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住宅都市公団の中古マンション購入について
住宅都市公団建設の中古マンションが売りにでました。以前から欲しかったマンションですが(築7年)2700万円です。販売当時は4000万しました。しかし、管理費が26000円します。公団のマンションはどうでしょうか。管理費はかなり高いのですが、固定資産税などをいれると高いマンションになるのでは・・・・と考えています。みなさんはどう思われますか
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- and4173
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この物件に限らず、マイホームの購入は人それぞれベストな物件は異なります。 なぜこの物件が欲しいかということがポイントになるかと思いますが、質問の内容から一応2つの点についてアドバイスさせていただきます。 まず「価格」について分譲時4000万円とありましたが、今は日本中どこでも7年前に分譲した物件の価格は下がっています。 特に中古マンションについては、低価格で最新設備や共用部分の充実した新築マンションが大量供給され、その価格におされて、中古マンションの相場が下がっているのが現状です。当然設備面やグレードの面でも優れたものが多くなっていますから、競争力のない中古物件は価格の割安感で売るしかなくなるのです。この流れはしばらく続くと思われます。 この時点で購入してもまだ価格としては下がっていくことが予想されますので、高い安いといった資産価値より、そこで生活する場として、本当に必要なのかどうか?自分に合った環境や十分な広さを確保できるのか?等、ここ数年の生活をイメージし、ライフスタイルを中心に決めることです。 また価格について考えるなら、数年後、今のような良好な管理状態が保たれているのか、仮に建替えになった場合はどうか、途中で売却する場合はどうかなど、総合的に判断すべきです。 次に「管理費」ですが、先ほど述べたように、マンションの場合は共用部分も多いので、良好な管理状態を維持できるかどうかは管理費にかかっています。(修繕積立金を含む意味で。) ですから管理費が高いというのは決して悪いことではなく、快適さへの投資と捉えるべきです。一般的に公団の分譲マンションは広い敷地に建てているため、各々の区分所有者が所有する土地の持分もその分大きく、敷地内の植栽や設備を維持していくのに、負担が大きくなるのは当然です。しかし、それ故に民間ではできないゆったりした開放的な建て方や十分な日当たりなどが満たせるわけです。 将来、積立金が足りなくなって、大規模修繕が出来ないとか、管理人が雇えないなどの事態を考えれば、意識の高い住人が多く、むしろ良いこととして捉えることもできます。 また敷地が広ければ、建替え時も有利ですし、駐車場を増やしてその賃貸料を積立金に組み入れるなど管理組合で工夫することによって、各々の負担を軽減できる余地もあるのではないかと思います。
- pc9821
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何を重視して考えるのかによって回答は異なります。公団の良いところは材料等について、かなり厳しい基準をクリアーしていることです。従って住んでからあそこが悪い、ここが悪いとクレームをつけることは少ないと思います。民間のマンションは一部は我々専門家から見ると材料や施工について問題のあるケースがあります。例えば工期を短縮するために床のコンクリートが十分乾燥しないままキッチンを施工したり、フローリングを施工したりすることがあります。そうするとキッチンは吸湿して化粧表面が荒れたり、床板は湿気で変色したりすることもあります。 マンションを買う場合私なら、公団や一流の業者が建てた物件を選びます。 高い買い物ですから、慎重にお考えになることを進めます。
お礼
ありがとうございます。公団のマンション、確かによい物件でした。 いろいろなアドバイスを聞いて慎重に購入したいと思います。
お礼
さすが専門家ですね。的確なご意見ありがとうございます。 確かに言われる通りだと思います。もう少しじっくり考えてから購入したいと思います。質問してよかったと思っています。ありがとうございました。