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依存症の遺伝性について
- 依存症の遺伝性について気になる点があります。私の家族には父と姉がそれぞれアルコール依存症と薬物依存症であり、同じ運命を辿っています。
- 私はそのような病気にかかりたくないため、依存性のある物は避けて生活していますが、不安は残ります。
- また、将来子供が生まれた場合、遺伝子によって依存症にかかりやすくなる可能性があるので心配です。また、伴侶の家族に依存症の人物がいるとどのように思われるのでしょうか。
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北米在住です。私のとても親しい人にアルコホーリックの人がいます。その人にいわせるとアルコホーリックとアルコール依存症とアルコール中毒はそれぞれにちがうのだそうですが、私には今ひとつ理解はできないのですが。 その人は、自分がアルコホーリックなので、一滴でもお酒が体内にはいると気を失うまでのみつづけて身をくずしてしまう。ので、もう20年も一滴も飲んでいないそうです。その人のお父さんもアルコホーリックだったらしいです。ですから、遺伝ももちろん関係しているとおもいます。 アルコホーリックになるもう一つの要因としては、小さい頃のお酒の摂取というのがあるそうです。アルコホーリックの人とそうじゃない人では、アルコホーリックの人のほうが小さいときにお酒を飲んでいるとか。 その人はお子さんがいますが、子供には自分の歩んできたみちをいかせたくないから、なんとしても、お酒を飲んでいい年齢になるまでは絶対に飲まないように教育する、といっています。(もちろん、北米でも日本同様、未成年の飲酒はよくあることですが。) 癌でもそうですよね。たばこが癌をひきおこす、といいますが、癌体質(遺伝)の人はそうですが、いくらヘベースモーカーでも癌にならない人もいます。 体質があって、そのひきがねとなるものがあってはじめて発症する。アルコール依存症とはそういう性質のものだとおもいます。お子さんもアルコール依存症の体質をもって生まれてくる可能性もあるでしょう。ですから、明るい人生を送ることができるように日々努力する習慣も受け継がせてあげればいいことです。 (今読み直して気が付きました。質問者さんは男性なのですね。でしたら、奥様が妊娠中、授乳中は絶対絶対アルコールはとらないように説明することも必要です。) >もし一生を共にする伴侶の生まれ育った家庭に依存症の人間が二人もいると知ったら、普通の方はどう思われるのでしょうか。 前出のとても親しい人というのは私の主人です。主人のすべてをひっくるめて、私の人生のパートナーです。私は今でもアルコホーリックに関してあまり知識があるとは思えませんが、主人は何度でも自分が心配していることを私に話します。主人はわたしに対して誠実ですし、前に進もうと生きています。子供になにかの病気が遺伝してる可能性があったとしても、いずれにしても、子供が事故にあったり病気したりすることはあるわけですし。 もし、依存症の人が二人家族にいると知って引いてしまう人は縁がなかったということだけです。 支離滅裂になりました。なにか参考になれば幸いです。
お礼
ご丁寧な回答がありがとうございます。やはり遺伝はある程度関係しているのですね。そういう体質を持って生まれた以上依存症を発症する引き金を私生活から遠ざけるしかないようですね。 幸い私はお酒もタバコも別に好きではないのでやろうとは思いません。ただ社会人になりたてのころにお酒が飲めないで不都合を感じるときはありましたが・・・。 yow様のご主人のように私の家族も前向きに生きてくれると言いのですが、そうはいかないようです。私には理解もできない病気なのでまともに向き合うことすらままなりませんが。 こういう遺伝子を持って生まれてきた以上気をつけて生活するしかありませんね。 とても参考になるご回答ありがとうございました。