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千と千尋を何回も見た理由
初日にハウルを見てきました。見終わった時に、それこそ魔法にかかったみたいにもう2,3回見たいと正直思いました。これは、もののけ姫依頼の気分でした。 で、ここから質問なのですが、僕は千と千尋は何回も見たいとは正直思わなかったのですが、蓋を開けてみるとリピーターが過去最高の映画になっていました(はず)。何かの金賞も取っているし。そこで聞いてみたいのが、千と千尋のどういう所に惹かれて何回も見る人が出たと思われるか(趣向の違いと言うほかに)教えて欲しいのです。(もちろん、良くできた作品だとは思っています)。
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昨日ハウルを見てきました。 良かったけど,私はこれは1回でいいかな。 千と千尋は映画館で4回見ました。 理由は,もう本当に千尋に感情移入してしまったんです。 ちょうどそのころ人事異動で厳しい仕事をすることになり,自分にはこなせないんじゃないか,と不安な日々でした。 ただ,上司や同僚にはすごく恵まれていて,釜じいやら、 リンさんやらハクやら,と一緒に働いているかんじでしでした。 その上司や同僚にダメなやつだと思われたくなくて,私は必死に仕事をしたんです。 人生であんなに頑張ったのって,初めてでした。 そんな自分に千尋が重なってみえて,生涯の宝物と言えるほど大切な作品になりました。 今はまた異動にしてラクな仕事をしていますが,あの時少し成長した自分と千尋が大好きです。 10歳の千尋と25歳の自分を重ねてしまうのは,私が精神的に幼かった証拠なんですけどね。
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- daguniko
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ハウルの動く城も、千と千尋も面白かったですね… ハウルは物語が2回ぐらい見れば完璧に分かる物語だからじゃないですか? 千と千尋は…千尋が最初の時からどんどん変わっていく様子が不思議?(表現不可能)で、本当に不思議な世界なので、もう一度見てあの感動を味わいたい! みたいな感じではないでしょうか? ハウルにも感動したんですけど、何回も見る という映画ではなかったと思います。
お礼
先のお礼にも書きましたが、ハウルは「メッセージソング」で、千尋は「応援歌」だと思います。 メッセージソングは(どちらかというと)頭で考えて理解するもので、応援歌はそれこそ心揺さぶられ、元気付けられるものですよね。 今の僕は、「体験」を心が感じる力が弱まり、頭だけで考えてしまう、一種の冷めてしまったような感じなんだと思います。もう少し、「感じ」を楽しめたらいいなと思いました。 「完璧に分かる」というのは、頭で理解させる物語だったというふうに、今の僕は考えています(やっぱりかたいなぁ)。
- chicro
- ベストアンサー率20% (1/5)
私もハウルはすごく好きです。 千と千尋は9回映画館で観ました。 なぜそんなに通ったのか、私自身も、周りの人もびっくりしていましたが、小さい時に夢で見た感覚ととっても似ていたからだと思います。 想像できないような場所や状況に自分が立たされたり、不思議な生き物が出てきたりして、夢からさめると、しばらく夢の続きなんかを想像してみたりしていました。 そんな不思議な感覚に捕らわれた感じがして、みんな不思議と2度3度と観てしまうのではないでしょうか? 私はそんな感じがします。
お礼
お礼が遅くなり申し訳ありませんでした。 小さいころは、僕も夢と現の境がなくなってしまうような体験を持ったことがあります。 でも、僕はその時の感覚を忘れてしまったみたいですね。記憶としては残っているけども、「体験」としては忘れてしまっているという感じです。 そういう瑞々しい感じを失くさずにいるchicroさんがうらやましいですね。
- inui666
- ベストアンサー率66% (2/3)
私の場合、6回映画館へ見に行き(汗)、その後DVDで5回位見ていると思います。 私が繰り返し見た理由は、世界が好きだからです。 かといって、ナウシカのように重すぎもせず、 日頃の重たい事を忘れて、リセットできました。 実際に、そこに行けるわけじゃないけど、 たまに行きたい世界、そんな感じです。
お礼
ありがとうございます。 6回はすごいですね。この映画を見ること自体が湯場で癒されるような効果があったんですね。安心してみられる作品だし、頭で考えるのではなく雰囲気そのものが身体に入り込んでくるという感じなのでしょうね。ボーっとして見ることができるし、それだけで見た後に爽快感がある映像というのは、すごいですね。
- kurukuru
- ベストアンサー率39% (148/372)
私は「千と千尋」は面白いと思えたし、見終わった後「もう一度見たい」と思いました。 あまりメッセージ性の強い映画は、見終わった後疲れるんですよね。「もののけ姫」も良かったけど、最後の最後の方の描写が淡々としていてもうちょっと余韻が欲しかった気がしました。慌てて終わったかんじで。<見終わった後疲れた映画の一つ。 そういう意味で、この映画はすごく爽やかな気分で見終えられたのも良かったです。 和製「不思議の国のアリス」というかんじでした。「不思議の国のアリス」自体は、どうでもいい不思議さで子どもの頃も面白いと思ったことないんですけど、「千と千尋」は筋道がちゃんとしていたので素直に受け入れられました。 それと私は子どもの頃から、意味がない内容のアニメ(「うる星やつら」「トトロ」等<主観ですが)が全然楽しめなかったんですけど、今社会情勢が暗くて、新聞やニュースを見る度うんざりしてしまうようになってから、そういった作品のもつ「気軽さ」のようなものに救いを求めるというとオーバーだけど、とにかく好きになりました。 よく作者や作品の意図を汲み取ろうとする人が多いけど、私はそういうのは学校の国語のテストで十分(笑) 純粋に楽しい世界観に浸れたのでまた見たいと思いました。 今度テレビでやりますよね。絶対今度こそビデオにとろうと思ってます。
お礼
ありがとうございます。 余韻に浸るために何回も見るのもあるんですね。それが多いかも知れませんね。 僕が「もののけ」にひかれ「千と千尋」にひかれなかったのは、自分の好みが「悩むこと」だからだと思いました。ナウシカは人に思想を押しつけているように感じ、千と千尋はあまりにも健全過ぎる感じが僕にはあります。その中で、「答えの見つからないまま悩みながら<生きろ>」というスタンスが僕にはちょうど良かったのでしょう。
過去にこんな質問をしました。 URLを見てくださいね。 象徴性が高くて、話しが見えにくいということは、確かにあります。見れば見るほど、前に見たときとは違った解釈や発見があるので・・。 でも、ストーリー自体は、単純だとも言えますね。少女の自立。 あとは、不思議な世界の雰囲気を楽しみたいということです。画像の不思議さです。お湯屋に、行ってみたいという気がします。キャラクターも可愛かったです。 物語そのものよりも、監督の力量に負うところが大きいです。
お礼
ありがとうございます。紹介していただいたURLおもしろかったです。 悪人も善人も混ざってそこにいる、というお湯屋は、すごくおもしろい世界ですね。社会の縮図ですね。僕は、「これからスタートしなきゃ」というような感じ、あるいは「自分は見えない部分で人に支えられていて、それに気づてしまった以上、前に進まないといけない」という思いかなと感じました。 象徴性を宮崎監督がどこまで意図していたのかは分かりませんが、確かにいろいろ考えさせるシーンが、重たくない雰囲気でちりばめられていたのは好感が持てますね。
- nagiha
- ベストアンサー率18% (300/1631)
タダ単に1回だけでは意味がわからないだけでは・・・ 以前に知り合いが2回見ると言っていたので理由を聞いたら1回では意味がわからないといわれました・・・ 正直私はもののけ姫のどこが面白いの?って感じですけど・・・まだ、千と千尋の神隠しの方が面白いです。
お礼
ありがとうございます。 意味が分からないけども、分かりたいと思って足とお金を運んでしまう価値があるように感じるんでしょうね。 それだけの価値があると感じられていなかったら、交通費+1800¥は高すぎる?のでは?
- lydia128
- ベストアンサー率0% (0/4)
おはようございます。 千と千尋は去年友人からたまたま借りて見ました。もののけ姫は小学生だった私には難しく、千と千尋が公開されてからもまったく興味がわかなったので。4回ほど見たと思います。 理由は 1、千尋に共感できるところがある。 2、音楽がきれい。 3、古き良き(?)日本が出ている。 1は、私も父の仕事の都合で5,6回引越しをしていること、3は昨年から父の仕事の都合で海外にいて、ホームシック気味だったところで見たので、どこかほっとした、というような感じです。あとは謎解きをする為に見ていた感じもします。
お礼
ありがとうございます。 やはり引っ越しを経験している人にとっては、日常が急激に変わる瞬間というのは、独特な感じがあるようですね。そういえば、異世界の住人のトトロに出会うのも、お母さんの療養に合わせて引っ越した後でしたね。 海外に住んでいる人にとっては、千と千尋の中に日本が見えるんですね。しかも、日本に住んでいた時の空気を感じさせることができるほど、記憶に働きかける作品なのですね。
- LINERS
- ベストアンサー率21% (211/974)
なんていうか・ あの街並みや雰囲気が楽しいです。 (にぎやか)
お礼
ありがとうございます。 町並みや雰囲気を楽しめるというのはいいですね。少し感じたのは、何となく怪しい雰囲気とにぎやかさのある温泉街の夜、という感じですよね。何となく子供が触れてはいけないような感じのする、大人の世界を微妙に匂わせる怪しい雰囲気、という感じでしょうか? 僕は何となく(志賀直哉で有名な)城崎の雰囲気を感じました。
- sophia35
- ベストアンサー率54% (637/1163)
おはようございます。 他の方の回答を見て思ったのですが、なかなか奥が深いのですねぇ・・・ 実は私も3回ほど見たのですが、その理由は「よく分からないから」でした。 確かに映像美など魅了される部分もあるのですが、何よりも意味が理解できない事が多すぎる、難解すぎると言う感じでして、「カオナシの存在理由」とか「銭婆と湯婆婆の関係」とか「ハクと千尋の関係描写が薄すぎるからよく分からない」とか・・・全てが詰め込みすぎで、更に解釈も難解で多岐に渡るので、「理解」しようとする為に何回も見てしまう・・・と言う感じでした。(私の周りの友人達も、似たような意見で見なおした人が多かったです。) 惹かれているかどうかは分かりませんが、「何回も見た」と言う事のみを鑑みての私見です。 こう言う考えで見なおした人間もいたと言う事で・・・ご参考になれば幸いです。
お礼
ありがとうございます。 「わからないから見ない」ではなく、「分からないけども、もう少し分かりたいから見る」となるところは、宮崎アニメのすごいところですね。「何かがある」と感じてしまうんですよね。
- yudetamago
- ベストアンサー率17% (28/161)
ハウル面白そうですね!私も早くみたいです。 「千と~」は4回ほど見ました。子供が小さいので映画館ではなくすべてDVDですが。 基本的に宮崎作品は何度も見ることが多いです。 理由は、 1.面白いから。 2.2度目以降にはまた新たな発見(映像・物語性に)があるから 3.特殊効果等映像の深さ、作る工程などを想像させ 考えさせられるから。 というところでしょうか。私の場合は。 2度目以降は余裕が出てきて、色々な発見があります。 ただ、5度目以降はさすがに台詞まで覚えてきてるので あまり直ぐに見たいとは思えませんが・・・
お礼
ありがとうございます。 2,3は少しマニアックな匂いがしますが、何回見ても新しい発見があるのは素敵なことですね。 もしかしたら、分かったつもりになってしまっていたために、それこそこちらから心を閉ざしてしまった面があるのかもしれません。
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お礼
返事が大変遅くなってしまいました、ごめんなさい。 ハウルはテーマ性が強く、千尋はキャラクターの心情を細やかに追っている作品という違いがあるんでしょうね。千尋は「応援歌」で、ハウルは「メッセージソング」という感じなんでしょう。 千尋の立たされた境遇、それを乗り越えようとする姿は、年代を超えて誰にでも共通したものだと思いますよ。だから、精神年齢の問題ではないと僕は思いますよ。