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ラケットのチューニングについて
プリンスのハーネットが気に入って使用しています。 1本では心配なので中古で2本目も購入しました。 しかし、同じラケットながら、重量、バランスが違っていることに気が付きました。人が作る物ですから全く同じということは不可能かと思いますが、チューニングによってお気に入りの方に合わせたいと思います。 どなたかこういう経験をしたことがある方、参考になる店を教えてもらえないでしょうか?
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ストリンガーの仕事をしています。 重量バランスのチューンアップは簡単にできますし、ラケットを使う方の感覚による部分が多いのでショップに依頼せずにご自分でやってみたらいかがでしょうか? けっこう楽しくて新しい発見もできるかもしれませんよ。 2本のラケットを同じような感じで使いたいというのはみなさん思っていることですよね。 2本を全く同じ感じに仕上げることは不可能ですが、重量の重たい方にもう1本を近づけることは可能です。 バボラ・ヨネックス・ダンロップ・キモニーなど各社からラケット用の『錘』が発売されているので、必要な部分に貼り付けることで重量とバランスを変えることになります。 その中ではキモニーの錘が薄くて柔軟性があるのでお勧めしますよ。 ガット・オーバーグリップテープ・振動止めをフレームから取り外して、それぞれのフレーム重量を測り、だいたいの重量差を確認し、さらに重心の位置を確認しておきます。 その上で、錘を張る方のラケットが『トップヘビーならばグリップ近辺』に、『トップライトならばフェイスの両脇に』錘を貼り付けます。(トップヘビーの場合は重心の位置にもよりますがレザーグリップを剥がして、下地に錘を直接貼り付けると外れないのでお勧めです。) 1度で完璧に合わせる事は不可能なので、セロテープなどで仮止めをして、できればボールを打ちながら錘を貼り付ける最適な位置を探しましょう。 位置が決まれば錘に付いている両面テープで固定して完成です。 錘のチューンナップをする場合以下のことにご注意下さい。 ●錘は上下・左右・裏表 それぞれが対称になるように貼り付けましょう。 ●錘をラケットのトップ部に張るのは止めましょう。(ボールを打つときの面の安定性が低下します) ●フェイスの両脇に貼る時は、できるだけ厚みの中心に貼りましょう。 錘はお近くのショップで700~1000円で売っていると思いますので、一度挑戦してみてはいかがでしょうか?
お礼
この度は具体的なご回答頂き、誠にありがとうございました。なんとなく自分でチューニングしたラケットは信じらられないような気がしておりましたが、具体的な方法をお伺いして自分でも挑戦してみようと思いました。 ありがとうございました。