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眠っている録音
この質問板で間違っているかもしれません。 演奏は録音されますよね。すべてでないにしても、相当量がまだ陽の目を見ていないとききます。死んだ指揮者の演奏なんて毎月のように発掘されているし、某ロックバンドの秘蔵録音・映像なんてよくあります。 なぜマスターテープは眠ったままなのですか? 社会的な情勢や商業上の事情など、なにかご存知なことがございましたらお教えください。
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例えば14曲入りのアルバムを製作する場合、18~20曲くらいを用意して(録音して)その中から選別しますが、残った4~6曲が通称「お蔵入り」になります。 発売まで漕ぎつけた曲も、数回(数十回)テイクを重ねた場合は発表されるテイク以外のボツ・テイクが全て「お蔵入り」になります。以前はオープンリールのマスター・テープで保管されていましたが、デジタル媒体になってからはHDで残すようです。当然保管場所が必要になってきますので売れないアーティストの場合は破棄されるケースもあるようです。 (後日突然売れ出して慌てるんですが・・・) 選別の方法としては、CDの収録可能時間の中で、曲の出来栄え、販売戦略上でのイメージとの整合性などでふるいにかけることになります。また、著作権料やプロモーション費用、などの問題で落とされる曲もあります。 もっと極端な話では、アーティストの所属する事務所が倒産して、製作会社には録音されたマスターだけが残った(または債権として引き揚げた)というケースもあるでしょう。
お礼
参考になりました。ロックについてはわかりました