- 締切済み
個人年金
個人年金に加入しようと考えていますが、 どの年金が良いのか、さっぱり分かりません。 おすすめの年金があれば、教えて下さい。
- みんなの回答 (2)
- 専門家の回答
みんなの回答
補足ありがとうございます。 ご質問者の場合33歳ですから、年金受給は65歳からとなりますので、現在の定年である60才~65才の無収入時代も考慮した年金設計が望ましいでしょう。(定年延長されればよいのですが、まだまだこれは懐疑的な部分があるし、おそらく民間が定年延長した場合には受給年齢が上がっている可能性も否定できないからです) つまり、無収入5年間の手当てと公的年金受給開始からの手当てです。 年金の考えたとしては、終身年金である公的年金をベースとしてそれを補完する考え方で進めます。 ではまず必要金額について考えて見ましょう。無駄に貯蓄しても意味がありませんから。 ご質問者の場合は今後厚生年金がベースとなると思いますので、それで考えますと受給金額は月20万前後になると予測できます。 この数字には専業主婦の奥様の年金も含まれますので、もしいない場合は月14万で考えます。 老後生活で欲しい生活費用を考えると、25万あれば生活は十分可能です。30万あればそこそこ、35万あれば豊かな老後が送れますから(夫婦の場合)、独身時にはこれより-6万として計算して、最低5万、標準で10万、豊かな生活で15万あれば良いことになります。 ご質問者の場合、まだ年齢が若いことから将来の資金需要がはっきりしないので、個人年金のような換金性が極めて悪いものはまだ最低限にとどめた方が賢明です。 たとえば、住宅取得、結婚と子供の養育費など未知数の資金需要が出てきたとき、ローンを借りてしまっては年金を掛けた意味がなくなるからです。 従いましてとりあえずは最低欲しい金額に限定すればよいでしょう。 そうしますと、 60~65:月25万×12×5=1500万 65~:月5万×12×(90才-65才)=1500万 ここで一応90才まで見込みました。 さていよいよ商品のほうです。 まず60~65の所では退職金を当てにすることも考えられます。 そうしますと、65歳からの商品をまず決めてから、余裕があれば更に退職金温存も考えられます。 故に年金は1500万最低ためるとしますと、33~60まで27年ですから、利息0で計算すると、毎月4.6万ほどになります。これでは結構きついので金利2%で計算しなおしますと月3.5万で27年後に1500万となります。 この金利は実質金利で考えなければなりません。つまり物価上昇(インフレ)が1%あれば名目金利は3%で実質金利2%です。 これで最低必要金額に対する掛け金の金額と必要な実質金利がわかりました。 ご質問者の会社には退職年金、厚生年金基金、確定拠出型年金などは存在しますか? これらがある場合には先の計算からこれによる受給分だけ差し引いて、更に不足する分の年金に加入すればよいでしょう。 もし存在しない場合には個人型確定拠出年金への加入が可能ですから(存在している場合には加入できない)、こちらも検討することになります。 民間の年金商品では、いくつかの種類があります。 受給期間に注目すると、 1.60~65才の給付に焦点を当てたもの 2.20年程度の確定期間給付型 3.終身年金(終身とは死ぬまでもらえるという意味です) の3種類ですが、民間の年金で終身年金は非常に率が悪いのでお勧めできません。この部分は率の良い公的年金に期待することになります。 また年金の金利面からは、 ・予定利率を定めている年金 ・変額年金といい予定利率は運用成績次第としているもの ・確定拠出型年金のように運用先を選ぶもの(先に述べたように加入に制限がある) という種類があります。 さて、現在非常に低金利であることはご存知の通りで、各社の個人年金を見ても金利が2%以上の商品はなかなかありません。今は物価が下がっていますので(デフレ)実質金利は2%以上ありますが、予定利率が決まっている年金を選ぶと、それは将来にわたってその金利となるため、欲しい実質金利2%を確保できなくなります。 そうなると、現在金利が固定していない年金商品が有望となります。確定拠出型は投資先を選ぶことが出来、金利の動向に合わせて組み替えることも出来て、更に税制面でもメリットがあるので、選択できるのであればこちらを選択するとよいでしょう。 選択できない場合には、変額年金となりますが、これは元われするリスクを伴いますので、通常の年金と組み合わせるようにして下さい。 掛け金が月3.5万というのが高額の場合には、とりあえず現状は多少不足だがより少ない金額にして、将来の資金需要が見えてから、増額して対処するということも考えられます。 あと、財形年金が職場にあればこちらも税制面での優遇措置や、会社からの補填がある場合があるので、こちらの選択も考慮に入れてください。 具体的会社となると、実を言うと50歩100歩です。故にご質問者がどれが良いのかさっぱりわからないというのは、その通りなのです。 いっそのこと個人年金ではなく個人国債や外貨、投資信託などに資金を多めに送って、とりあえず個人年金の金利がもっと好条件になるまで様子を見るという方法もあります。 (私は結局こちらを選択して現状での個人年金を見合わせています。予定利率が5,6%以上の商品が出たらそく資金を投入するつもりですが) 長くなって申し訳ありません。
会社員で厚生年金、自営業で国民年金のみ、公務員で共済年金のどれでしょうか? あと、今のご年齢。 それにより答えが変わります。
お礼
回答ありがとうございます。 前は、国民年金でしたが、 今は、会社員で厚生年金です。 33歳、独身です。 アドバイスよろしくお願いします。
お礼
アドバイスありがとうございます。 安易な考えで、年金を考えてました。 考えさせられました。 もう少し色々な角度から、検討し直してみようと 思います。