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博士の愛した数式の・・・
すみません 注意して読み返してみたのですが、どうもわからないところがありまして、 ルートの誕生日の夜に、「どうしても無視できない不安」(p245)とは何のことを言っているのでしょうか? 理解力がないようで、どなたかお分かりの方教えてくださいm(_ _)m
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こんにちは 物語りの終わりの方ですね。ろうそくを買いに行ったルートを向かえに行って、二人が戻ってみると、博士は、ケーキを落としたか何かで崩してしまうのですよね。私はこの辺りが伏線かな、と思っているのですが、 その後、翌々日には、博士は医療施設に入院してしまいます。未亡人は 「…… 義弟が唯一のお友達と一緒に過ごせるのは、もうあの夜で最後になるだろうと。あなたご自身もお気づきになっていらしたでしょう?…… 八十分のテープは壊れてしまいました。……」と言っています。そう言われて、「私」はあまり驚きもせず(わかっていたように)「施設へお世話にうかがってもいいんです」って言ってます。 なので、「どうしても無視できない不安」は、私の推測ですが 『今までのように博士の所に通える日は、もうそう長くはないだろう、博士は自分たちの手に負えないところまで病が進行している。いずれ、医療施設に入るなどして、自分たちの役目は終わりになるだろう……」ということではないでしょうか。 第一回本屋大賞受賞の作品でしたよね。 本屋の店員さんが、このような数学がらみの本を 第一位に選ぶとは…… と意外に思ったものでした。(^^)
お礼
うぅんん・・なるほどぉ。 きっと、そういうことなんですね。 説明足らずの質問にもかかわらず、大変丁寧に回答をありがとうございました。 すっきりしました(*^_^*)