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日本の安全保障理事会入りについて

今度の社会の期末テストで日本の安全保障理事会入りについてどう思うかという小論文の問題が出るのですが、どう書けばいいのか困っています。安保理入りのメリットとデメリットがよく分からないので教えてください。

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  • pu-kun999
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回答No.1

安全保障理事会入りは二つの考え方があります。 実は来年から日本は安保理入りします。ただしこれはたった2年の間だけです。すなわち2年の<任期>の安保理の<非常任理事国>に選挙で選ばれたからです。 現状では日本が安保理入りするには、この方法、すなわち選挙によって多くの加盟国からの支持を取り付けて、苦労をしてやっと安保理入りが可能なのです。 選挙に勝ち、非常任理事国になれたら、国連で最も強力で強制力のある安全保障理事会に参加できます。メリットはやはり情報が一気に増える事でしょう。安保理で話し合われることは、世界政治、世界の動きに大きく影響することばかりです。そこで何がどう話し合われているかを知る事、意見を言えることは間違いなくメリットです。世界を動かす「会議」に参加できるわけですから・・・ もう一つの参加方法は最近よく言われる、アメリカやロシアと同じ『常任理事国』に日本が新しくなる、という事です。日本は国連の分担金の負担は世界第2位ですし、経済力や国際貢献度、人口、技術力、地域性、民主主義などいろいろな面で常任理事国になる資格がドイツなどと共にあるのではないかと言われています。 常任理事国になれば選挙で苦労することもなく、永久に安保理メンバーで先ほど書いたメリット以外に『拒否権』がプラスされます。 拒否権は安保理での決定を日本の1票で他国が全部賛成でも否決してしまう特別な権利です。 いままで書いたことでの注意事項は2つ。日本は拒否権なしの常任理事国入りの可能性もあります。あと一つは非常任理事国の選挙ですが、日本はその国力から世界1多く選ばれてきました。ある意味割合、楽に非常任理事国には何度もなれてきたということです。 最後にデメリットですが、あまりないですが、国内で反対意見が結構ある事でしょうか。 非常任理事国は良くても、『常任理事国』ともなれば軍事的な活動にも関与せざるを得ないと考える人が多いからです。今の常任理事国はアメリカ、イギリスなどいわゆる軍事大国ばかりですし、核兵器保有国です。それらの国と全く同じ活動は出来ないという心配です。 あとは世界にはたくさん国がありますが、ライバル国の反対です。例えばドイツの安保理入りには、近所で人口など多い比較的大国であるイタリアが大反対しています。日本に対しても反対の国はありますからそれらの国との話し合いをしなければならない・・事もある意味デメリットかもしれません。話し合いはこじれることも多いですし・・ 日本は世界の大国であるからそれに見合った活躍を安保理でしたい!けど軍事行動などアメリカなどと同じようには出来ないからどうしよ~って感じではないでしょうか・・・ あくまで個人の解釈ですので参考程度にお願いいたします。

noname#9613
質問者

お礼

分かりやすいご説明ありがとうございます!すごい参考になりました。

その他の回答 (1)

  • M0FUM0FU
  • ベストアンサー率13% (32/235)
回答No.2

では私見をば メリット 国際的な名誉 発言力の増大 国際関係に対する責任の増大 非白人で民主的な国家が入ることによるバランスの良化 デメリット いざとなれば先陣を切る覚悟で紛争を見なければならない 国際関係に対する責任の増大 こんなところでしょうか。ただし、ろくに影響力を発揮していない安保理に入ってなんの意味があるんだとメリットそのものを否定する考えもあります。

noname#9613
質問者

お礼

とても分かりやすいご説明ありがとうございます!