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レポートでのインターネット利用について。。
僕は大学で物理を勉強しているものです。物理学実験(実験に限らず講義でも、、)でよく教授から「~の値を求めてこい」だとか、「~の理論を来週調べて来い」なんていう課題を与えられます。教授としては「大学の図書館にでも行って専門書を開いてこい」っていうのがあるんでしょうけど、実際、僕なんかは専門書などを開かずにパソコンで検索エンジンにかけてそれで終わらせています(この場合、"教えて!GOO"などでレポート内容をそのまま出す、っていうのはなしにします。。)このことについて、教育関係者、又は理系の大学を卒業された方に質問です。理系のレポートの課題をインターネットで調べて(専門書などを開かずに)、提出するっていうことは勉強にはならないのでしょうか?別に、それ自体に手を抜いているっていうことはないと思うんですけど・・・個人的にはなんだかすごく罪悪感があります(ならちゃんと専門書を開けよ!一人ツッコミ^^;)。これは手軽さ故の不安だけなんでしょうか。。でもこれもIT革命なんですよね?それと、僕は最近あまり本を読まなくなったんですが、インターネットなどでは興味のあるものをいろいろ探して読んでます。でもこれも今言われている活字離れ何でしょうか?そこで加えて質問、インターネット(信用のおけるサイト)で調べものをするとは本を読むのと同じだけの質があるのでしょうか。
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既に充分な回答が出ているようですので,皆さんの意見のまとめになるかも知れませんが。 「インターネット(信用のおけるサイト)で調べものをする」事は,恥ずかしい事でも罪悪感を覚える事でもないと思います。調べる際には何で調べようが関係ありません。極端な話,友達に聞いても,教官に聞いてもいいわけです。 他の方も書いてられる様に,レポ-トで問題なのはその内容(間違っていても良いとは言いませんが)ではなく,それについてのあなたの考え方・意見(つまり,考察)です。例えば,「~で調べたら,~と書かれていた。しかし,~から考えると,これは間違いであり~が正しいと考えられる」であれば,充分レポ-トになりますね。 お書きの「~の値を求めてこい」や「~の理論を来週調べて来い」の様な課題の場合はどうかというと,その内容の正確さが問題になります。その点では,そのサイトが信用のおけるサイトであり,あなたがその内容を判断できるのであれば,別にサイトで調べても構わないと思います。ただ,その様な事は極くまれだと思いますので,常に内容が正しいかどうかを考える習慣を付けて下さい。その上で,チョットでも疑問を持たれたら,参考書などを調べられると良いと思います。 > でもこれも今言われている活字離れ何でしょうか? 私はそうは思いません。私は読書好きですが,その元は漫画から入りましたから。上記の様に,必要な時に参考書などを調べる習慣を付けられれば,普段インタ-ネットしか見ていなくても,活字離れかどうかを気にする必要はないと思います。インタ-ネットでも漫画でも,文字を読むうえでは同じです。 > インターネット(信用のおけるサイト)で調べものをするとは > 本を読むのと同じだけの質があるのでしょうか。 これは「質」をどうとらえるかと,どういった見方をするかによると思います。「調べたい内容」に限った場合,上記の様な事に注意されている限りは差はないと思います。 違いがあるのは,参考書などでは「調べたい内容」以外の事も同時に目に付きますが,サイトの場合は目に付きにくいように思います。つまり,参考書などでは,他の情報も(「あの本のあの辺りに書かれていた」と言う程度でも)同時に得られる点で,若干,「質」が高いかも知れません。これも,「見たサイトの全てのペ-ジを覗いていく」と言った事を行なっていれば,同じかも知れません。しかし,サイトの場合は,ある特定のテ-マについて作られている事,が普通だと思います。ですので,「他の情報」と言う点では,参考書などに劣ると思います。
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- rogmt
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つまり、自分にとってのレポートの中身の重要性と時間のかけ具合じゃないですか。 手軽に答えが得られてしまうと、忘れるのも速いですよね、苦労して得た方が身に付くでしょう。自分が本当に本気で理解して習得したければ、手間をかけることをおしまないでほしいですね。 学問を修める課程で、本を探す、本を読むことの必要性としては、下記のようなことを考えます。 自分が求める情報がどの分野の本にかかれていそうか、その本はよい本かを見極めるカンのようなものは大切です。そのような機会を重ねることでそのカンは得られると思います。 また、本をめくるときその他のページで興味を惹かれる部分に出会うことも多いと思いますし、それが知識を広げてゆくよい機会になると思います(もちろん、インターネット検索途中でもそのようなことがあると思いますが)。 本は、著者の略歴やその他どのような執筆をしているか書いてある場合もありますから、自分に向いている著者を発掘するのもよいと思います。
お礼
>自分が本当に本気で理解して習得したければ、手間をかけることをおしまないでほしいですね。 ついつい、楽な方に走ってしまい、それをすることの本質を見失いがちです^^; 貴重なご意見ありがとうございます。
- sonorin
- ベストアンサー率52% (351/671)
確かにとてもいい時代になりましたよね。特に急いでいるときなどは、すぐに回答なりキーワードを見つけだすことができ、そこからどんな専門書のどんな項を調べればよいのかを見つけることができるので、昔に比べてかなり省力的ではあります。 ですが、インターネットではなく、専門書のみを読みあさって、そのテーマに関する項をそのまま丸写ししているのでは、はっきり言って何の意味もありません。レポート等を見る側からは、果たしてその人が本当にそのテーマについて理解しているかどうかなんて結構分かってしまうものですから。 肝心なのは、インターネットなり、専門書なり、はたまた専門雑誌の論文を調べ、そのテーマについて自分なりに理解した後に、噛み砕いてきちんと自分の言葉に直し、レポートにまとめることに意義があると思います。そのことによって新たに生じる疑問や発見があったりして、それについて自ずと調べを進めたりしますよね。 それが「考察」であり、これがあるかないかでレポートの価値が決定します。 学生さんでよく勘違いするのがここですが、「考察」の部分に「結果」の繰り返しを書いたり、果ては「感想」ナンかを書いたりするのが困ります。 どんな手段にせよ、そのテーマについてきちんと自分なりに理解できる回答が見つけだせるなら、良い悪いは関係ありません。要はそのテーマについてきちんと理解し、自分のものにできているかどうかを教官側は求めているわけですから。 ですので、レポートを書く際は、必ず「自分の言葉」で書いてください。(だからといって口語的表現は困りますが)それが最も教官側に良い印象を与える事にもなります。
お礼
>「考察」の部分に「結果」の繰り返しを書いたり、果ては「感想」ナンかを書い足りするのが困ります。 確かに・・・^^;自分の考察があまりに品素だったり、提出期限まで時間が無かったりするとついsonorinさんがご指摘されてるような事を書いて字数を増やしたりしてしまいます^^;レポートに対する根本的な考え方から改めていかないといけませんね。 >どんな手段にせよ、そのテーマについてきちんと自分なりに理解できる回答が見つけだせるなら、良い悪いは関係ありません。 うーむ。。なるほど。要はそこなんですよね。教官が課す課題で学生に要求していることは「理解を深めよ」ということなんでしょうね。それを学生は「こなすべき仕事」みたいに感じてしまっているんでしょうね。。反省。。 貴重なご意見ありがとうございます。
LiJunさん(ハンドルネームが似てますね?今後ともよろしくお願いします!)、mugisakenomiさんの回答に同感です。 レポートでも分野にもよるでしょうが、「理系」に関してということで。 書くまでもないでしょうが、レポートの意義は ・実験等に対する自分の考察 ・それに関する調査・整理・考察 等でしょうから・・・? 皆さんの回答のように、「オジン的」には良い時代になりましたね!! でもネットでの検索には限界がありますよね・・・? 1.情報ソースの信頼度(参照文献等の記載があるか?) 2.検索能力(検索センスも必要では・・?多くは慣れでしょうが) 3.2とも関連しますが、必ずしも探しているものがあるとは限らない(ノイズが多く見つからないあるいは全然ない?)? ⇒ネットを利用する心構え(少し大げさ!)としては、調べる事項の概略を掴むのを第一目的として、詳細は成書にあたるように考えれば良いと考えます。 >本を広げた方が知識が増えるんでしょうか 広げただけでは駄目でしょうが、そこで問題点(回答するポイント)を捕まえて、本で調べて以下に考察して纏めるかではないでしょうか? 蛇足ですが、個人的にはいろいろ調査するのに昔と比べて各段に早くなって、今までアクセス出来なかった情報も手軽に入るようになりました。 だた、最終的には「アナログ的」情報収集の重要性は変わってないようですが・・・? ご参考まで。
お礼
Mijunさんの言われる「心構え」をしっかりと肝に銘じてインターネットを有効活用していこうと思います! 貴重なご意見ありがとうございます。
ネットには色々な情報がありますが、その便利さに慣れすぎると、ネットに無いものは世の中に無いと短絡する場合があります。そんなことは無くて、ネットには無くても世の中どこかにある「もの」や「情報」はいっぱいあるんですよね。 私が学生だった時代にはインターネットで検索なんてありませんでしたが、いま仕事をしていて物理的なこと化学的なことなど色々調べる局面に出くわすと、あわててネットで叩いています。(^^; それで目的の8割方は達せますが、やはり細分化された分野の重箱のスミの話になる残りの2割ほどは、マニアックすぎてネットではどうにもなりません。図書館へ行って専門書をさがして自分で問題の解き方を考えるしかない。もしかしたら、その問題と対面するのは世界で自分がはじめてかもしれないんですから。 そこが答えのある学生実験と、現実の研究開発の違いかなと思います。
お礼
>もしかしたら、その問題と対面するのは世界で自分がはじめてかもしれないんですから。 んーなるほど!これぞ研究者の醍醐味!って感じですね@確かに、僕も大学に入った始めの頃は「だれも知らない大理論を発見してみせる!」っていう意気込みだったんですが・・・いざ、入ってみると高校の時SFの世界と思っていた物理の世界が、淡々とした日々の講義の中で消化され何の夢も感じなくなった時が有りました。mugisakenomiさんのおっしゃるような世界は、僕が勉強を重ねていったら無限に広がってる訳ですよね! あれ?なんか僕の質問の内容と離れたお礼の内容になってしまいましたネ^^; 貴重なご意見ありがとうございます。
- guiter
- ベストアンサー率51% (86/168)
レポートを出す側としては「きちんと自分で考え」させたいわけですから、 どこで調べてきたかは問いません。 ただし、「あり」という意見が多いようなので少し注意もしておきます。 すでに、下の方も書かれていますがインターネットには 間違った情報もたくさんあります。 それから、こちらのほうが心配なのですが 手軽なので少し考えればわかることでも調べる癖がつくと ますます自分で考えなくなっていくような気がします。 (necon さんがそうだと言っているわけではありませんよ) また、necon さんが物理で大学院より先に進もうと考えているなら もうそろそろネットなんかでは答えが見つからなくなってきます。 今のうちに自分で考えるという癖をつけておくことをお勧めします。 (専門書で調べるにしてもインターネットで調べるにしても) それにしても、最近のレポートは丸写しが多いですね~。 回答まで行きついていなくても自分なりに良く考えている レポートのほうが評価できるのですが。
お礼
>また、necon さんが物理で大学院より先に進もうと考えているならもうそろそろネットなんかでは答えが見つからなくなってきます。今のうちに自分で考えるという癖をつけておくことをお勧めします。(専門書で調べるにしてもインターネットで調べるにしても) 最近、guiterさんの言われていることを実感することが多くなった気がします。 >手軽なので少し考えればわかることでも調べる癖がつくとますます自分で考えなくなっていくような気がします。 まさしく僕のことです^^;お恥ずかしい・・・僕が質問のところに書いていた罪悪感というのの「おおもと」はguiterさんがご指摘頂いたところのような気がします。。貴重なご意見ありがとうございます。
- LiJun
- ベストアンサー率39% (25/63)
学生にとってはいい時代になったものですね。(いやみではなく) 専門書で調べるのもインターネットで調べるのも、自分で調べるのですから何らかの勉強にはなるはずです。 ただ、手軽すぎて罪悪感があるというのもうなずけます。 結論への導き出し方までをここで教えてもらったりするのは何の役にも立たないですが、そうでないのでしたら深く考えることは無いと思います。 少し主題と違いますが、最近の小学校の算数では電卓が使われていますよね。 計算力より考える力を伸ばすためにそうなったと聞きました。 大学と小学校は違いますが、時間の節約のためにもコンピュータを使うのは自然の流れだと思います。 時間は有意義に使いましょう(^^ また、興味のあるものを探して読んでいるという事ですから、活字離れということは無いと思います。 インターネットの質についてですが、平均すると信用度は低いと思います。 大抵のページは素人が書いているのですから、そこに書いてあることを信用するにはいろいろなページで同様の事を調べる必要があるでしょう。 上で書いていることと少し矛盾しますが、インターネットを使って調べ、最後に専門書で確認するくらいがいいと思います。
お礼
>学生にとってはいい時代になったものですね。 まったくその通りですね。高校の時の物理の先生なのですが、定年退職された非常勤講師の70近い先生から聞いた話です。その先生が学生だった頃はまだ電卓すら ない時代で、面倒な物理の数値計算を紙に書いてやっていたそうです。今の僕からは考えられないですね。でも、それだけしてでも物理をやろうという情熱はスゴイと思います。今の日本は、そんな情熱を持った人達の手で作られたんだと思えばなんかすごいですよね。 一つ、疑問に思うんですが、僕の友達でも図書館で参考書を広げながらレポートを書いてる人の方が成績がいいんですけども本を広げた方が知識が増えるんでしょうか
- ykkw_2001
- ベストアンサー率26% (267/1014)
>インターネットで調べて(専門書などを開かずに)、提出する 「あり」です。 利用できる最善最速の方法を取ったということで、むしろ誉めてつかわすぞ。 課題を出す側は、その辺をよく考慮しておかなくてはならないわけです。単純に過去の文献を写本するだけの学問分野は、どこかのサーバーのHDDの片隅の磁気記憶に成り下がるでしょう。 課題を出される側も、自分の身につけて行きたい学問をよく見極めて、単位を取るだけのものと区別して対処するべきでしょう。 また、「xx大卒」などの学歴を評価する人も、そいつが「本当にそれだけの学問を修めてきたかどうかは、わからんぞ」とおもって評価しなくてはなりません。 ということで、なんの躊躇も一切感じる事なく、大いにITを活用しましょう。 専門書より目がつかれるので、ご注意を。
お礼
>利用できる最善最速の方法を取ったということで、むしろ誉めてつかわすぞ。 ははっm(_ _)m有り難き幸せ。。
- Take_chan
- ベストアンサー率39% (64/164)
インターネット上の情報というのは、誤った情報や誰も責任を負わない情報が多いという欠点があります。論文や書籍でも誤りは多々あるのですが、少なくとも著者の責任において公表しているため、出典として記すことができます。 皆さんは、今、情報の調べ方や情報の正誤の判断の仕方も勉強しているのですから、少なくともインターネットだけというような横着はせずに、その情報が正しいかどうか判断して、レポートを書くようにしたらいいのではないでしょうか?出典も記されてない、怪しいレポートは減点したくなります。 社会に出たって、そのような情報はお客さんは信じてもらえません。 あと、皆さんはきっと研究室に配属されて、本にも書かれていない最先端の研究をすることになります。ここでは、書籍や論文どおりの実験をしたからって研究にはなりません。問題意識を持って書籍や論文を見て、より進歩させられるようになって下さい。
お礼
なるほど。。take Chan さんの言われていることは、僕も感じます。実際、いろんな人のホームページなんかを見ていると「なんの値と間違えたんだろう?」と思う程理科年表とずれた値が載っているものなんかもあります。インターネットでの情報の信頼性って言うのは誰も保証してくれないんですもんね@
- ahsblue
- ベストアンサー率58% (23/39)
自分の意見としては、インターネットで調べるのは1つの方法であり罪悪感を感じることはないと思います。 大学時代は時間もあり専門書を開いたりもしていましたが、社会人になってからは、とても専門書を開く時間はとれていません。。 重要なのは「調べ方を知っている」ことだと思います。 おもしろいテーマですので、たくさん人の意見を聞いてみたいですね!
お礼
早速のお返事ありがとうございます。なるほど!そうですよね!インターネットで調べるのも一つの手ですよね!ただ、僕の友達を見ても頭のいい奴(成績のいい人)程、図書館で部厚い参考書を広げて調べものしてるんですよね^^;それ見てるとなんだか自分のやってることに自信を無くしてしまって・・・「重要なのは調べ方を知っている事」なるほど!貴重なご意見ありがとうございました。m(_ _)m
お礼
インターネット上の情報はあふれんばかりで、どれが正確な情報かというのを見極めるのはなかなか容易なことじゃないような気がします。 (パソコンを始めて1年くらいの友達が、Macに関する自分のホームページを作ってました。「それを見てインターネットの情報は信用できないことが多い」なんて言ったら友達に怒られるでしょうか(笑)) >「調べたい内容」に限った場合,上記の様な事に注意されている限りは差はないと思います。 心強いご意見ありがとうございます。 >違いがあるのは,参考書などでは「調べたい内容」以外の事も同時に目に付きますが,サイトの場合は目に付きにくいように思います。 なるほど、そうですね。。極端な話、目次を見て自分の調べたい項目をクリックすればそのサイトは自分のみたい内容だけを扱ったウェブとおんなじですもんね@その意味で本はパラパラとページをめくっていく間にふと目にとめたとこを読む、っていう事はパソコンの前にいるよりは多い気がしますネ。 貴重なご意見ありがとうございます。