• ベストアンサー

Real time PCR

RT-PCR機を持っていないため,Semi-quantitative RT-PCRを行いたいと考えています。私の聞き違いかもしれませんが,普通(RT-PCR機を用いた定量)のRT-PCRのサイクル数より若干サイクル数を減らして定量すると耳にしたような気がします。どなたか,Semi-quantitativeとRT-PCR機を用いた定量法の違いを教えていただけないでしょうか。また,上記したサイクル数の件が本当であるならば,その辺も詳しくご説明いただけると幸いです。

質問者が選んだベストアンサー

  • ベストアンサー
  • ryopon1
  • ベストアンサー率70% (7/10)
回答No.1

いくつかおっしゃりたいことが不明な点があるのですが。。 まず、「RT-PCR機」というものは、私は聞いたことがありません。 通常は逆転写とPCRを組み合わせてRT-PCRを行なうものですが、両者はともに いわゆるサーマルサイクラーが一台あれば可能です。 それから、タイトルに「Real time PCR」、本文中に「Semi-quantitative RT-PCR」 とありますが、この両者は別物です。 前者は、いわゆるTaqManのような手法で、特殊な光学検出器の付いたPCR装置 を用い、文字通りReal timeでDNAの増幅を検出します。 後者は、アクチンやGAPDHなどのいわゆるハウスキーピング遺伝子と目的遺伝子 の増幅を行ない、単純に両者のバンドの濃さを比較するものです。 ご質問の、「サイクル数を減らして…」というのは、このSemi-quantitative PCR において確かに重要な意味を持ってきます。 PCRでは最終的には増幅が飽和することはご存じですね? 増幅がプラトーに達してからでは、最終産物の量がtemplateの量を正確に表さない ことになってしまいます。 よって、少なめのサイクル数を用いる必要があるわけです。 実際に実験する場合には、複数のサイクル数で増幅を行なってみて下さい。

ampl
質問者

お礼

レスが遅れました。すいません・・。 ご回答ありがとうございました。まだまだ勉強不足なもので,不明点が多くみられ,お手数をおかけしました。もう少しPCRについて調べ,やってみようと思います。

関連するQ&A