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千と千尋の神かくし
もののけ姫同様に、海外の各賞を受賞したが、どういうわけかもののけ姫は海外の大衆の評価がいまいち悪いのに、なぜか千と千尋の神かくしはずいぶん大衆に大好評だったのはどういうことでしょう?千と千尋もずいぶん日本的なアニメに思うので、この差はどこからくるのかいまいち分かりません。 アメリカなどの大衆はこれをどう評価したのでしょう?
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「もののけ姫」は難しくて重たい。 「千と千尋の神隠し」は明るくて軽快。 やはり、一番の差はここではないかと思います。 「もののけ姫」は人と自然との共存などの環境問題や、差別階級の人々が描かれていたりと、様々な問題が描かれています。物語に登場する人々や派閥の思惑も絡み合っていますし、具体的に描かれていない事も透けて見えてきます。暴力的、グロテスクな描写もありましたね。 こちらは『頭で考える』物語だったと思います。 「千と千尋の神隠し」は基本形は少女の冒険物語と分かりやすいストーリーですし、背景に難しい問題があるとしても「もののけ姫」ほど明からさまではないのであまり気になりません。 日本的な要素はふんだんでしたが、それも『肌で感じる』という雰囲気だったように思います。 やはり難しいものと分かりやすいものでは、多くの人に受け入れられるのは後者でしょう。 また、アニメという形式はやはり子供向け、ファミリー向けといったイメージが強いと思いますので、特にそういった傾向があるのではないでしょうか。
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- ultraCS
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回答No.1
アメリカの映画界(市民も)は暴力に対しては不寛容です。実際には、日本より遙かに身近に暴力があるにもかかわらず(だからこそかも)、拒絶反応を示します。 やはり、グロテスクなシーンが足を引っ張ったのではないでしょうか。