- ベストアンサー
膨張剤の毒性
膨張剤なるものがあります。 その用途はわかるのですが、これに含まれる物質にどのようなものがあり、どの程度の毒性があるかわかりません。 どなたか詳しく説明していただけないでしょうか?
- みんなの回答 (1)
- 専門家の回答
質問者が選んだベストアンサー
膨張剤には、物理的膨張剤(卵白・卵黄など)・化学的膨張剤(ベーキングパウダーなど)・醗酵膨張剤(酵母など)がありますが、ご質問は化学的膨張剤についてであると理解して、回答します。 よく用いられるベーキングパウダーは炭酸水素ナトリウム(通称;重曹)に酸性剤を含んだもので、二酸化炭素ガスが発生して生地などが膨張させるものです。酸性剤には酒石水素カリウム・酒石酸・リン酸ナトリウム・第一リン酸カルシウム・焼ミョウバン・フマル酸・グルコノデルタラクトンなどが用いられています。もちろん、これらの酸性剤と重曹とが接していると、水分が関与すると中和してしまいますので、両者の間を遮断するためにデンプン(スターチ)が加えられているものです。 イスパタというアンモニア系合成膨張剤もあります。 これは塩化アンモニウムと重曹、そして、遮断剤であるスターチが基本となっています。 これらの成分は、すべて食品添加物としての安全性が確保されているものですから、通常の量の使用(非常識な量を用いると食用にできないような食品ができます‥)であれば、何ら問題はないといえます。 ですから、ホットケーキなどについても安心して食べることができます。 kawakawaでした
お礼
ありがとうございます。 今後は入っていてもそれほど気にしないで食べたいと思います。