、首相自身が激昂しているわけではなく(いまのところ、正式に抗議を表明していない。それどころか、NHKへの政治介入が問題とされている安倍、中川両氏に「一緒に集団訴訟でも起こそうか」と冗談まじりに言っている。つまり、本気ではない)、わかる人にはわかる…という感じで推移し、そのまま収まっていくのでは、と思います。

goof
質問者

お礼

回答ありがとうございます。 良く分かりました。 大変参考になりました。 ところで 朝日が小泉総理の発言(感想)を取り上げたのは記事の論旨の構成上そのことが(本人が失敗だと思っていることが)必要で有ったからだと推測されますが、そうなら当然本人に確認してから記事にすべきだったのでは無いでしょうか。 そういう確認作業を省略して論旨を組み立てるやり方は、怠慢かつずさんなやり方であり、一種の傲慢ささえ感じます。 

その他の回答 (5)

回答No.6

レベルの高いやり取り、楽しませていただきました。いやー、すごいです! 私、新聞は、オピニオンリーダーになってはいけない、と思っています。 私情を入れず、事実を淡々と伝えるのが新聞の役目ではないでしょうか。 いや、そうではない、という声も聞こえてきそうですが。 インタビューの前にすでに記事ができあがっているような大手マスコミのやりかたには、いつもヘキエキしているものですから、おふたりのやりとりに思わず、拍手してしまいました。 しかし、ここのサイトは、なにかアドバイスを入れないと送信しちゃいけないようで・・・ 困ったな。感想だけじゃだめなんですね。ふ~・・・ 「補足要求」ということにしておきます。このことについて、もう少し、知りたいです。

goof
質問者

お礼

回答ございました。 議論が本題からそれて進んでいたのでこれ以上やると限が無いので一旦閉じさせていただきます。 >私情を入れず、事実を淡々と伝えるのが新聞の役目ではないでしょうか。 回答者さまの疑問は 新規に質問として出されたらと思います。

  • s4910s
  • ベストアンサー率50% (2/4)
回答No.5

〉自分の都合の良い答えしか期待しない(採用しな  い)、つまりインタビューの前に既に記事が出来て  いるように感じます。 おっしゃる通りです。「予断」と書いたのはそういう意味です。 南島記者はおそらく何人かの「閣僚経験者」など首相周辺の人物に取材し、そのうちの数人(あるいは1人だったかも知れない)から先の首相の「言葉」を聞き出し、それを記事にしたのでしょう。恣意的といえば恣意的ですが、これも記事づくりの手法のひとつであることは確かです。 〉最近話題の本田記者の取材もそうではなかったかと  言われていますね。 言うまでもありません。 〉唯一マスコミだけが古い体質のまま取り残されてい  くように感じますがいかがでしょうか? それはそうかも知れませんね。ただ、新聞というのは結局のところ「人」と「言葉」によってつくられるもので、これは明治時代の創刊期と事情は大きくは変わっていないんじゃないでしょうか。取材方法も旧来のままでしょう。そういう意味では容易には変革できない体質を引きずっていると言えそうです。 このまま時代に「取り残されていく」のかどうか、それはわかりませんが、誰もが報道に対して発言できるネット時代を迎えて、体質の変革が急務であることは確かだと思います(何を、どう変えるのか、というのは、それはそれで大変な難問でしょうが…)。

goof
質問者

お礼

ありがとうございました。 > 体質の変革が急務であることは確かだと思います(何を、どう変えるのか、というのは、それはそれで大変な難問でしょうが…)。 ここでの結論が出たように思います。 この先の議論は無限です。これにて締め切らせていただきます。

  • s4910s
  • ベストアンサー率50% (2/4)
回答No.4

〉当然本人に確認してから記事にすべきだったのでは  無いでしょうか。 小泉首相に確認しても「失敗だ」とか「中途半端だった」なんていう答えがかえってくるわけがありません。 この種の企画ものはある程度の「予断」を持ってやるのが普通です。 この場合は「小泉流」なるものの検証(結論ありき、プロセス丸投げなど)ですから、周辺取材をメインに行うのは当然といってよいでしょう。首相にインタビューしたところで、「総理に聞く」のような総花式の自慢話やこれからの決意しかかえってこないでしょう。ですから、私は別に 〉怠慢かつずさんなやり方であり、一種の傲慢さ を感じませんでした。 こういう記事の作り方は朝日以外、読売も産経も毎日も共通のものです。とくに政界関係の記事は「閣僚経験者」や「事情通」「関係者」からの情報なくしては成り立たないと思います。 それにしても小泉首相は「朝日新聞の虚報」と断じているなら、「朝日」という組織ではなく、あの記事を書いた南島信也記者を名指しで批判すればいいのにと思います。そうしたリスクを引き受けた署名記事であるはずです。責任ある言論を、というなら、それが当然でしょう。 ところが首相はそうしない。それどころか「朝日、朝日」と連呼して、いい機会だから「NHK番組改編報道」と関連づけてやろうという底意さえ感じさせます。 

goof
質問者

補足

再度の投稿ありがおうございました。 すこし補足させてください。 >小泉首相に確認しても「失敗だ」とか「中途半端だった」なんていう答えがかえってくるわけがありません。 記者の気持ちは良く分かりますが、このことは自分の都合の良い答えしか期待しない(採用しない)、つまりインタビューの前に既に記事が出来ているように感じます。最近話題の本田記者の取材もそうではなかったかと言われていますね。 >こういう記事の作り方は朝日以外、読売も産経も毎日も共通のものです。 いわゆる業界の常識ですね、近年ゼネコンであれ、銀行であれ多くの業界の常識が一般社会で通用しなくなり是正されつつある中で、唯一マスコミだけが古い体質のまま取り残されていくように感じますがいかがでしょうか?

  • pluto001
  • ベストアンサー率18% (32/171)
回答No.2

今回のNHK問題で、各局テレビ番組では「今回の問題の本筋は、政治家とメディアの表現の自由にあるのだから、、、」といった話をして、記事内にある虚偽や誤報を全く取り上げようともしません。要するに新聞社やマスコミ関係者は誤報を流すことになれっこになってしまっているのです。1+1でも45÷9-4+1でも答えは2なのだから問題はないという話をしています。 写真週刊誌が、とある芸能人のネタをある事ない事めちゃくちゃ書いても、”8割方嘘で2割ホント”という状況であれば、すべて2割の話に関連付けて、それは誤報ではないとしてしまいます。 例えば、「○○●子、総額100万円もの万引きをしていたという。、、、」という記事があったとして、実態は、 ○○●子さんは100円の品物を手に持って、そのまま家に帰ってしまっていたという事だった場合でも、「お金を支払わずに、それを持ち帰ったわけですから万引きですよね?これはとうてい誤報とはいえない」という話になってしまうのが写真週刊誌です。 新聞社によっては、これと大きな差はない報道を、これまでやってきたという事ことでしょう。

goof
質問者

お礼

回答ありがとうございました。 メディアには確かにご指摘のような事が多くあるのかも知れませんね。

noname#9471
noname#9471
回答No.1

朝日新聞のこれまでのやり方を見る限り,本当に虚報であればやり過ごすでしょうし,虚報でないなら,なんか文句を言うでしょう。 なお,朝日新聞をよく理解するには,以下のサイトなどが参考になります。 http://www.wafu.ne.jp/~gori/mt/ http://www.asahicom.com/asahistory.htm

goof
質問者

お礼

回答ありがとうございました。 ご紹介のURLは参考にさせていただきました。

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