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夏鳥について教えて下さい
夏鳥についてお聞きしたい事があります。夏鳥は、春になると南の国からやってきて、子作りをし、秋になると南に戻っていくと聞きますが、例えば日本が春の時、南半球は秋ですから、えさ不足に備え、北上するということはわかるのですが、なぜ、途中の赤道付近の国で留まらないのでしょう。また、赤道付近の国からわたって来る鳥があるとすれば、やはり不思議です。なぜ、常 夏の国を出なければいけないのでしょう。
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鳥はなぜ渡るか?難しい質問ですね。鳥の渡りには二種類あります。 (1) 食物を得るため 鳥は,それぞれの種が,ある特定の範囲にある食物に自分の身体を合わせて適応しています。ですから季節が変わるとその場で虫や草などの食物も代わり,生活ができなくなるわけです。特異な例は,キョクアジサシですが,南極から北極へと毎年移動します。極地方の春から夏の間の食物に適応してしまったためです。 (2) 子育てするために 春に北へ(南半球では南へ)渡る鳥は,渡らなくても食物は沢山あるはずではないかと思うと思いますが,子育てするためには不足なのです。子育てには多量の食物が必要です。難しい話になりますが,北に行く程,生物の種の数は減りますが,個体数は増加します。つまり食物がとりやすく,子育てしやすくなります。 また,子育てには氷が溶けた水を必要とする鳥もいるようです。これは私にも難しすぎて良く解りませんが… 何かの参考になりましたなら…
お礼
お返事ありがとうございます。 つまり、日本のえさになじんでしまった。ということと、赤道付近の国よりも日本の方がよりたくさんのえさにありつける、ということですね。 とても参考になりました。