いくつかおっしゃりたいことが不明な点があるのですが。。
まず、「RT-PCR機」というものは、私は聞いたことがありません。
通常は逆転写とPCRを組み合わせてRT-PCRを行なうものですが、両者はともに
いわゆるサーマルサイクラーが一台あれば可能です。
それから、タイトルに「Real time PCR」、本文中に「Semi-quantitative RT-PCR」
とありますが、この両者は別物です。
前者は、いわゆるTaqManのような手法で、特殊な光学検出器の付いたPCR装置
を用い、文字通りReal timeでDNAの増幅を検出します。
後者は、アクチンやGAPDHなどのいわゆるハウスキーピング遺伝子と目的遺伝子
の増幅を行ない、単純に両者のバンドの濃さを比較するものです。
ご質問の、「サイクル数を減らして…」というのは、このSemi-quantitative PCR
において確かに重要な意味を持ってきます。
PCRでは最終的には増幅が飽和することはご存じですね?
増幅がプラトーに達してからでは、最終産物の量がtemplateの量を正確に表さない
ことになってしまいます。
よって、少なめのサイクル数を用いる必要があるわけです。
実際に実験する場合には、複数のサイクル数で増幅を行なってみて下さい。
お礼
レスが遅れました。すいません・・。 ご回答ありがとうございました。まだまだ勉強不足なもので,不明点が多くみられ,お手数をおかけしました。もう少しPCRについて調べ,やってみようと思います。