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インドと自殺願望(ヘンな質問)
とりあえず「自殺願望」のある人! 早まってはいけません! その前にインド行きましょう! インド! 上の文章をあるサイトで見つけました。 インドって、そんなにスゴイんですか? 元気なときより精神状態が最悪のときに行くべきなのですか?インドってところは、、、 そして、自殺願望のある人がインドへ行くと変わるのですか。 よく、聞きますがほんとなんでしょうか。
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インドに何回も行っている者ですが、難しい質問ですねぇ。私なりのインド観では、掴みところのないところで、何でもOKの国ですねぇ。いろいろ体験させてもらいました。始めてのインドは。3ヵ月の一人旅でした。第一印象は、なんじゃ、これは!!って感じでした。神秘の国インドは、政府観光局のキャッチコピーでした。 自殺するエネルギーとインドの行こうとするエネルギーが、どちらが強いか?お金もいるしビサもいるし面倒ですよ。精神状態が最悪の時に、インドの旅に出ようとするだろうか?兎に角、人が多いし、自然条件が悪い。そんな中でも、インド人は、エネルギッシュに「生きて」おります。日本のお坊さんと一緒に旅した事ある、「まさに、インドの旅は、修行やね」って言ってました。 私は、最初の3ヵ月のインドの旅で、私が持っていた「貧しさとか、貧困とか、強いては、生とか死」の概念が、ことごと崩れてしまいました。次のインドの旅は、ワイフと一緒に2ヶ月の旅。彼女に一度インドを見せておきたかったのです。着いた日の夜に彼女は、寝込んでしまいました。刺激が強かった! でもその後、2,3回ワイフと一緒にインド旅行に行っているので、インドが嫌いという訳ではないようです。私の場合、10数回行っているので、 「気になる」国の一つでしょうねぇ。 まずは、余り事前知識を持たないで、インドに行ってください。でも、何が起こってもパニックにならないようにね。心に残ったシーン(映画で観たような感じなんですが、実際それを目撃しました。ガンジス川横の火葬場にて、「燃えてない人の足を咥えている犬」ガンジス川で「白い布の包まれて川の流されている小さな子供の死体」ある田舎で道で「戸板で運ばれている死人、その後から奥さんさしき女の人が大声で叫ぶシーン」もう私の記憶からは、消えないです。見て良かったか、悪るかったのか、わかりません。
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- meemeemee
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特に自殺願望があってインドに行った訳ではないですが、 悩みというか、自分の中にたまっていたモヤモヤがずっと溜まってインドに赴いたことがあります。 行き先はどこでも良かったのですが、なんとなくインドという地名が浮かびました。 そして今思い起こしてみると、確かに沈んだ状態から浮かび上がったような気もします。正確に言うと、そんな悩みをぐだぐだ考えている以前に、インドで自分の置かれた状態(yonchuraさんのおっしゃっているような)に自分を合わせるのに精一杯・・・といった感じで、そのうち全てがどうでも良くなったような気もします。 ぼったくろうとする商人、タクシー、リキシャー(人力車)やレストラン、ホテル、あらゆるインド人が敵に見えたり、逆に親切に助けてもらったりと、自分が何をしようと目的を持って街を歩いていなくても、必ず何かが起こるわけで、もしかするとそんな一面が刺激になっていたのかもしれないです。 日本じゃ誰も相手にしてくれない・・、でもここならたくさんの人に、意図はどうであれ注目を集めている状態。 そしてもちろんバラナシなどでのヒンドゥー教との体験もあるでしょうが、私としては混沌の中に自分を置くことによって、何らかの刺激を受けられるから・・そういう理由で「スゴイ」と思ったのです。 ひとりひとり感想や意見の異なることであって、 一ヶ月か半年、あるいは一年であるかもしれない滞在でしょうが、すくなくとも私はこのように感じました。
お礼
インドが思い浮かんだ人に効くのかもしれないと思いました。 ありがとう。
- greenbird
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ヒンズー教の教えによる、信仰そのものに触れることができるからではないでしょうか。 ヒマラヤ山脈を源流とするガンジス川は聖なる水とも言われていますが、ガンジス川で沐浴すれば心身共に清められるというらしいですね。 死はベナレスで。…つまりヒンズー教のメッカであるベナレスで死を迎えるのはこの上なく幸せだという説。 「死を迎える館」は有名です。 「ベナレスは死の町。また天国への旅立ちへの出発点」とも言われています。 家族で、死期の近づいた病人を連れてインド中(一部)の人がベナレスに入り、死期を自然に迎え、死後はガンジスのほとりで遺体を焼き、遺灰は聖なる川、ガンジスに流す…。 また、焼かないままの遺体、家畜等もガンジスに流すそうです。 これほど「死」が自然と対座した教えは現代の日本人にとって経験するなんてことは皆無状態でしょう。(現実として水葬そのものが日本ではありませんし…) こういった宗教心、信仰心、異国的(異宗教)風習、全てをガンジスがのみこむ風景などを目の当たりにすることにより、逆に「生への執着」を得るのではないでしょうか。 「インドは一度訪れると、何度も訪れたくなるか、二度と行きたくないかに大きく分かれる国」と聞きます。それほどインパクトの強い国のようです。 私はまだ行ったことはありませんが、遠藤周作氏の「深い河」を読んで以来、一度訪れてみたいと思っています。
お礼
「死の町」これは自殺願望に作用しそう、、、 ありがとうございます。
- yonchura
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私も知ってます、そんな感じの言葉。 それぞれ言っている人によって微妙にインドに対するニュアンスは違うかもしれませんが… インド、とりあえず汚いです。(あくまで日本を基準にすると。)町の人もぐだぐだです。電車が時間通りに来ることなんかないしタクシー運転手は隙を見れば外国人からぼったくろうとするし、ルーズです。色々な物がくちゃいです。 でもそんな中に信仰心が根強く生きていて、一種奇妙な清らかさを感じたりします。 人柄は…日本人と同じでいい人も悪い人も様々。 地域の人が川で沐浴しているところや、屋台でたむろしてるおじちゃんや昼間から木陰でぐうぐう寝てる人と犬とかを見かけると、 あー、まー、いいか。(何がだかよくわからないけど) と思えてきます。 そういうところが自殺したいくらい思いつめている人の気を緩めてくれるのかな…
お礼
町の汚さと一種奇妙な清らかさというところが印象に残りました。 ありがとう!
- etuhadouen
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インドでスゴイと言えば、人口が多い、カースト制、苦行くらいしか思いつかないです。BRICs(ブラジル、ロシア、インド、中国)の一つで急速な経済の発展が見込めるという点で元気な国、と言えるでしょう。 カースト制は一生その身分から離れられないし、仕事もそれによって決まってしまいます。それは来世により上の身分に生まれると信じているからなんですが。とくに低身分の人々の生活は厳しいので、そういうのを見ると自分たちの恵まれた生活の実感が湧いてくるかもしれません。 苦行は、多分カルチャーショックなんでしょうね。 ビートルズもインドに修行に行ったみたいですが、何か神秘的なものを求めていたのかもしれません。 しかし、インドや自殺に限らず、自分が変わるため等と称して海外へ旅する人が多いように感じますが(特に若者が)、それがどれほどの効果があるのかは疑問です。行けば何かが変わる、などと他力ではなく何か目的を持って行く、自力の方なら変われるかもしれませんが。
お礼
カースト制度って、いまだにあるんですね。 歴史で習ったなという程度の認識でしたが、、、 他力でなく自力の方が、、、というお話、そうかもしれませんね。
お礼
10数回とはすごいですね。はまってますね。 ガンジス川のお話は興味深く拝見しました。 死生観等ががらりと変わるインド、やはり日本という国に生まれた私たちには何か強烈な印象をもって訴える力を持っているようですね。 とても参考になりました。 私もガンジス川に行ってみたい。 事前知識を持たないで、というアドバイスも覚えておきます。 詳細に知り尽くした上ではね、つまらないものになりそう、、、 ありがとうございます。