- ベストアンサー
都市公団(都市再生機構)賃貸住宅の建物の構造について
神奈川県の築4年ほどの都市公団の賃貸住宅に住んでいます。ここの掲示板や他の掲示板でもそうですが、都市公団の賃貸住宅は建物の防音がしっかりしているのか、周りの家からの騒音が少なく快適だというような書き込みが多く見られるのですが、私が住んでいる住宅に関してはそれが当てはまりません。うちの住宅は周りの家からの物音等がとても響いて(特に上の家から)、欠陥住宅ではないかと疑っているくらいです。集合住宅ですからまわりの家に住む人次第というのはありますが、ここの場合はそれ以前に、建物の問題だと言わざるをえません。そこで質問というのは、都市公団の一般的な物件は、建築基準というか、壁の厚さなどの防音関係の仕様などが決まっていないのでしょうか?高層住宅や特に防音を謳っているような物件なら造りが違うのは分かるのですが、『コンフォール』とつくような一般的な特に何の特長もないような物件の場合でも、個々に壁の厚さや防音具合など違うものなのでしょうか?都市公団物件に詳しい方や、同じく都市公団で築浅にも関わらず音が響くという方お返事ください。 具体的にどのような音が響くかということも書きたかったのですが、文字数の関係でかけなかったので、回答に対するお返事欄のところに書きたいと思います。
- みんなの回答 (6)
- 専門家の回答
質問者が選んだベストアンサー
- ベストアンサー
まず、公団の建物にかかわらず、日本国内の建築物を建設するには建築基準法が適用されます。 建築基準法は建築に関して最低限守らなければならないものを定めたものですので、建築基準法の遮音基準を遵守していても騒音問題がしばしば発生します。 そこで日本建築学会が推奨値というのを提案しています。これは騒音クレームの発生調査を行い、クレームがほぼ発生しない仕様を推奨しています。 ただし、これは床・壁と外部からの騒音についてです。 公団の個々の仕様内容についてはそれほど詳しくないのですが、ユニットバスについての性能仕様など、建築基準法や建築学会の推奨にないようなものについてまで公団仕様を定めています。 公団は独自に仕様を定めてその仕様を満たした製品・工法以外は使わないと思いました(もちろん建築基準法は十分満足しています)。 但し、遮音性能は鉄筋コンクリート構造か、鉄骨構造かにより根本的に遮音性能が変わるので、物件ごとに異なる可能性はあります。 公団のホームページを検索すると簡単ですが、床や壁の構造が見れる物件があります。 参考は藤沢の例ですが、この物件では少なくとも床(上下間)の遮音性能は検討しているようです。 お住まいのところが出るかどうかはわかりませんが、調べてみてはいかがでしょうか?
その他の回答 (5)
#3,4です。 #5さんのお礼欄を見て補足します。 280mmのスラブ厚といっても、これは完全に280mmの厚さがあるスラブではなく、ボイドスラブといって、中に空間があるタイプのようですね。 これはあまり床が厚すぎると重量が重くなりすぎて、建物の負担が大きくなるので、それを避けるために使ったりします。 防音性の高いボイドスラブ工法というのも世の中に存在するのですが、ボイドスラブ工法は遮音性能が低下するという人もいて(原因は推測通り空間が空く影響して)、同じボイドスラブ工法に対して効く・効かないと専門家の中でも随分議論されている製品もあるようです。 もしかしたら、そのような製品を公団が使用しているのかもしれません。 また、ゴムがボルト留めとなっていますが、正しい施工方法を知らないけど、まじめな職人さんがこれを施工すると、ボルトをきっちり締めすぎて、ゴムの効果をなくしてしまい、防音性能が低下するということがよくあるようです。 なお、2重床は一般的に2重床にしないより遮音性能は低下します(原因は2重床の間の空間で音が増幅するので。太鼓になるといいます)。これを防ぐためにゴム等防振製品を使って遮音性能を高めているのですが、その防振材料自体の施工が悪いと、遮音性能は悪くなります。
- riekko
- ベストアンサー率25% (3/12)
みなさんがおっしゃるように、UR賃貸住宅は一般的に見て基準が高く、防音等にも配慮してあります。 しかし、施工業者の技術もまちまちです。 公にされている欠陥住宅としては多摩ニュータウンの建て売り団地が有名でしょうか。 あそこは、バブルの時期に建てられ、技術を持った人間をうまく集められなかったために起こってしまった事態だとされていますが、 バブルが弾けた今だから絶対に起こらない、ともいえません。 実は、ちょっとしたことで揉めにもめ、裁判沙汰になっているケースもあります。 ちなみに、管理事務所は都市機構から委託されている業者が請け負っています。 直接都市機構の支社などに話した方が早いかもしれないですね。 ちなみに、パンフレットにスラブ厚や防音についての配慮が書かれています。 保存されているでしょうか?
お礼
お返事ありがとうございます。もう一度公団からもらった資料をいろいろ探してみたところ、防音に関する記述がありました。記述がなかったなどと言ってしまい、申し訳ありません。見てみてなんとびっくり、二重床、床スラブ厚280ミリとなっています。ただ素人として不思議に思ったのが、 床スラブ厚200ミリ、280ミリの棟があり、棟によってスラブ厚が違うのです。ちなみに私は280ミリの方です。そして図があるのですが、スラブ厚280ミリの方は、コンクリートスラブが空洞になっているところがあって、コンクリートスラブの上にレベル調整材が敷いてあり、その上にゴムなどを使った支持ボルトとなっています。一方200mの方は、コンクリートスラブに空洞の部分はありませんが、その上にレベル調整材というのは敷いてありません。この空洞になっている部分のせいで音が響きやすいのでしょうか。 二重床、スラブ厚280ミリということが判明して本当にびっくりしましたが、ちゃんとこの数字を満たしているのだとしたら、施工ミスの可能性がぐんと高まったと思います。 二重床、スラブ厚280ミリで、こんなに周りの家から音が響くなんてありえません。上階の風呂場での物音にいたっては、異常としか思えないです。一度調べてもらった方が良いと本当に思いました。絶対におかしいです。
#3です。 #1さんのお礼欄に状況が詳しく書いてあったのでそれについて補足します。 上の階の騒音 まず、床の遮音性能については、2つの指標があります。1つはコンクリートスラブ(床)の性能でほぼ性能が決まってしまう重量衝撃音というものです。 もう1つは床仕上げの状況により性能が決まる軽量衝撃音です。 人の足音については記述がなく、椅子を引きずる音など比較的軽いものの移動等による音なので、質問のケースは軽量衝撃音の性能が不足しているようで、コンクリートの厚さについては確保されているものと思います。 おそらく対象建物の床仕上げはフローリングなのだと思いますがどうでしょうか? 床仕上げやユニットバスの軽量衝撃音については公団は仕様を持っていたと思います。 ただ、仕様を満たしているといっても1社の特定の製品を使うのではなく、いろいろな会社の製品を使いますので(仕様を満たした製品の中から、実際用いる製品を選択するのは、建設会社だと思います)、仕様ぎりぎりのものもあれば、かなり余裕のある性能を持っている製品もあります。 そのため、仕様を満たしていても性能に差が出ることは十分考えられます。また、防音製品はちょっとした施工ミスによりいきなり性能が出なかったりすることもありますので、施工ミスの可能性も考えられます。 次に隣戸との間の騒音についてですが、 これは藤沢の件を見ても、水回りと居室部分には配慮しているようですが、居室同士の壁については記述がされていないので、それほど慎重に計画されていないのかもしれません。 また、隣戸間の騒音についてはベランダなどを迂回して響くこともあります(この場合サッシの性能によります)。 また、コンセント位置を同じ位置につけると、その部分だけ壁が薄くなり、その部分が一種のトンネルのようになって音が抜けることもあります。 特定の建物だけ音的に問題が出るのなら、仕様の問題というよりも、施工上に何らかの問題があったのかもしれません。
お礼
詳しいお答えありがとうございます。大変参考になります。 具体的な騒音状況に書き漏れがあったのですが、実は上階の人の足音も響きます。また、隣の家の人の足音も、ドスドス歩くと振動として伝わってきます(上階の音に比べたらたいしたことはありませんが)。ただ、気をつけて歩けばだいぶ音を軽減できるので、そこまでストレスになっていません。上階の方のお風呂の音に関しても、水をしぼったり、風呂の床に物を置くのも気を使って入っているようなのですが、それにもかかわらず音がすごく響くのです。ここまで周りの家の物音がよく響くとかいてきましたが、周り家の方達は、一応気を使って生活しているのが分かるので(だからうるさくても何とか住めている)、気を使っているにもかかわらず、こんなに音が響くのはやっぱり建物がおかしいのではないかと考えたのです。 ちなみにうちの間取りは3LDKで、1室のみ和室、あとはフローリングです。 建物自体は基準を満たしていても、施工ミスで音がすごく響くということがあるのですね。それも疑ってみないといけませんね。
- Chuck_GOO
- ベストアンサー率64% (1018/1586)
以前、民間の賃貸住宅に住んでおりまして、やはり隣接の生活音が気になるということで、賃貸住宅を建設したハウスメーカーに問い合わせたことがあります。 そのときに伺ったのは「分譲」と「賃貸」とでは、遮音の仕様レベルが異なるとのことでした。 ただ、「賃貸」でも、「日本建築学会」で定めた基準には適合しているとのことでした。 (基準は参考URLをご参照) 公団(今は"UR"といいますか?)の住宅でも同様に仕様レベルを違えている可能性があるのではないかと思う次第です。 管理事務所等にお尋ねになられるのが一番確実かと思います。 (下記基準に遮音レベル数値で確認できれば、納得いただきやすいかと思います)
お礼
お返事ありがとうございます。 公団から配られた資料には一切遮音性に関する記述はないので、問い合わせてみるしかなさそうです。しかしそういったことを質問する人は少なそうなので、管理事務所の人が分かるかが心配です...(公団職員ではなく、パートの人らしいですから)。管理事務所で分からなかったら、上の組織の方に聞いてみます。教えてくれるといいのですが。
- muron
- ベストアンサー率25% (14/56)
こんにちは。 都市公団に詳しいというよりは都市公団好きなので(だったので)回答します。 私は転勤が多かったので、行く先々で都市公団の物件に住みました。最後に住んだのは2年前まで住んでいた名古屋のアーバンラフレ○○という物件です。 好きになったきっかけは、礼金・更新料不要という点と、退去時の良心的な敷金清算です。市場に比べ決して安くはない家賃ですが業者として信頼できるところが最も大きなポイントでした。それまでの一般賃貸では退去時の敷金清算で納得のいかないことが多く、よくもめましたので・・・。 さて物件の仕様に関してですが、公団の物件には公団の仕様基準がきちんと整備されているそうです(公団事務所の方に聞いたことがあります)。 つまり、スラブの厚さとかフローリングの遮音性とかの基準は明確に決まっているということです。 公共事業ですから、いろんなゼネコンに建てさせますので当然標準仕様がなければ、物件ごとに質の格差が生じてしまうので当然といえば当然です。ですからあなたの住んでいる建物が欠陥というのは考えにくいと思います。 しかも築4年ということであれば尚更妙な物件は作らないはずです。私は公団生活で騒音に悩まされたことはありません(当時は子供がまだ歩けなかった事もあり)。しかし友人は下階の方から子供の足音がうるさいという苦情が何度かあったようです。 騒音は人それぞれ感じ方が違うことは良く言われています。またきちんと施工されているマンションでも騒音を消すことはできないそうです。特に子供の足音や金物を落とすような軽い音などは響きやすいようです。 また、騒音は一度気にしだすと我慢ができなくなるようです。 我慢ができないようであれば、一度上階の方とお話されてみるか、管理事務所に相談することが良いのではないでしょうか?
お礼
早速のお返事ありがとうございます!私も公団の、敷金・礼金不要、退去時の清算額が明瞭など、そういったところはとても気に入っています。 質問欄に書ききれなかった具体的な騒音を以下書きます。 上の家からが特に響いて、フローリングの床に固い物を置く音(落としたのではなく)、部屋の戸の開閉(横滑りするタイプの音)、お風呂の音、カーテンの開閉する音さえ聞こえます。その他、いろいろ響きます。風呂の音が特に響いて(防音などまったくされていないに等しいと思います)、床に打ち付ける水の音はもちろん、ユニットバスの床に直接物を置いたり、いすを引いたりする音が、気を使って入っていてもはっきり聞こえます。お風呂の音の響き方は正直、普通とは思えず、木造・鉄骨造りなど今まで住んだ物件も含めてここまで響くものはなく、入居当初は本当にびっくりしたものです。 隣の家からは上からの音に比べたらたいしたことはありませんが、物音、お風呂の音(この2つは毎日)、テレビの音、話し声がするときがありますこんなこと書いていいのかわかりませんが、隣のお宅の寝室と私の部屋の寝室が接しているのですが、隣のご夫婦のHの声が聞こえたときがあって、そのときはかなり引きました...。 以上、これらの物音は集合住宅ならば多少はする音だと思いますが、あまりにもよく音が響きますし、防音がよいとされている公団物件にしては、本当に音が響きすぎていると思います。実は他の掲示板で、やはり同じ団地に住む方やそのお友達の方が数人、よく音が響くと書き込みをしていたので、やはりちょっとここの物件は、「都市公団の物件にしては」ということですが(民間にはいくらでも安普請な住宅はありますが)、おかしいのではないかと感じています。質問欄にも書きましたが、私自身は長いこと集合住宅に住んでいるので、ある程度の騒音はなれていますし、どちらかというと音などあまり気にしない方ですが、ここの物件は、入居当初からよく音が響くなと感じていました。
お礼
お返事ありがとうございます。私の住んでいる物件は、手元の資料では遮音性能がどのようになっているのか一切書かれていないので、直接公団に問い合わせるしかなさそうです。 藤様の物件のページを見ましたが、この物件はおそらく特に防音に気を使っている建物だと思います。スラブ厚280ミリ、二重床といったら分譲マンション並ですから。うちの団地は入居案内の広告(パンフレット等)、入居後配られた資料を見ても、床スラブ厚などの防音に関する記述は全く書いてありません。たまに新築公団物件の案内チラシやインターネットのページを見ますが、床スラブ厚などの防音構造についての記述がない物件もありますので、そういう物件に関しては、そこまで建物の遮音性は(藤沢のような物件ほどには)良くないのかと思っていました。 実際に藤沢の物件のように、二重床、スラブ厚280ミリの公団物件に住んでいる人に話を聞いたところ、本当に静かだそうです。その人はその前も新築の公団物件に住んでいたのですが、そのときは上、隣の玄関ドアの開閉音、上の家の人の足音やクローゼットの開閉音、下階の大音量の音楽が聞こえていたそうですが、現在は周りの家の玄関ドアの開閉音すらしないそうです。