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パースの疑問
下の質問のうち一つでもお分かりになればお答えいただけませんか。 1.写真や絵を見て一点透視、二点透視、三点透視を見分けるにはどこに注目すればよいのでしょうか?それぞれの技法について簡単にでしたら理解していますが、アングルによって一点透視が二点透視に見えたりすることがあります。よ~く観察すれば気づきますが、すぐに気づく人はどこをポイントにしているのでしょうか? 2.例えば一点透視の場合ですが、視線と同一方向の線は消失点に向かっていきますよね。しかし物体の中には斜めに置かれた物もあります。これは二点透視になります。一点透視の画の中に二点透視を混ぜるにはどう作画すればよいのでしょうか?同一の水平線上であれば消失点はどこでもかまわないのですか? 3.上の質問とダブっている点もありますが、写真の中に消失点がいくつも出てきて収拾がつかなくなることがあります。実際の建物などは同じ向きで並んでいるわけではないので当然ですよね。絵にする際、全ての消失点を拾ったほうがよいのでしょうか?精密にこだわっているわけではないので、もう少し簡略的に仕上げる方法はないものでしょうか? 以上です。よろしくお願いします。
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>それとも水平線上に新しくVPを設定しても良いのでしょうか? okです。 >同じ画面の中に複数のVPが存在して良いのでしょうか? 1PPと2PP間での混合はokです。 >一つの画面中に二つの物体を描き、それぞれに個別のVPを設定して良いのでしょうか? 1PPと2PP間での混合はokなのですが、1PPと2PPに3PPのVPを混ぜることは出来ません。 1PPと2PPは目線が地面に平行ですが3PPは角度を持っているからです。 現実世界,私達の視界ではほとんどの場合が3PPといっても過言ではありません。 え~と、英語なのですが、すばらしい本を紹介しておきます。"Basic Perspective Drawing" by John Montague.
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- jyuu
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こんにちは。こういうのって言葉で表すとコムズカしくなりますね。 1.箱状(立方体、直方体状)の物体(例えば部屋、ビルディング、棚など)が画面の中にないと判別は難しいです。それがある場合、その箱のパースを見て一瞬(実際は10秒程かかるかな?笑)で判断できます。 1PP(One Point Perspective、一点透視法の略)ですが、"地面に垂直に直立する辺"が画面上で水平線に垂直になり、"地面と視点に平行な辺"が画面上で水平線に平行になります。つまり、画面上で斜めになる線が、地面に平行で視点にたいして自由な角度を持つ辺のみになります。 2ppの場合、1ppでいう"地面と視点に平行な辺"が自由な角度を持つようになります。つまり、画面上で規則的(垂直/平行)なラインが"地面に垂直に直立する辺"の水平線に垂直な線のみになります。その他すべてのラインは斜めになります。 3ppの場合、画面上で規則的(垂直/平行)なラインが理論上無くなり、すべての辺が斜めになります。 2.普通に2ppでやるように2つのVP(消失点)を取って作画します。要は1ppに2ppをそのままオーバーラップさせればいいのです。 3.精密にこだわってないのでしたら、適当にされてはどうでしょうか?目が肥えていると不自然に見える可能性は少なくなります。逆に、不自然に見えてしまうようでしたら、測るようにしたらどうでしょうか。街並を描くときはVPを共有させると、時間を大幅に削減できますが、リアリスティックを追求するのなら、時間をかけて一つ一つ測るのもいいいですね。要はどんなイメージにしたいかで決まると思います。
お礼
全ての質問にお答えくださってありがとうございます!パース本をいくつか読んでも、一点透視の画面には一点透視画しか含まれず、二点透視、三点透視もまたそれに然り。的を射た本に恵まれず困り果てた状況でした。確かに言葉で表すと複雑ですね。 しかしとても分かり易くご説明していただき感謝しています。 もしよろしければもう少々お尋ねしてもよろしいでしょうか?恐縮ではありますが他に聞く当てがないのです。 質問2に踏み入った内容ですが、オーバーラップさせて作画する際1PPのVPは2PPのVPのどちらかになるのですか?それとも水平線上に新しくVPを設定しても良いのでしょうか?もしかすると私はパースを誤解して捉えているかもしれません。同じ画面の中に複数のVPが存在して良いのでしょうか?例えば2PPを作画する場合、一つの画面中に二つの物体を描き、それぞれに個別のVPを設定して良いのでしょうか? なんだかまとまりのない文章ですね。申し訳ありません。ご理解いただけた部分だけでも結構ですので、お暇なときに書き込んでいただけると幸いです。
- y_taco
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3D・C・Gクリエーターです。 昔は自分でもイラスト描いたりしてました。 画面の中のオブジェクト単位で消失点が多数存在していると受け取っていいんでしょうかね? 消失点から放射状に伸びて来る仮想線にそった デッサンを取ろうなんて建築パースの昔の技法だと思います。 絵の中が放射線だらけで下書きで命がけになってしまいますよ。 消失点を探るのは構図全体だけでオブジェクトト単位は見たまま描けばいいんじゃないでしょうか。 私は卑怯にもCGで描いているので参考にならないかも知れませんが、 オブジェクトの持つ「垂線」は気を使います。 やはり物が立体として存在を意味する重要な線なので そのオブジェクトが構図に影響を与えていると考えます。 スクールでならったデッサンでは物の長さや距離を 筆のおしりで計って全体を仕上げると言った感じでした。 素敵な絵が完成することをお祈り申し上げます。
お礼
CGですか…スゴイですね。私が手描きだからでしょうか、「オブジェクト」初めて聞きました。画面中に存在するそれぞれの物体…といったカンジの意味なのでしょうか?全然違っていたらごめんなさい。私もいつかCGで描いてみたいです(それはそれで新たな苦労に見舞われそうですが)。貴重なご意見ありがとうございました。
お礼
再度、お答えくださりありがとうございます。 ずっと気になっていた問題だけに感謝の気持ちでいっぱいです。 とても勉強になりました。 ご紹介くださった資料も拝見させていただこうと思います。 本当にありがとうございました。