言い方はきつくなりますが
まったくのでたらめ、事実無根です
極端な例をあげますと
畳一枚が燃えただけでもきちんとした契約内容で
きちんとした手続きをふめば
燃えた畳一枚の交換費用が出ます
(たばこで焦がしたなどは対象外、火災の定義は炎が上がってもえたことによる)
「よく火災保険に入っていてもぜんぶでないから」等というひとがいますがこれも誤りです
おそらくきちんとした形で火災保険をかけておらず、きちんとした補償がえられなかったひとがもらした言葉からによるものが多いでしょう。
では、きちんとしたかたちとはなんなのかというと
実際の価値の金額で保険契約をしていないことによるのです
例えば、1000万円で立てた家に保険金額1000万円で保険をかけたとします
ぼやを起こしてしまい、100万円修理費がかかったとするとこの場合は100万円保険金が支払われます
しかし、1000万円で立てた家に保険金額500万円でしか保険をかけなかったとします
同様に、ぼやをおこしてしまい100万円修理費がかかったとしたら、保険金は50万円しか支払われません。(厳密にはもう少し細かい計算になりますのが、わかりやすいように記させていただきます。)
考え方はこうです。1000万円価値あるものに
「半分の500万円しか保険をかけていないのだから
実際に起きた損害(100万円)に対しても半分の50万円しかはらえませんよ」といったかんじです
ましてや最初のようなケースできちんと1000万円で契約をしていた場合には、実際の損害額100万円のほかに、臨時費用などが付け加えられ支払われますので。
修理費用は100万円でも、保険金は100万円以上の金額が支払われます
また契約の形態によって新価で補償するタイプと時価で補償するタイプとあり、時価で補償するタイプだと減価償却され実損害が補償されないケースなどもあります
お礼
分かり易い丁寧な回答アリガトウございます。 近所の人からそういう話を聞いてきて 『ケガ人が居ないなら消防車が早く着き過ぎたら損』という話にまでなってたそうです。 誤解って怖いですね~ 保険は実際の価値の範囲で契約をしておかないとダメだという事がよく分かりました。 母にもこの回答を見せて勉強させます。