アナタのまわりの<困った人>をお教えください。
どんなふうに<困った人>なのか教えてください。できれば、どのように対処したかもお教えください。
誰もが何らかの困ったちゃんであることが多く、私自身、広く周囲の人たちの話を聞いたり本を読むなど自分自身の<困ったちゃん度>の修正に努めております。
「自分のことは、自分が一番知っている」
という人がよくあるが、わたしはあまり信じない。自分よりもむしろ、傍らの人のほうが、わたしたちの姿を適確に見ていることが多いからだ。つまりわたしたちの何げなく言う言葉や、示す表情の中に、わたしたち自身が自覚していない酷薄さ、非情さ、卑劣さ、傲慢を、そしてまた優しさなどを、第三者のほうが、はるかによく見て取ることが多い。 by 三浦綾子 『夢幾夜』
【他者非難のパターン】:
ワタシの存在を無視するようなことをしないで。 〔自身が他人を無視するようなことを平気でしている〕
アナタはマトモじゃないわ。狂ってる。常識というものを知らない。 〔自身が狂っていて常識というものを知らない〕
アナタは卑怯で陰険なひとよ。 〔自身が卑怯で陰険なことをしている〕
なんでワタシの言うことが信用できないの。 〔自身が他人を信用していない〕
アナタはワタシを支配しようとしている。 〔自身が他人を支配しようとしている〕
アナタは欠点だらけよ。 〔自身が欠点だらけ〕
アナタのようなひとは、誰からも相手にされないわよ。 〔自身が誰からも相手にされない〕
アナタは態度が大きい。生意気よ。 〔自身が生意気で、大きい態度をとっている〕
アナタは上から目線で見ているわ。 〔自身が上から目線で見ている〕
アナタは自分の考えを押しつけているのよ。〔自身が自分の考えを押しつけている〕
アナタは差別しているわ。 〔自身が差別的な態度をとっている〕
etc.etc. 非難するひと自身が困った人であるケースがあります。
★<困った人>に辟易しておられる人たちのための参考文献:
・ロバート・M・ブラムソン 『「困った人たち」とのつきあい方』 河出文庫 原題:Coping with Difficult People
・小此木啓吾 『あなたの身近な「困った人たち」の精神分析―パーソナリティそのミクロな狂い』
新潮OH!文庫
・ロナルド・シャパイロ & マーク・ジャコンウスキー 『「困った人」とのトラブルに負けない対処術』 アスペクト 原題:Bullies, Tyrants and Impossible People
・ジョン・タウンゼント 『避けられない、無視できない(身近な困った人たちへの対処法)』 きこ書房 原題:The Power of Persuasion
・山田裕司・阿部はるき 『困ったちゃんとのつきあい方』 河出書房新社
・金子雅臣・竜井葉二共著 『働く女性のお助け本 職場のトラブル対処術』 緑風出版
・関根眞一 『となりのクレーマー』 中公新書ラクレ
他に参考書がございましたら、お教えください。
以上、宜しくお願い申しあげます。
お礼
<こんなアドバイスでも見て頂けてありがとうございます。頑張ってくださいね!!! いえいえ、こちらがありがとうございます。